昨日の千秋楽の余韻でぼんやりしながら仕事をし、ヨタヨタしながらも、新公を観に行ってきました(爆)。
・・・いやぁ、あまりに頭の中が侯爵さまで一杯で、「ベルばら」の舞台を侯爵さまの幻がてくてく歩いて横切ったらどうしようかと思うくらいでした(だって侯爵さまは1678年生まれ。フランス革命1789年には111歳になっておいでです/笑)。
ともあれ、月組さんの新公。
お芝居として、ものすごく完成された「ベルばら」でした。
新公なのに、レベルが高い。もちろん、本公演のクオリティを思えば、「ベルばら」の様式芝居とか、華やかさ、スケール感等では違いますけど、でも、リアリティのある一本のお芝居として観ると、とても内容の濃い、面白い作品だったと思います。
月組の下級生って、芝居の職人系が多い気がする・・・。
オスカルの煌月君。
まさお君のオスカルをすごく参考にしたんだろうなぁと思える、一生懸命で愛されキャラ的なオスカルでした。ちょっと可愛らしすぎて、女の子らしく見えちゃいますけど、でも懸命に生きるひたむきさと、心の伝わる丁寧なお芝居で、とっても良かった。
アンドレの鳳月君。
包容力があり、オスカルを想う大きさが、とても素敵なアンドレ。鳳月君も、上手いなぁぁ。歌声のあたたかさも、魅力。
煌月君と鳳月君は仲良し同期ということもあり、一緒に育ったという親密感や通じ合うものは、とてもリアルに伝わるものもありました。
今回は、半ば二人主演のような形なのかな。最後のカーテンコールも、長の華蘭ちゃんに、鳳月君、煌月君、二人ともご挨拶がありました。
アランはたまきち君。安定感がありますけど、荒っぽく濃いキャラなイメージのアランとは、ちょっとまた風情が違うのかな。でも、衛兵隊をまとめる力強さやリーダーっぽさは、ちゃんと見えますね。
ベルナールの輝月君が、また上手かった!そう、私がこの演出で観たかったのは、こういうベルナールだ!快活で、市民を巻き込む情熱があり、先頭を切って革命を引っ張る大きさと、それでいて奥さんのロザリーをちゃんと包み込む包容力と、頼り甲斐のある明るさと聡明さをきちんと備えたベルナール。
ひとつひとつのお芝居が丁寧で、バスティーユのシーンでも、何をしてるかすごく目立つし気になる。
あ、本公演と違う演出だったのが、ベルナールとロザリー絡み。アンドレが撃たれるシーン、オスカルを止めるのはベルナールで、そばにロザリーもいました。本公演はジェローデルだったはず。
オスカルが撃たれたとき、悲鳴をあげて駆け寄ろうとするロザリーを、しっかり抱きとめて押さえてたのがベルナールで、そのお芝居もやたら上手くて、輝月君目立つなぁ。
ロザリーの美月ちゃん、可愛かったけど、演出で出番が少なかったのもあり、これ!というインパクトがなかったのが残念ですね。
ジェローデルの天翔君。端整で、落ち着いた貴族らしい風情もあって、上手かったです。
フェルゼンの星那君。様式芝居ですごく大芝居を頑張ってましたが、月組のリアル芝居の中では、やや違って見えちゃいました。
う~む、「ベルばら」である以上、様式芝居は継承して欲しいけど、つくづく月組はリアル系なんだな~と、星那君の頑張りを観て思いましたね。
ブイエ将軍の華蘭ちゃんも、さすがの安定感。お声が高いので、ブイエ将軍のような役をやるには、すごく大変でしょうけど、芝居力の高さで貫禄で見せてくれました。
ばあやのゆずはちゃんも、ぐっと来る良いお芝居。
そのほか、衛兵隊や市民で台詞をしゃべってる子たちも、それぞれ丁寧で、わかりやすく、すごく芝居力のある新公だったなぁと思います。
演出は、私は初めて観る、樫畑先生。
すっきりとわかりやすく構成してあって、お芝居として集中が切れることのない、観やすい演出だったかなと。だからこそなおさら、大芝居系よりもリアル芝居系に偏ったかな、とも思えますけど。
本公演は、お正月にムラで一度観たっきりなので、それからどう深化しているかを知らないのですけど、新公の充実ぶりを観て、また本公演を観るのも楽しみになりました。
一応、まさお君オスカル2回と、みりお君オスカルを1回観る予定。
それに、雪組さんももうすぐ集合になりますしね。雪組の配役はどうなるのかな~?と思いつつ、今日は観てました(苦笑)。
ともみんは、どの役かな?発表まで、ドキドキです・・・。
雪組さんといえば、ラインナップ発表!
