先日いただいたお菓子です。
もっちりして 柔らかい甘さで…
違う違う お菓子の味のことでなく
今日はこのお菓子の名前のことです。
「つばら つばら」と言います。
ひとつひとつのお菓子に
万葉歌人 大伴旅人の歌とともに
その意味がわかりやすく説明されています。
浅茅原(あさぢはら)
つばらつばらに もの思へば
故りにし(ふりにし)郷し 思ほゆるかも
大伴旅人が大宰府長官として九州に赴任したとき
「つばらつばら」にすなわち
しみじみともの思いをしていると
故郷の都のことがあれこれと心に浮かんでくると
詠んだ歌だということです。
「つばら つばら」は
しみじみと
心ゆくままに
あれこれと
という意味の万葉の言葉
耳にしていても
つばらつばらって 心地良い気がしませんか?
今日は 暖かい一日
本日から 中学校の草取りボランティア活動がまた始まりました。
本日の参加は 12名と賑やかにスタート
5日が卒業式
こども達のその日をつばらつばらに思い描きながら
みんなで作業をすすめました。
なんちゃって…。
日本語ってとても美しいのに
なんちゃって なんて言っているようでは
いけませんね。
先日 本屋さんで見つけて購入してみました。
傍に置いてあれば 安心する私です。
つばらつばらに 項をめくっているうちに
ひとつでも身についてくれたらなんて
調子のよいことを考えております。