業務&ITコンサルタントのひとり言

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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:イチローの言葉

2024年01月02日 10時02分11秒 | 社会全般
年末に、野球のWBCの番組があったのだが、イチローのインタビューを一番注目していた。その箇所がYoutubeに上がっていたので、文字起こしした。

「ちょっと下に見ている所がありますからね。個人に対してはそれは結果を残せばね、それは違うんだけど、それまでは相手にもしてくれない。現代ではなかなかそれを表現しないだけで、それはあるって…」
これを肌感覚で体験した人間と、そうでない人間が理解し合える事は大変難しい。

因みに、この感覚は、アメリカに長年住む事で得る事が出来る。但し、全ての人が長年住む事でこの感覚を得られる訳ではなく、感覚が鈍い人は得る事は出来ない。なので、政治家の茂木敏充や林芳正の様な凡人(感性において)で、2~3年程度の滞在では得る事は出来ない感覚である。また、感性が豊な人や、知性が高い人であれば、アメリカに住まなくてもこの感覚を持っている人も少なくない。その代表が石原慎太郎氏であり、司馬遼太郎氏であろう。石原さんについては生前の言動を聞けばその感覚を持っている事が分かるし、また司馬さんも著書の「アメリカ素描」等で知る事が出来る。

これを理解出来ない人間の行動や意見には時には滑稽さを感じるが、多くは嫌悪感や違和感を感じる事が多い。こればっかりは、体験しないと分からない事ではあるが、少なくとも頭の中で理解しようとする事が増える事を期待したい。
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