業務&ITコンサルタントのひとり言

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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:3月22日の日経:「増える訪日客の需要を取り組む為に、日航は機種を増加する」の問題点

2024年04月06日 15時19分54秒 | 社会全般
「日航が、増える訪日客の需要を取り組む為に、機種を増加する」と云う記事を見た。これは、航空会社を営んでいる経営者としては、至極当然な判断ではあるが、これを京都などの主要観光地は反対の声を上げるベキであろう。なぜなら、観光客は飽和状態だからである。

10年以上前だろうか。訪日外国人旅行者の目標を4000万人に設定した。確か、フランスが年間6000千万人ほど受け入れていたので、4000万人は悪くない目標だと感じていた。しかし、2000万人を超えたあたりから、外国人観光客による一種の”公害”が目立つ様になって来た。その代表が、京都での問題であろう。観光地の近くに住む人達にとって、観光客が多すぎる事で、日常の生活が出来なくなってきている。そして、外国人による迷惑行為があちらこちらで目に付く様になって来た。その中で最近話題になっているのが、江ノ電での危険な行為であろう。

訪日外国人の設定を2000万人にするとして、質の良い観光客の受入れである。爆買いしていくかの国の観光客は、決して喜ばしい観光客ではないだろう。爆買いする国民は、不動産も買い漁っている。この様な国民はお断りすべきである。

年間2000万人だとすると、月換算では150~180万人程度が好ましい。Maxで200万人であろう。であれば、Max200万人を輸送できる航空便の本数である。これを、航空会社が単独に決める事は出来ないので、政府が指導して決める必要がある。政治家は国民全体の事の為を考える事が仕事であり、国民の日常生活を快適を大きく阻害する過剰な訪日外国人旅行者数を制限して欲しいモノである。
コメント
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