趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

月「ベルばら」新公

2013-02-28 23:54:18 | 観劇
昨日の千秋楽の余韻でぼんやりしながら仕事をし、ヨタヨタしながらも、新公を観に行ってきました(爆)。
・・・いやぁ、あまりに頭の中が侯爵さまで一杯で、「ベルばら」の舞台を侯爵さまの幻がてくてく歩いて横切ったらどうしようかと思うくらいでした(だって侯爵さまは1678年生まれ。フランス革命1789年には111歳になっておいでです/笑)。

ともあれ、月組さんの新公。
お芝居として、ものすごく完成された「ベルばら」でした。
新公なのに、レベルが高い。もちろん、本公演のクオリティを思えば、「ベルばら」の様式芝居とか、華やかさ、スケール感等では違いますけど、でも、リアリティのある一本のお芝居として観ると、とても内容の濃い、面白い作品だったと思います。
月組の下級生って、芝居の職人系が多い気がする・・・。
オスカルの煌月君。
まさお君のオスカルをすごく参考にしたんだろうなぁと思える、一生懸命で愛されキャラ的なオスカルでした。ちょっと可愛らしすぎて、女の子らしく見えちゃいますけど、でも懸命に生きるひたむきさと、心の伝わる丁寧なお芝居で、とっても良かった。
アンドレの鳳月君。
包容力があり、オスカルを想う大きさが、とても素敵なアンドレ。鳳月君も、上手いなぁぁ。歌声のあたたかさも、魅力。
煌月君と鳳月君は仲良し同期ということもあり、一緒に育ったという親密感や通じ合うものは、とてもリアルに伝わるものもありました。
今回は、半ば二人主演のような形なのかな。最後のカーテンコールも、長の華蘭ちゃんに、鳳月君、煌月君、二人ともご挨拶がありました。

アランはたまきち君。安定感がありますけど、荒っぽく濃いキャラなイメージのアランとは、ちょっとまた風情が違うのかな。でも、衛兵隊をまとめる力強さやリーダーっぽさは、ちゃんと見えますね。
ベルナールの輝月君が、また上手かった!そう、私がこの演出で観たかったのは、こういうベルナールだ!快活で、市民を巻き込む情熱があり、先頭を切って革命を引っ張る大きさと、それでいて奥さんのロザリーをちゃんと包み込む包容力と、頼り甲斐のある明るさと聡明さをきちんと備えたベルナール。
ひとつひとつのお芝居が丁寧で、バスティーユのシーンでも、何をしてるかすごく目立つし気になる。
あ、本公演と違う演出だったのが、ベルナールとロザリー絡み。アンドレが撃たれるシーン、オスカルを止めるのはベルナールで、そばにロザリーもいました。本公演はジェローデルだったはず。
オスカルが撃たれたとき、悲鳴をあげて駆け寄ろうとするロザリーを、しっかり抱きとめて押さえてたのがベルナールで、そのお芝居もやたら上手くて、輝月君目立つなぁ。
ロザリーの美月ちゃん、可愛かったけど、演出で出番が少なかったのもあり、これ!というインパクトがなかったのが残念ですね。
ジェローデルの天翔君。端整で、落ち着いた貴族らしい風情もあって、上手かったです。
フェルゼンの星那君。様式芝居ですごく大芝居を頑張ってましたが、月組のリアル芝居の中では、やや違って見えちゃいました。
う~む、「ベルばら」である以上、様式芝居は継承して欲しいけど、つくづく月組はリアル系なんだな~と、星那君の頑張りを観て思いましたね。
ブイエ将軍の華蘭ちゃんも、さすがの安定感。お声が高いので、ブイエ将軍のような役をやるには、すごく大変でしょうけど、芝居力の高さで貫禄で見せてくれました。
ばあやのゆずはちゃんも、ぐっと来る良いお芝居。
そのほか、衛兵隊や市民で台詞をしゃべってる子たちも、それぞれ丁寧で、わかりやすく、すごく芝居力のある新公だったなぁと思います。

演出は、私は初めて観る、樫畑先生。
すっきりとわかりやすく構成してあって、お芝居として集中が切れることのない、観やすい演出だったかなと。だからこそなおさら、大芝居系よりもリアル芝居系に偏ったかな、とも思えますけど。

本公演は、お正月にムラで一度観たっきりなので、それからどう深化しているかを知らないのですけど、新公の充実ぶりを観て、また本公演を観るのも楽しみになりました。
一応、まさお君オスカル2回と、みりお君オスカルを1回観る予定。
それに、雪組さんももうすぐ集合になりますしね。雪組の配役はどうなるのかな~?と思いつつ、今日は観てました(苦笑)。
ともみんは、どの役かな?発表まで、ドキドキです・・・。