バウ主演、ショウ君おめでとう♪時期が時期だけに、ムラまで観に行くのは厳しそうですけど(汗)、ゲーテかぁ~原田先生、ニジンスキーとか、キャパとか、何となくどっしりとした芸術系なものが好きなのかな。
そして全ツ、もしかして?と思った「若き日」!
中日で1回しか観られなかったので、また観られるのは嬉しいけど、盆とかセットとかの演出はどう変えるのかな?大野先生。
・・・でも、まっつさんやともみんも加わっての全ツとなると、超豪華メンバーになりません?配役がどうなるか、こっちもまたドキドキ。
でもともみんは、与之助君のキャラじゃないよねぇぇ・・・(苦笑)。
全ツ日程を見ながら、どこで観ようか~と早くも考え始めてたりする(爆)。
月組大劇場は、「アルセーヌ・ルパン」ときた!しかも、正塚先生ですか!?う~ん、想像がつかない(汗)。
宙組バウも、ちーちゃんとカイちゃんでダブル主演!おめでとう~♪
こっちは生田先生で西部劇とな?生田先生、そろそろ物語の収拾の仕方を覚えていただきたいですが(爆)。
先へ先へと予定が出てくるので、整理するのが大変です(苦笑)。
・・・いやぁ、あまりに頭の中が侯爵さまで一杯で、「ベルばら」の舞台を侯爵さまの幻がてくてく歩いて横切ったらどうしようかと思うくらいでした(だって侯爵さまは1678年生まれ。フランス革命1789年には111歳になっておいでです/笑)。
ともあれ、月組さんの新公。
お芝居として、ものすごく完成された「ベルばら」でした。
新公なのに、レベルが高い。もちろん、本公演のクオリティを思えば、「ベルばら」の様式芝居とか、華やかさ、スケール感等では違いますけど、でも、リアリティのある一本のお芝居として観ると、とても内容の濃い、面白い作品だったと思います。
月組の下級生って、芝居の職人系が多い気がする・・・。
オスカルの煌月君。
まさお君のオスカルをすごく参考にしたんだろうなぁと思える、一生懸命で愛されキャラ的なオスカルでした。ちょっと可愛らしすぎて、女の子らしく見えちゃいますけど、でも懸命に生きるひたむきさと、心の伝わる丁寧なお芝居で、とっても良かった。
アンドレの鳳月君。
包容力があり、オスカルを想う大きさが、とても素敵なアンドレ。鳳月君も、上手いなぁぁ。歌声のあたたかさも、魅力。
煌月君と鳳月君は仲良し同期ということもあり、一緒に育ったという親密感や通じ合うものは、とてもリアルに伝わるものもありました。
今回は、半ば二人主演のような形なのかな。最後のカーテンコールも、長の華蘭ちゃんに、鳳月君、煌月君、二人ともご挨拶がありました。
アランはたまきち君。安定感がありますけど、荒っぽく濃いキャラなイメージのアランとは、ちょっとまた風情が違うのかな。でも、衛兵隊をまとめる力強さやリーダーっぽさは、ちゃんと見えますね。
ベルナールの輝月君が、また上手かった!そう、私がこの演出で観たかったのは、こういうベルナールだ!快活で、市民を巻き込む情熱があり、先頭を切って革命を引っ張る大きさと、それでいて奥さんのロザリーをちゃんと包み込む包容力と、頼り甲斐のある明るさと聡明さをきちんと備えたベルナール。
ひとつひとつのお芝居が丁寧で、バスティーユのシーンでも、何をしてるかすごく目立つし気になる。
