マーガリンがカラダに悪いと私が聞いたのは、まだ30代の時、今から30年近く前のことです。
聞いてからもしばらくは価格が安い、パンに塗りやすいということで、スーパーに売っている色んな種類のマーガリンを買っていましたが、そのうち完璧にバターに切り替えました。
なんか気持ち悪かったのでね。
日本ではマーガリンは植物性だから健康に良いということが流布され、マーガリンが危険という話に耳を貸す人は少なく、マーガリンと小倉餡の組み合わせのパンが人気だとか、街のパン屋さんでもマーガリンはフツーに使われているようです。
お菓子にも「バター風味」と書いてあれば、たいがいはマーガリンが使用されています。
なぜマーガリンが悪いか?
トランス脂肪酸というのが悪いんです。
NEVERまとめには次のように記述されています。
■トランス脂肪酸、ついにアメリカでは2018年までに全面禁止に
【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は16日、食用油などに含まれ、肥満や心臓病との関連が指摘されるトランス脂肪酸を、2018年6月までに食品添加物から全廃すると発表した。
FDAは13年に廃止方針を示して科学的妥当性を検討してきたが、最終的に食品に使う上で「安全とは認められない」と結論づけた。
食品業界は3年間で代わりの添加物を使うなどの対応が求められる。FDAは「心臓病を減らし、年間数千件の命に関わるような心臓発作を防ぐことができる」とみている。
トランス脂肪酸は、摂取すると動脈硬化などを引き起こすリスクが増すとの研究結果が多く示されている。
■食品への表示義務化を再検討
WHO(世界保健機関)も、トランス脂肪酸の摂取を抑えるべ きだとして、1日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とすることを勧告している。(中略)日本ではいまだに食品への表示が義務付けられていない。今年4 月から内閣府消費者委員会で再び表示義務化が検討されているが、結論が出るまで時間がかかるのは間違いない。
避けるべきはマーガリンやファストフードだけじゃない!ケーキやパン、お菓子の材料「ショートニング」もトランス脂肪酸!
日本では食品への表示が義務付けられていないだけでなく、国民への啓蒙もぜんぜんされていないような・・・。
パンやケーキ、ビスケットなど、スーパーに並んでいるものの原材料表示を見たら、たいてい入っています。
私の子どものころは毎日給食に銀紙につつまれたマーガリン。
入院していた時も、朝はパンにマーガリンがついてきました。
今も小学校ではマーガリンなのでしょうか?
今でも病院食にマーガリンが出ているのでしょうか?
そういうところではいち早く全廃にしてもらいたいものです。
トランス脂肪酸を含むマーガリンや食用油などを使った加工品も数多くあり、いきなり禁止にしたらそれらに携わっておられる方や企業の存続が危うくなるというのもあるかもしれません。
それらを使わない商品の開発など、全力で取り組んで欲しいものですが、国が何も言わないうちは大丈夫的に今後も販売は続くのでしょうね。
マクドなんかはアメリカでは使わず、日本では使っているとか。
日本人はTVでCMやってるから大丈夫、カラダに悪いもんを宣伝したり、売るはずがない、小学校や病院で出ているものが悪いはずがないと、いうふうに理解されてしまう方が多いように思えます。
消費者は賢くないから大丈夫みたいに扱って、操られて購入さされているんでしょうかね。
http://www.mobara.jp/nisimori/2/newpage62.index.html ここも参考になります。
マーガリンやショートニングって原材料に書いてあったら、なるべく買うのやめようね。
ではまた
読んでいただいてありがとうございました。
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