ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

東北関東大震災 (1)

2011年03月14日 | 気にかかる

                  「カエル」    倉吉の道路わきに…


テレビに噛り付いてみていた。そして涙を流した。

自衛隊のヘリコプターが取り残された人達を確りと抱えて、ヘリに引き上げられて
いくのを見て安心すると同時に、泣けてきた。

何時も、民主党からは邪魔な集団のように言われている自衛隊。でも日ごろの訓練
あればこそ、こんな時に役立っているではないか、人命が救われているではないか
と思ったのです。

何でも無いように見えることでも、訓練の積み重ねでたやすい行為のように見える、
そして見ている私達に安堵感を与えている。救われる人は始めての経験で、きっと
必要以上の力を入れる人も居て援助しにくかったかもしれない、それを不安をなくす
ように導いて救ったのだろうと思います。

ヘリコプターが大屋根の上の人に近づきました。その人は寒さのため布団や毛布に
包まっていました。隊員がその人を確りと抱えて、登り始めました。その人が纏って
いた毛布類が3枚空に舞い上がりました。ヘリコプターの風圧があるにしても、こんな
寒空に助けを待っていたんだわと思いました。屋根の下のベランダで男性が一人、じ
~っと助けられていく人を見上げていました。ご主人だと思います。一刻も早く安全な
ところに移つさせてやりたい、遠目で勿論表情など見えません、しかし、仰ぎ見る姿
に私は安心を見たような気がします。ご主人も次に救われたと信じています。

自衛隊員の皆さまに一人でも多くの命を救って欲しいと願っています。

それを見ている時に私は思いだました。自衛隊は年々へらされる予算、人件費を減
らす為に、「早期退職制度」を導入して、経験を積んだ40代後半の給料の高い人
を減らす、経費節減する為の政策と聞いた。そして人件費削減のために折角技術を
身につけた人を廃し、新しい人(一人当たりのコスト減)を雇おうというのです。

その時も、私は思いました。いざと言う時、給料は高いかもして無いが、経験を積
んだ人と、新人で人件費の削減できたが、経験もない人とどちらが役に立つのでし
ょうか? 又、それまでの訓練は何の為だろうか? 折角身につけた技術は「無駄」
になるとしか言い様が無いものでは?…。

自分の国を自ら守るのが何故いけないことなのか? 中国のように必要以上にどん
どん軍備を増加させよとは言わないのです。年々軍の予算が当たり前のように下げ
られ、中途半端なものになるから、せめて、戦争をしない為に、自国を守る為の自
衛隊であるような予算をつけて欲しいと願っているのです。

このたびの災害にも、到底予算の金額では足りないから「このたびの予算を通して
いただいて、改めて、災害の予算を組みたい」と菅総理は言った。それは違うと思
う、災害の予算は、「暫定」または「臨時」として計上できるのではないですか、この
際、ドサクサ紛れに予算を通してしまいたいという魂胆見え見えです。 人のよさそ
うな谷垣さん頑張れるでしょうか? 心配しています。

自衛隊派遣、初めは2万人で、後から5万人に増加、最初は被害はそれで十分と思
っていたのでしょう。主人が「それなら初めからすればいいのに、」と言いました。
「人命に関わる事だから多いほうがいいとは最初から分かっていても、日ごろ、不
要物だとばかりに、削り続ける自衛隊予算よ、どの面下げて大きな顔できるのよ!」
と私。民主党も考え直して欲しい。「子育て」は親に任せて、個人では出来ない
「国の守り」を最優先に考えて欲しい。

アメリカが「航空母艦」を差し向けるといいました。初めは「航空母艦」でした、しか
し昨日から「原子力空母」と記名されるようになりました。さ~、どうする!
社民党さん、福島瑞穂さん! 「原子力空母寄港反対!」と叫びますか?

以上は震災の翌日12日に書いたものです。自衛隊10万人に変更されましたね。
自衛隊にしても、近隣国への監視もおろそかに出来ません。実は私も心配でした。
だからどんどん数を増やすより、初めから10万と言っておけば良かったのでは無
いですか。なんだか判断の甘さ、思いつき等一貫性が無いような気がして、ハラハ
ラします。

死者は一万人を超すだろうといわれています。濱に数千人のご遺体が上がったそう
ですが、沖に流されてしまったご遺体があるのでは無いかと心配しています。せめ
て待ちわびるご家族の元に返してあげたいと思うからです。

原子力発電所の爆発で、心配が増えました。人命のかかわる濃度では無いというこ
とですが、被爆者が出ています。やっぱり心配です。

野党からの申し入れを拒否し続けていた与党も、やっと「子ども手当て、2兆9千億
円と高速道路無料化、高校授業料無償化、農業個別所得保障、を入れると総額3
兆3千億円になるのを、震災の復興対策に振り替えるべく調整を始めたと新聞報道
されました。こんな大災害があっても、昨日13日までは、あくまで「子ども手当て支
給」と言っていた民主党が今日になって、やっと自分達の考えの間違いに気づいた
ようです。


一日も早く、まず身体を精神を休めることの出来る住居を立ててあげてください。
勿論、色々と問題はあるでしょうけれど、神戸市のように、何年までに出てください
という住宅ではなく、恒久的に我家になる住宅をです。






 
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