雪組さんといえば、ラインナップ発表!
バウ主演、ショウ君おめでとう♪時期が時期だけに、ムラまで観に行くのは厳しそうですけど(汗)、ゲーテかぁ~原田先生、ニジンスキーとか、キャパとか、何となくどっしりとした芸術系なものが好きなのかな。
そして全ツ、もしかして?と思った「若き日」!
中日で1回しか観られなかったので、また観られるのは嬉しいけど、盆とかセットとかの演出はどう変えるのかな?大野先生。
・・・でも、まっつさんやともみんも加わっての全ツとなると、超豪華メンバーになりません?配役がどうなるか、こっちもまたドキドキ。
でもともみんは、与之助君のキャラじゃないよねぇぇ・・・(苦笑)。
全ツ日程を見ながら、どこで観ようか~と早くも考え始めてたりする(爆)。

月組大劇場は、「アルセーヌ・ルパン」ときた!しかも、正塚先生ですか!?う~ん、想像がつかない(汗)。
宙組バウも、ちーちゃんとカイちゃんでダブル主演!おめでとう~♪
こっちは生田先生で西部劇とな?生田先生、そろそろ物語の収拾の仕方を覚えていただきたいですが(爆)。
先へ先へと予定が出てくるので、整理するのが大変です(苦笑)。
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祝!千秋楽

2013-02-28 01:18:37 | 観劇
素晴らしい千秋楽でした・・・。
何よりも、まっつさんが~!!まっつさんが、渾身の力で、最後の最後で、歌をソロで歌いきってくださいました!一部、どうしても台詞でしゃべらざるを得ないところはありましたが、一幕のラスト、東京では全く歌ってなかったところを、完全ソロ、そして二幕も、ほぼすべて歌いきってくださり、感動で涙涙・・・。
本当に、いかにまっつさんがこの最後の一回に全てを注ぎ込んでいらしたかを思うと、この千秋楽映像が残ってくれることが、嬉しくてたまらない・・・。

11時の回では、音月さん美海ちゃんがご観劇~!!
開演前、客席からは大拍手が!!
それで盛り上がってたところで、さらに千秋楽でのまっつさんのある意味では力技に、出演メンバー全員も渾身の力で応えての盛り上がりが、本当に素晴らしかった・・・。
咲奈ちゃんも、ホタテ君も、まなはる君も、どしたの!?ってくらい、力一杯。
ホタテ君の電話のくだりの顔芸や、まなはる君の力を込めたこぶしの手のぶんぶんっぷりなど、ともみん並みの熱いお芝居(爆)に、ウケましたし、感動もしました。
まっつさんへ向かう力のベクトルが、すごかったですし、こんなに熱いまっつさんを観られるなんて・・・と、本当に本当に、感無量でした。

ともみんの侯爵さまも、すごく力が入っていて、でもその力が、きちんとお芝居の深さにつながるもので、ひとつひとつ、ものすごく丁寧に感情を出していたのが、感動的でしたね。
ブラック・ジャック先生と侯爵さまの、ソファのシーン、全ての感情を込めたともみんの熱演に、負けない熱さで応えて下さったまっつさんの感情の高ぶりと強さが、これまで観たどの回よりも、このシーンを素晴らしいものにしてくれました。
カテリーナも、侯爵さまの愛に全身で応えてくれて、本当に、切なさと、優しさと、あたたかさと、何よりも幸福感を一杯に表現していて、せしるちゃんがともみんの相手役でいてくれて、本当に良かったと思います。
唯一、侯爵さまで残念だったのが、今日のお天気が雨だったせいか、侯爵さまの髪がいつものふわりとした前髪でなく、ぴっちりと固められてあったことかな(大爆)。やっぱり湿気はダメだったか~(苦笑)。
午前よりも、雨がやんだあとの午後の千秋楽は、若干マシではありましたが。
あのいつもの前髪の感じがすごく好きだったので、それだけが惜しい~!最後の最後で、雨が降るとは(苦笑)。

こんなにも、短期間の公演で、急激に深化して成長したともみんを観ることができて、ものすごく幸せでした。
ドラマシティで初日を観たとき、どうなるかとかなり心配したのがウソのように、ハイレベルなバイロン侯爵という役を、しっかりとつくり込み、きちんと乗り越えて魅せてくれたともみんに、ほんと心からブラボーと言いたいです。
観れば観るほど深く、難しい役だったなと。
・・・ここで語りモードに入ると、夜が明けちゃうので(大爆)、侯爵さま語りはまたぼちぼちと書いていきたいと思います。

侯爵さまだけでなく、ピノコちゃんについても語りたい!!
いかに正塚先生が、計算してそれぞれの役を配置したか。それぞれの役に何を担わせたかったのか。それが全て、ブラック・ジャック先生とピノコに集約していく、その重みと感動。
正塚先生の脚本そのものは、演者にも観客にも決して親切ではなかったですが(爆)、何度も何度も繰り返し観たことで、伝わるものがあり、納得できるものがあり、そしてすべて、生きることの素晴らしさにつながっていく、その奥深さに、久々にのめりこめる作品になりました。
ラストシーンの、ピノコちゃんの誕生日。ブラック・ジャック先生の「ハッピーバースデー、ピノコ」という台詞はもちろんでしたが、何よりもそのあとの、「ちぇんちぇいも、たべゆ?」「・・・あとでいいよ」というやり取りに、毎回ボロボロと泣かされておりました・・・。
この作品は、ピノコの誕生の物語。そして、ピノコの成長の物語。そして、ピノコを通して、生きることを見つめる、人々の物語でした。
ピノコに、人としての命と目覚めを与えた、侯爵さま。
ピノコの誕生に立会い、その命の灯に希望を見出した、カイト。
そして、ピノコの存在そのものに、己の存在意義を懸けている、ブラック・ジャック先生。
ピノコを演じたひなちゃんの素晴らしいお芝居が、この作品を支えてました。
ほんと、ブラボー!!でしたね・・・。