あ、本公演と違う演出だったのが、ベルナールとロザリー絡み。アンドレが撃たれるシーン、オスカルを止めるのはベルナールで、そばにロザリーもいました。本公演はジェローデルだったはず。
オスカルが撃たれたとき、悲鳴をあげて駆け寄ろうとするロザリーを、しっかり抱きとめて押さえてたのがベルナールで、そのお芝居もやたら上手くて、輝月君目立つなぁ。
ロザリーの美月ちゃん、可愛かったけど、演出で出番が少なかったのもあり、これ!というインパクトがなかったのが残念ですね。
ジェローデルの天翔君。端整で、落ち着いた貴族らしい風情もあって、上手かったです。
フェルゼンの星那君。様式芝居ですごく大芝居を頑張ってましたが、月組のリアル芝居の中では、やや違って見えちゃいました。
う~む、「ベルばら」である以上、様式芝居は継承して欲しいけど、つくづく月組はリアル系なんだな~と、星那君の頑張りを観て思いましたね。
ブイエ将軍の華蘭ちゃんも、さすがの安定感。お声が高いので、ブイエ将軍のような役をやるには、すごく大変でしょうけど、芝居力の高さで貫禄で見せてくれました。
ばあやのゆずはちゃんも、ぐっと来る良いお芝居。
そのほか、衛兵隊や市民で台詞をしゃべってる子たちも、それぞれ丁寧で、わかりやすく、すごく芝居力のある新公だったなぁと思います。
演出は、私は初めて観る、樫畑先生。
すっきりとわかりやすく構成してあって、お芝居として集中が切れることのない、観やすい演出だったかなと。だからこそなおさら、大芝居系よりもリアル芝居系に偏ったかな、とも思えますけど。
本公演は、お正月にムラで一度観たっきりなので、それからどう深化しているかを知らないのですけど、新公の充実ぶりを観て、また本公演を観るのも楽しみになりました。
一応、まさお君オスカル2回と、みりお君オスカルを1回観る予定。
それに、雪組さんももうすぐ集合になりますしね。雪組の配役はどうなるのかな~?と思いつつ、今日は観てました(苦笑)。
ともみんは、どの役かな?発表まで、ドキドキです・・・。
雪組さんといえば、ラインナップ発表!
バウ主演、ショウ君おめでとう♪時期が時期だけに、ムラまで観に行くのは厳しそうですけど(汗)、ゲーテかぁ~原田先生、ニジンスキーとか、キャパとか、何となくどっしりとした芸術系なものが好きなのかな。
そして全ツ、もしかして?と思った「若き日」!
中日で1回しか観られなかったので、また観られるのは嬉しいけど、盆とかセットとかの演出はどう変えるのかな?大野先生。
・・・でも、まっつさんやともみんも加わっての全ツとなると、超豪華メンバーになりません?配役がどうなるか、こっちもまたドキドキ。
でもともみんは、与之助君のキャラじゃないよねぇぇ・・・(苦笑)。
全ツ日程を見ながら、どこで観ようか~と早くも考え始めてたりする(爆)。
月組大劇場は、「アルセーヌ・ルパン」ときた!しかも、正塚先生ですか!?う~ん、想像がつかない(汗)。
宙組バウも、ちーちゃんとカイちゃんでダブル主演!おめでとう~♪
こっちは生田先生で西部劇とな?生田先生、そろそろ物語の収拾の仕方を覚えていただきたいですが(爆)。
先へ先へと予定が出てくるので、整理するのが大変です(苦笑)。