業務&ITコンサルタントのひとり言

コンサルティング活動を通じて感じることを勝手気ままに記載

能登地震後の能登復興に向けた私案(初回):   はじめに...

2024年05月07日 12時06分43秒 | 社会全般
3月初旬、仕事がひと段落ついたので、能登へのボランティアに行ってきた。東北等、今まで何回もボランティアに参加してきたが、今回のボランティア活動については、石川県出身者として、思う所が沢山あった。

今までのボランティア活動では、ただ単にボランティア活動に参加して、自己満足していたダケであったが、今回はかなり違った。自分の車で金沢に向かう時からも色々考えていたが、金沢からのボラバスに乗って、現地に向かう数時間の間、現地の惨状を見ながら色々な事を考えていた。能登では数年前から地震が続いていて、何時大きな地震が発生しても不思議でなかったのに、事前の準備がなされていなかった事。そして地震が発生してから既に2ヵ月が経ったのに、復旧が遅々と進まない事、そして復旧後、この過疎地がどの様に復活できるのか、等々、考える事が沢山あった。それでその思い・考えを色々整理し、ネットに掲載しようと考える様になり、文章を書き始めていた。

大まかな下書きが終わった時に、台湾での地震が発生し、その後の迅速な対応を目にする事になった。其迄は、復旧作業の遅れについて、それ程意識していなかった人が多かったと思うが、台湾の迅速な対応を知るにつれて、この能登での災害の後の対応の遅さが露わになった。そして5月になった今日現在でも、まだ沢山の地域で断水が続いている。これは石川県として、そして国が災害対策を本気で行う積りがない事の現れだろう。それで今一度自分の考えを整理し見直しながら、数回に分けてこれから記載していきたい。

第一部:災害対策全般について
1.災害対策について(事前の準備)
2.大規模地震発生後の対応について
3.崩壊、または住み続ける事が出来ない家屋の対応や、家財道具の保管方法
4.大規模地震発生後のボランティア等の受入れ

第二部:地域の復興について
5.現状の把握
6.地域が今後の目指す方向
 (A)観光
 (B)農業と畜産
 (C)新しい住居について
 (D)魅力ある地域作り

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