・・・いかん、これ以上語ると、ほんとに徹夜になる(爆)。
ともみんとまたしばらくお別れなのが、すっごくすっごく淋しいですが、しばらくは、侯爵さまについて語りながら、時を過ごしていこうかと思います。
・・・とか言いながら、早速月組「ベルばら」の新公を観に行くんですが(大爆)。
とりあえず、千秋楽、おめでとうございました!!

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アフタートーク

2013-02-26 23:40:25 | 観劇
午後からの、アフタートーク付きの公演を観てきました♪
なんと、初演メンバーのOGの方々がたくさん観に来られて、びっくり。
私の席からは、どなたがいらしてたかよくわからなかったんですけど、ヤンさんはじめ、豪華メンバーのご観劇とあって、舞台上は、いつもより緊張気味?という気がしました。
侯爵さま、日曜のときの盛り上がりよりも、お芝居としてはやや落ち着いていて、侯爵さまらしいゆったりした風情ではあったんですが、ラブシーンの感動は、日曜のほうが良かったかなぁ。
緊張感からおとなしめに見えたのか、カテリーナとの息の合い方が、日曜ほどではなかったのか。せしるちゃんも、緊張してたのか、いつもより少し固い感じはしましたね。

アフタートーク。ミニトークショーといいつつ、全然ミニじゃなかった(笑)。1時間近くありましたね。
それに、今回発表されてたメンバーに加えて、まなはる君とホタテ君が飛び入り参加!なかなかに盛り上がった楽しいトークショーとなりました。
でも、雪組の下級生は皆さんしっかりして優等生ですねぇ(笑)。ともみんの、ちょっと天然入ったあっけらかんとしたキャラが、異彩に見えるくらい(笑)。
基本は、まっつさんの落ち着いたトークに合わせて展開。きゃびぃちゃんが進行役でしたが、どちらかというと、トークテーマだけ言って、あとは任せます形式。なので、時間も気にせず、メンバーのしゃべりたいだけしゃべらしとこう~みたいな(笑)。

失敗談や面白い話では、ともみんがプロローグの影で、侯爵さまのぴかぴか光る靴を間違えて履いて出てしまい、一度目は誰にも気づかれなかった~とホッとしてたら、二度目にまたやってしまったとき、正塚先生から「靴光ってるぞ~」と注意され、やっぱりバレてた~(汗)というお話とか、ホタテ君がお稽古で使ってた発信機の代わりが、はじめはすごく小さかったのが、正塚先生が「もっと大きい」「もっと大きい」というもので、最終的にチョコのダースの大きさになった、とやたら発信機について語っていたりとか、まなはる君の髪型=某○須クリニックのCMから参考にしたとか、いろいろ出てきましたね。
あ、ともみんが、お稽古のときにみんながやっていた、呼吸の体操を実演して下さいました。しかも、侯爵さまのお衣装のまま、いきなり立ち上がったもので、隣のまっつさんがめちゃびっくり&大ウケされてたのが可笑しかった!
まっつさん、ホタテ君のトラヴィスの、電話口のシーンが好きで、実は台詞の練習をされてたとか(笑)。で、実際にやって見せてくださいました~!「先生っ今どちらにいらっしゃるんですかっ!?・・・犯人がいるんですか~っ!!」・・・さすがまっつさん、間合いがサイコー!(笑)
ほかにも、空港シーンの沢先生(女医さん)のどや顔をマネしてくださったりとか(大ウケ~)。
ともみんも、バイロン侯爵さまの役のまま、空港のシーンに出てみたい、と(笑)。カテリーナとの結婚の準備で、大勢わらわらと連れて通行してみたいそうな(大爆)。
でも袖では、ちゃんと通行してるつもりで、カテリーナと一緒にいろいろやってるそうです。
あと、ガートルードがなんと、カイトが先生からもらったお金を、銃を突きつけて奪って行っちゃうのだとか(爆)。侯爵さま「よ~く言っておきます」(笑)
カイトから、借金を返されたチンピラ二人から、そのお金を渡されている、五条ミナさんとか(笑)。
侯爵さま、先生をせっかく招待するなら「なんでジェットで迎えに行かなかったんだ~」と後悔してたら、周りから「そうですよ~」とツッコミまくられ(笑)。
トークショーの様子、スカイステージで流れたりしないのかな?勿体ない~!

