業務&ITコンサルタントのひとり言

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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:マイナンバーカードと保険証の一体化の問題点

2024年05月01日 10時23分53秒 | 社会全般
政府はマイナンバーカードと保険証の一体化を進めようとしているが、これは絶対に止めてもらいたい。これを進める理由の一つは、かの国の国民による保険証の不正利用があるのだが、かの国ベッタリの政治家や役人達がこれを実施しようとしている事に、うさん臭さがある。

知らない人も多い様だが、主にかの国の国民が、保険証を複数の人間で使いまわしにしており、この保険証の不正利用の撲滅が今回の改革の理由と一つと云われている。もしこの問題を解決したければ、写真付きの身分証明書を添えて病院に行けば良いだけの話しなのだが、何故ワザワザ保険証とマイナンバーカードを一体化する必要があるのか、皆目理解出来ない。

写真付きの身分証明書となるモノには、自動車の運転免許証が一般的に使われる。それで、免許証を持っている人に取ってはマイナンバーカードと保険証の一体化は全く不要である。また免許証を持っていない大人については、アメリカでは身分証としての役割としての運転免許証を発行してもらえる為、日本でも同様に身分証明書としてのみ発行してもらえば良い。また、自動車免許を取れない高校生以下の学生については、写真付きの学生証での代用も良いであろう。残りは児童や乳幼児をどうするかダケであり、対処方法が幾らでも考えられるであろう。

今の政治家と役人は、日本人にとってデメリットであるが、かの国の国民にとってメリットがある事しか行っていない。その代表例が、かの国民による大量の土地買収があるが、政治家はこれを止めようとは全くしない。しかし、このマイナンバーカードと保険証の一体化はかの国の国民にとって、唯一好ましくない改革であるのに、何故これを推し進めたいのだろうか?

その理由はあくまで想像であり、仮説でしかないが、日本人から税金のとりっぱぐれが無いようにする為の方策としか思えない。全てを可視化する為の方策として…。誠に残念な政治家と役人達であり、それに気が付かない日本人が多い事に、多大な懸念を感じている。

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