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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:3月21日の日経:「非正規社員も待遇改善」の称賛と不十分な点

2024年03月31日 11時00分40秒 | 社会全般
イオンが「非正規社員も待遇改善」するとの記事が有った。これは一見歓迎すべき判断に思えるが、まだまだ不十分である。非正規労働者は、景気が悪くなると最初にクビを言われる人達である。であれば、その分を上乗せした給料を支払うベキであり、正社員より高い給料を支給すべきである。

企業活動を行う際、どうしても景気の好不調に遭遇する。その際企業化の立場であれば、ヘッドカウント(従業員数)をある程度調整が必要になる。景気が悪くなり、業績が悪い時に、先ず最初にクビを切られるのが非正規雇用者である。非正規労働者は不安定な立場である為、その分のリスクをヘッジした待遇である必要がある。

東北などから冬場の季節労働者として働く場合は、期間が決まっているので、今まで通りの非正規労働者の待遇でも良いだろう。また、学生などの賃金も、今まで通りで良いだろう。しかし、恒常的に非正規労働者を雇っている場合、彼等の賃金は正社員より良い待遇で雇用すべきである。この様な労働基準法の改正になる事を強く期待している。
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