明日はとうとう千秋楽・・・。
侯爵さまの姿を、しっかりと目に焼き付けておきたいですね。
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侯爵さまのファンミーティング

2013-02-25 23:55:02 | 観劇
今日は仕事をしながらも、頭の中は侯爵さまのことで一杯(爆)。
時計を見ながら、今はどのシーン~そろそろあのシーン~と思ってました。
明日はアフタートークイベントがある!・・・ってことで、仕事は半休をもらって、昼から観に行ってきます(笑)。

ともみんのお茶会、今回はバイロン侯爵のファンミーティング(笑)。
ともみんは、黒いスーツに白いフリルのブラウス、、赤いスカーフを襟に巻いて、ちょっと貴族風な雰囲気。
ファンからの挙手での質問に、ともみんが自らマイクを持ってきてくださり、答えていただけるという形で、トークが進んでいきました。

今回のバイロン侯爵、年齢は310歳なのだそうで(つまり1988年の物語、ということですね)。
普通の人間じゃない役ということで、これまでとは違って、どう演じたらいいか、ものすごくご苦労されたようです。
正塚先生やせしるちゃんとも、いろいろ話し合って、想像を膨らませて、バイロン侯爵がどう生きてきたかを考えながら、形にして行かれたとか。

‘ブラック・ジャックの影’として、プロローグにもご出演のともみん。黒髪の鬘を付けておられますが、侯爵さまの髪にはどのように変えておられるのか?という質問では、正塚先生からは金髪のままでもいいと言われたそうなのですが、でもそれは~(汗)ということで、鬘を替えることにされたとのこと。
時間があまりないので、事前にセットしやすいよう準備して、咲奈ちゃんの「ぐにゅ~」までには髪を終えて着替えに行かないといけないそうで。
ドラマシティ公演で雨の日があり、そのときは湿気のため、髪をセットするのがものすごく大変だったとのこと。侯爵さまの髪のためにも、千秋楽まで雨が降らないで欲しいですね(苦笑)。
その髪の話の流れで、侯爵さまの髪型はどのように決められたのか?という質問で、これも正塚先生からは、金髪のオールバックという指示があったそうなのですが、それでは何か物足りない、ということで、今の形を考えたのだそう。
左側の金髪の長い髪は、長く生きてきた歴史を表わし(笑)、右側の黒いほうは、現代風な感じを取り入れて、今の時代のニーズに乗ってるよ~というのを表わしたかったのだとか(笑)。
最近の男性の流行の髪型のツーブロックを参考にされたとのこと。

侯爵という役を演じるに当たって、演じ方やお衣装の着こなしなど、こだわり等ありますか?という質問では、最初は高貴な役ということで、どうやったらいいかいろいろ考えておられたそうですが、正塚先生からは、侯爵といっても現代に生きてる人物なので、自然にやったらいいよ言われ、そこからはあまり形にとらわれず、300年生きてきたというその感じが出れば、と思いながら演じていらっしゃるとのこと。
お衣装は、やはり星組で何度も経験されているので、「ここは腕の見せ所だ~」と(笑)、お衣装の長さやアクセサリーなどにも、細かくこだわっておられるそうです。

「キャ~スリン、シモ~ンヌ」の発音について(笑)、ドラマシティのときと発音が変わった?と指摘されたともみん、「そうなんです!!」と力説(笑)。
ドラマシティを観に来てくれた、アメリカ在住の下級生に発音を教えてもらい、録音して、それを毎日聴いて練習しておられるそうで(笑)。
いや、そこまでホンモノにこだわらなくても・・・というところに力一杯手間を掛けてるところが、可愛いですねぇ(爆)。
でも、ヨーロッパ発音とアメリカ発音では、また違うんじゃないかな~?と思うんですけど(苦笑)。

せしるちゃんのカテリーナとのエピソードでは、デュエットを踊るシーン、カテリーナのお衣装がクリオネみたいで(笑)、それがなかなか大変だったとのこと。‘クリオネちゃん’のお衣装が引っ掛かったりもして、リフトなど、すごく練習されたそうです。
結婚式での侯爵さまのコサージュと、カテリーナの腕輪が、せしるちゃんのお手製でお揃いだそうで♪なんてラブラブなお二人~♪♪
涙を流しての熱演についても、普段はあまり泣いたりしないのに、今回はどうしても、涙が出てしまうのだとか。
それだけ深い想いを、カテリーナに対して持っていて、その愛が伝わるように演じたい、とおっしゃってました。
でも、「涙って、汗よりもお化粧が剥げやすいんですね~(汗)」と困ったように言われたともみんが、可笑しかったです(笑)。

バイロン侯爵のいろいろ設定も楽しかった。
カテリーナとの出会いは、ドイツから旅行に来たカテリーナが道に迷っていたところを、侯爵さまが助けてあげたのだとか。
カテリーナは29歳設定。
カテリーナのほうは、侯爵さまに一目惚れ。侯爵さまは、かつての憧れの女性に似ているカテリーナに気づいて、声を掛けたそうで(それってナンパじゃないのか?/爆)。
過去の憧れだった女性は、フランス人でマリーというらしい(笑)。
バイロン城は、オーストリアの片田舎のほうにあり、でもそんな大きすぎず、小さいお城なんだそうです(笑)。ブラック・ジャック先生と話している部屋が、一番広い部屋なのだとか(大笑)。
ガートルードもセバスチャンも一族なので、それぞれ250歳と280歳という設定。ゴンチャロフ(ゴンス)だけは、年齢不詳にしてあるのだとか(笑)。
家族もいるけど、みんなバラバラに住んでるので、侯爵さまは一人でお住まいとのこと。
お金はどこから出てくるんですか?と訊かれたともみん、「いや~勝手に湧いてくるんです~」・・・って、それはないだろ~!(大爆)
なかなか、細かくいろいろ妄想を膨らまして設定されてるようで、面白かったです!

ゲームは、侯爵さまの310歳という年齢にちなみ、310グラムぴったりにお菓子を袋詰めしたチームが優勝!ということで、各テーブルの代表者が、お菓子が山盛りのテーブルから、20秒間つかみ取り!(笑)
ともみんも参加されましたが、ほかの参加者の迫力に圧倒されて、あまり取れませんでした(笑)。でも、お菓子の入った袋を嬉しそうにガサガサ振ってるともみんが、可愛かった♪
優勝テーブルは、315グラム。そして、ともみんのお菓子の重さと一番近かったテーブルにも、プレゼントがありました。ちなみにともみんは、200グラムでした☆

ともみんからは歌のプレゼントで、フィナーレで歌っておられる侯爵さまのテーマソングを歌ってくださいました♪「かわらぬ思い」ではなく、「かわらない思い」とタイトルを勝手に付けられたそうです(笑)。
ファンからのプレゼントは、ドライヤー。「とっても大事な必需品なのに、先日壊れちゃったので・・・」と、ともみん。
なんか、ともみんへのお茶会のプレゼントって、いつも実用品(枕、ベッドマット、眼鏡)とか家電製品(掃除機等)が多い気がする・・・(笑)。

楽しく盛り上がったファンミーティング、最後はともみんが出口でお見送りくださって、一人一人握手してお別れとなりました。
ニッコニッコの笑顔で、ほんと綺麗で可愛かった!!
ともみんって目力が強いので、目の前だと圧倒されるんですよね・・・。

公演も残りあと2日。
侯爵さまにどっぷり浸って、千秋楽まで過ごしたいと思います。

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素晴らしかった・・・

2013-02-24 23:55:49 | 観劇
明日、一日とはいえ、社会復帰できるんだろうか(爆)。
それくらい、どっぷりとハマった3日間が終了。
明日はちゃんと仕事して、火曜は午前中だけちゃんと(?)仕事して、午後からはアフタートーク付きの公演を観に、またまた青年館へ。そして千秋楽もガッツリと。

今日の舞台は、全体が素晴らしかった・・・。
まっつさんと咲奈ちゃんが、ものすごく気合が入ってました。
万全でないお声のまっつさんが、それでも今できる最大限のものを全て駆使して演じていて、初見の人が観たら、まっつさんのお声のことにはまったく気づかないであろうレベル。
むしろ、お声が万全でないからこその、まっつさんの表現力が、ますます研ぎ澄まされているような、そんな印象ですね。
咲奈ちゃんは、すごくお芝居が良くなって、物語を通してきちんと成長するカイトを、丁寧に演じてましたね。ブラック・ジャック先生との出会いのシーンが、見違えるほどお芝居が変わった。
ただの拗ね者な感じだったのが、‘自分は生きててもしょうがない人間なんだ’という心の傷を抱えている、やりきれない雰囲気が出てました。
だから、ピノコを見て「あの子にあやまらなきゃ」と素直に言葉に出せるようになるカイトが、愛おしくなります。

そして、侯爵さま。
昨夜ファンミーティングで、お芝居や役作りに関してのいろいろな質問が出て、それにひとつひとつ考えながら丁寧に答えてくださったともみん。
改めて、侯爵さまのお芝居が、いかに奥深く突き詰めつつ構築して行かれたかも伝わりましたし、ともみんも、またさらに深く考えるところも出てこられたんじゃないかなぁと思います。
今日の侯爵さまは、ほんと、素晴らしかった・・・。
ブラック・ジャック先生との、ぴんと張り詰めたやり取り。
そして、お互いの心を通じ合わせてからの、短いながらも二人の交流。
カテリーナへの、深い想い。
せしるちゃんのカテリーナがまた、ともみんの侯爵さまのお芝居を受けて、どんどん可憐に、どんどん美しく、どんどん愛情深くなって行っているのが、感動的で。
昨日の激しい勢いはどこへやら、今日はただただ、優しく、あたたかく、お互いを想い合うことの幸福感に満ちた二人でした。
もちろん最後のキスは、侯爵さま、力強く熱いキスでしたけど、それさえも、優しさと愛おしさのあふれるもので、こんなにも感動的なキスシーンって、近頃滅多にお目にかかれない・・・。
この幸福感がきちんと余韻で残るからこそ、そのあとのブラック・ジャック先生とピノコちゃんのやり取りのあたたかさにも通じて、生きることの優しさを感じることができる、そんな風に思います。

侯爵さまのコサージュと、カテリーナの腕輪も、しっかりチェック。ほんとお揃いだ~♪
そのほか、ファンミーティングで聴いたあれこれを反芻しながら、観劇してました。

ファンミレポはまた改めて。
・・・あ~今夜は侯爵さまを想って夢に見そう~(爆)。

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書きなぐり(笑)

2013-02-24 01:12:49 | 観劇
とりあえず、どっぷりと濃い一日が終わりました!
詳細はまたゆっくり書くとして、とりあえず、特筆事項のみ。
15時公演、カテリーナのキスが、勢い良すぎて、支える侯爵さま、ついよろめきました(爆)。しかも、そのあとの侯爵様のキスがまた、ガバッと激しかった・・・(大爆)。
ますます濃くなってるラブシーン、いやいや、話の流れからすれば、激しいより優しいのほうがふさわしくはあると思うんですけど(笑)。

ともみんのお茶会にて。
侯爵さまの花婿コサージュ、せしるちゃんのお手製だそうな(きゃあ♪)。
そしてカテリーナも、お揃いの腕輪をしているとのこと♪
いや~ラブラブですねぇぇ♪♪

お茶会、ともみんのお話をたくさん聴けて、嬉しかった♪
また改めてレポ書きたいと思います・・・。

明日は2回公演をガッツリ観る予定。なので、体力温存で早く寝なくちゃ(苦笑)。
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祝☆青年館初日

2013-02-22 23:55:38 | 観劇
「ブラック・ジャック」東京初日、おめでとうございました!
まっつさんのお声は、残念ながら本調子とはいきませんでしたが、でもドラマシティのときよりは歌えるところも多くなりましたし、コーラスのフォローも応急処置的なものではなく、おそらくしっかりと録音されたものか?と思われる、まっつさんの声量に合わせたものになっていて、知らない人が観たらそういう演出かと納得するレベルでしたね。

青年館はやはり舞台も幅があり、客席空間も広いので、ドラシティのあの凝縮された空間と比べると、お芝居全体が拡散された印象になるのは仕方ないかなと。音響も良くないですし。
特に、正塚作品のあの台詞の密度と芝居空間の濃さを思うと、青年館って広いなぁと思っちゃいますね。
あとは、千秋楽までの間に、演じる側でその拡散したものをどれだけさらにまた濃く深く詰めていけるか、ではないでしょうか。

ともみんは、東京初日ということでやや緊張はあったでしょうけど、侯爵さまクオリティは、ほぼドラマシティの千秋楽からのまま。
若干、力が入ったかな?と思うところも、青年館の広い空間で拡散されて、さほど気にはなりませんでした。
あとは、この広さに慣れて、その空間に合わせた力加減に照準を合わせれば大丈夫でしょう。
歩き方や踊り方に、ゆったりとした優美さが加わりだしているのが、嬉しい♪
基本、熱いお芝居なのは、ともみんの標準ですけど(笑)、その一段上に、きちんと侯爵さまらしい風情が出ていて、気品と風格が漂うようになったのは、本当に成長したなぁと。ドラマシティ初日は、まだまだあんなに庶民的だったのに(苦笑)。

今日改めて、ブラック・ジャック先生と侯爵さまのやり取りを観ていて、台詞表現の少なさと、シーンの短さに、こんなに短かったのかと。歌で流れる分、間延びして長く思うんですけど、歌詞そのものは、ほんと内容が端的で、意味をとらえ難い。
そこに、いかに先生と侯爵さまがお芝居として凝縮させるかで、厚みが違うと思いますが、そこはさすがまっつさんとともみんで、どんどん深くなっているのが面白い。
普段は容易に周囲を近寄らせないような孤高の先生が、侯爵さまの告白に、ひとつひとつ反応し、表情を変えていく。そして侯爵さまも、先生の心の奥の思いを汲み取り、その覚悟に触れて、真っ直ぐに誠実に応えようとする。
存在の立場としては、対極の位置にある先生と侯爵さまですけど、‘通常の人間社会’からは逸脱した‘異形の存在’という意味では、よく似ている。
その理解と共感と、自らの存在意義への強い想いを、あのやり取りの中で表現するのは、とても大変だろうと思うんですけど、その分の密度もすごいですね。

侯爵さまとカテリーナも、絵面のロマンチックさとは別に、ものすごく意味の深いやり取りをしてます。
侯爵さまの切々と話す内容も、カテリーナの宝塚のヒロインとしてはシビアな台詞も、そこはやはり正塚脚本で、ただの相愛な恋人同士だけではない、お互いを想うゆえの葛藤と、複雑な感情を抱えていて、だからこそ想いを確かめ合ったときのこの上ない幸福感と、心洗われるような清々しさを感じられるんですね。
ともみんの真っ直ぐで誠実なあたたかさに、ぴったりと当て書きされた侯爵さまのキャラだからこそ、成り立つラブシーンだなぁと、ほんと幸せ一杯で観ています。

劇場帰りに、キャトルへ寄って、舞台写真をゲットしてきました♪
素敵な侯爵さまの写真ばかりで、嬉しい~!!
カテリーナとのツーショットの侯爵さまの横顔が、美しすぎる♪♪
カッコいいというよりも、綺麗だ~♪と思える写真ばかりなのが、いつもとは雰囲気が違って、新鮮で幸せ・・・。
ともみんのイメージって、これまで精悍な男前系が多かったですけど、ほんと今回の侯爵さまのビジュアルは、美形だ・・・。

明日はともみんのお茶会♪
侯爵さまのお話をいろいろ聴くのが楽しみです!

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明日は初日♪

2013-02-21 23:58:42 | いろいろ
いよいよ、明日は青年館初日!
ともみんに会える~♪
昨日から舞台稽古も始まってますし、ともみんが東京に来てる!と思うと、ウキウキして、ますます会いに行きたくてたまらなかった・・・。
仕事仕事・・・と我慢してましたが。

ドラマシティよりも、ひと回り大きい青年館の舞台空間。
また少し雰囲気変わるかな?と思ってます。
侯爵さまのスケールが、さらに広がって大きくなってくれればいいなぁ。

舞台写真も、明日発売ですね!!
キャトルのサイトに画像も出てました♪
侯爵さまは、一人写り3枚(フロックコートそれぞれと、ガウン)、ブラック・ジャック先生とのツーショット1枚(ソファのシーン)、カテリーナとのツーショット2枚(ラブシーン&フィナーレ)、グループショット2枚(一幕ラスト&フィナーレ)。合計8枚。
うむむ・・・カードのポイントを思えば、キャトルへ行くべきなんだけど、青年館で我慢できずに買っちゃいそうな気も・・・(苦笑)。
でも、とにかく侯爵さまの写真、早く欲しい~!

土曜の晩には、お茶会もありますし、初日から千秋楽まで、あっという間の6日間ですが、侯爵さまにどっぷりたっぷり浸って過ごしたいですね。
一応、東京10公演中、7回観劇予定(大爆)。
体力の限界に挑戦するようなハードスケジュールですけど、こんなに詰め込んでも惜しくない!と思える公演なので、体調に気をつけつつ、楽しみたいと思います。

あとは、どうかどうか、まっつさんのお声が回復されていますように!(祈)

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グラフ

2013-02-20 23:57:31 | 観劇
買ってきましたっ♪
いつもの可愛いともみんと、どしたのっ!?ってくらい超カッコいいともみんと、見開き並べて見られるなんて♪♪
カッコいいだけでなく、色気もあるってのが、すごく嬉しい。
侯爵さまといい、大人の色気が徐々に開花しつつあるというのか(爆)。
元気一杯で、明朗快活なのがともみんの一番の持ち味ですけど、そこに大人の男役の色気が加わってきて、もっともっといろんなともみんが観られると思いますし、観るたびに成長していくともみんを観ていられるのも嬉しくて楽しい♪
まずは今回の侯爵さま、東京公演でまたさらに大きくなっていくのが楽しみです☆

侯爵さまにすっかりメロメロですが、プロローグの‘影’も、超カッコいいともみんが観られます♪♪
‘ブラック・ジャックの影’なのに、独自すぎてちっともブラック・ジャックじゃないんですが(笑)。
でもそれが、スタイリッシュで濃い!
シンプルなスーツで黒一色だからこそ、ともみんのカラーがよく出ますね。
マントの翻し方も、周りの人とは一人違うし。バラけてそれぞれが舞台奥へと歩いていくときも、ともみん一人、ジャケットを直したり、髪を撫で付けたり(爆)。そんなことやってる子は周りにいないから!!(笑)
踊ってて、パッと足を上げた瞬間の、驚異的な足の長さにビビリます(笑)。毎回、わかってるのに驚いちゃう(苦笑)。
黒髪で、頬にひと筋、ハラリと掛かる髪がすごく素敵で・・・♪‘影’なので、無表情なのも、却って目力が目立ち、すごくカッコいい。
ブラック・ジャックを賞賛する拍手に囲まれてくるっと1回転する振付があるのですが、そのときのともみんの、冷たい薄笑いを浮かべる一瞬が好き!あの慇懃無礼さがたまらな~い♪
ブラック・ジャックの心の声をコロスで代弁するところ、ともみんのお声がやたら聞こえる(笑)。
面白い手法なんだけど、コロスが声を出すのは最初のこのシーンだけなんですよね。あとは全部、コロスは踊ったり、佇むのみ。正塚先生、何をしたかったんだろ?(苦笑)

侯爵さまについて語りだしたら、また延々語ってしまう・・・。
実はお衣装替えも多い侯爵さま。そりゃ~ガウン姿はほんっと素敵ですけど(爆)、何気にラストの結婚式のお衣装もすごく綺麗。あ~なんて素敵な花婿♪カテリーナの花嫁姿も、素晴らしくお美しいんですよね!美男美女カップルだ♪♪
私がものすごく好きな一瞬。それは、二幕最初、ブラック・ジャック先生の家から立ち去っていく侯爵さま♪
ゴンチャロフからスッと帽子を受け取って、貴族らしく歩き去っていくその歩き方が、初日からものすごく変わってきていて、どんどん気品が増して、高貴な風情が出てきているのが、一瞬だけどすごくよくわかる。
トラヴィス君が「高貴な方で気が張る」と緊張してる様子に、徐々に納得いくようになってきたのが嬉しい。・・・いや、初日はね、全然高貴じゃない~っ(汗)と思いましたけど(大爆)。
フィナーレのダンスも、いつもの元気一杯なともみんではなくて、侯爵さまモードで踊るようになってきていて、それがとっても新鮮♪プロローグであんなガンガン踊ってたのと、対比も面白いですし。

侯爵さまの、ブラック・ジャック先生とのお芝居や、カテリーナとのお芝居も、ものすごく深くて引き込まれますが、そういった細かい動きや物腰、雰囲気など、‘侯爵’という身分にどんどん合ってきている、その変化も、すごく観ていて面白い。
これまでのともみんにはなかった引き出しだけに、また新しい方向に成長している姿を観られるのも、今回の楽しみですね。

・・・「グラフ」誌を買いに本屋さんへ行って、ついでに菊地秀行さんの「D」最新刊を探しに行ったら、ぱらっとめくると出てきたのが‘侯爵’の文字(爆)。
いえ、全然キャラは違う侯爵ですけど(そりゃそうだ)、にへぇぇ♪とつい顔が緩んだのは、否定しませんとも(大爆)。

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ぐったりうっとり

2013-02-19 23:53:40 | 観劇
昨日今日、体力がぐったりしてるのと、脳内がすっかりうっとりモードであまり役に立たないのとで、ひたすらぼ~っとしてます。
明日は「グラフ」誌発売日だ!!カッコいいともみんを早く見たい!!買いに行かなくちゃ!!

今日のタカラヅカニュース、せしるちゃんが‘言の葉’コーナーにご出演。すると、‘思い出の台詞’で、これからすごく思い出になるであろう台詞、ということで、現在進行中の「ブラック・ジャック」での、侯爵さまとのやりとりを挙げてくださいました♪♪
しかも、ちゃんとそのシーンも映った!!きゃ~侯爵さまの腕にしっかり抱かれたカテリーナがっ♪
嬉しい~♪ありがとうせしるちゃん!ほんと、なんて可愛い相手役さんなんだ♪♪

思い返せば返すほど、「ブラック・ジャック」の奥深さに、じっくりいろいろ思うことあり・・・。
確かに、正塚先生の脚本はわかりにくく、きちんと整理されてるというよりも雑然と濃密な感じもあり、ツッコミどころも多々あるにはありますが、内容の濃さと、当て書きのハマり方と、根底にあるあたたかさが、カンパニー全員の芝居力と組み合わさって、観れば観るほど引き込まれていく、深い作品になったなぁと。
確かに、「ブラック・ジャック」を知らずに、1回だけ観た人には、よくわからない作品に思われるかもしれませんけど、そもそもエンターテイメントな起承転結でドラマチックに展開する物語ではなく、コツコツと積み上げて進んでいく先に、何を感じるか、ということなんでしょうね。
ブラック・ジャック先生とピノコの関係とか、そもそもピノコの存在って?とか、先生と周りとの関係とか、淡々と描きつつも、ひとつひとつに意味があって、その中で、生きることと、生きていることの素晴らしさと、生きることの優しさを感じられて、観終わったあとに残る、何とも言えない幸福感が、とても好きな作品になりました。

ある意味、ブラック・ジャック先生と侯爵さまって、対極の存在ですよね。
本来なら、決して交わることのない二人が、出会い、理解し合い、お互いの存在に希望を見出し合う、そのやり取りが、対等であればあるほど、深く絡み合えば合うほど、観ている側にもその重みと二人の存在意義が、より鮮明に見えてくるんじゃないかと。
ブラック・ジャック先生は、ピノコのために。
侯爵さまは、カテリーナのために。
それぞれが、たった一人のために、自らの存在意義を見出し、そこに生きる意味と喜びと幸福を見出していく。
まぁ正塚先生の脚本がわかりにくいのと、侯爵さまの設定が極端過ぎなのと(苦笑)、ブラック・ジャック先生と侯爵さまの本音のぶつかり合いが、歌で表現されてる分、なかなか伝わりにくい部分はあるかもしれない。
でも、まっつさんがお声の調子を崩され、その部分を台詞で表現されてたときに、ふと伝わってくるものが、あったんですね。
まだまださらに、まっつさんとともみんのお芝居で、どんどん変わっていくシーンになると思うので、もっともっと集中して観たい、と思います。

・・・なんか久々に、小難しいことを語ってしまった(爆)。
ミーハーツボも多々ある作品ですし、とにかくやっぱりともみんが素敵なので、青年館初日が待ち遠しい♪
始まっちゃうと、あっという間に終わってしまいますけど、1回1回、大事に、集中して、ガッツリと観たいと思います。

コメント (2)
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