香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

2015北海道マラソン

2015-08-30 21:13:47 | 走ること
地元のマラソン大会ですが、
完走タイムや、途中の関門タイムが厳しく
いままで挑戦してこなかった「北海道マラソン」
3年間、応援で、走っている人たちの
特に後半のつらそうな顔を見ていたのも躊躇の原因
でも、今年は、無謀とも言える挑戦

この頃、涼しい札幌でしたが、
今日はやっぱり、少し暑くなりそう



早めに集合場所の大通公園について
エフランの先輩方の顔を見て勇気をもらい
早めにスタートラインに並んで、静かに待ちました
ドリカムの応援ソングに励まされて
大丈夫、大丈夫、わたしは完走すると信じて



いままでのフルマラソンのスタートロスは
8分から15分近くあったのだけど
北海道マラソンは3分くらいでスタートライン
そして、おなじみのコース
最初は抑え気味で、最後までイーブンペースでと
カリスママラソンコーチ金さんの教えを守り
抜かれても気にしないでマイペース
それでもやっぱり、テンションが上がっているので
ちょっと早い感じで走り続けました

幌平橋で、仕事の関係者の方が応援するとメールをくださったので
注意して走ったら、会えた
その後、平岸通り、石狩街道を順調に走ってて
北8条通りを曲がるところで、どてっと転びました
左足を打ったのですが、立ち上がる時に右足のフクラハギがぐきっ
慎重に走り始めたら、大丈夫だったので、そのままGOー
13kmの関門そばでエフランの旗を持ったakkunの応援を受け
新川通はじめに、E師匠とみのさんが大声で応援
地元の大会って、なんて贅沢なんだろうとうれしくなって走る
新琴似の方へ行って、また新川通に行くまでは順調
給水のときには、右足や首に水をかけたりして

新川通の前田に入ったあたりで、右足がつりはじめて
だましだまし走っていたら、今度は左足がつる
暑さもあり、へばってきたけどまだあきらめない
新川通を折り返したあたりから、
足がつって、立ち止まることがおおくなってきて
給水所には、紙コップがなくなり、
持っていたペットボトルに水を入れてもらったり
直接、手にかけてもらったりしながらも歩くような速度で走る
応援の人たちに、水をかけてもらったり
エアーサロンパスをかけてもらったり
URCの方はアンメルツを塗ってくれて、本当に助けられました
新琴似の35km地点では、あまりの足の痛さに
もう無理かと思いながら、足を揉んでいたら
エフランのKuriさんが応援していてくれて
「足がつってもなんでもいいから、走れーーー!」と
ゲキを入れてくれた
そうだ、もう35km、ここで諦めたら後悔するだけと思い
何度も止まりながらも、走り続けた
まわりのランナーさんたちも、
足が痛そうだったりしながらも走り続けている姿に
力をもらって…

まずは、37km地点でまた応援してくれている
E師匠とみのさんのところまで
そのあとは、38km地点で応援してくれている
エフランの仲間たちのところまで
応援してくれているみんなに
ちゃんとお礼をいいたかったのだけど、
「40km関門まで時間ない!急げ!」と言われて
あわてて、走り去ってしまった
北大の中の40km関門は、残り40秒で通過
そのあと、また足がつって立ち止まったけど
もう、どんなことがあってもゴールしたい気持ちで
人から見たら、歩いているようなスピードだったかもですが
走り続けました
ゴール前で、初めてマラソンを見に来た母が
大きな声で応援してくれて、びっくり
5時間06分08秒でゴールしました
またもやグロスで5時間切れず
それでも、完走できた喜び
メダルをかけてもらって、
フィニッシャータオルをかけてもらって、
涙が出そうでした



本当につらかった北海道マラソン
着替えの時に、スタート地点で隣にいた方と一緒になり
色々と話をしましたが、
今年で最後のメダルがもらえてよかったね
いまは、もう来年は出ないと思うけど
1ヶ月たったら、どうなるんだろうね
ふたりとも完走できて、本当によかったねと
お互いを褒め合いました

着替え終わって、母と合流したのですが
どんどん具合が悪くなり、吐き気がして
何も口にできず、ヘロヘロになりうちに戻ってきて
しばらく、座り込んで動けませんでした
それでも、人ってすごい
だんだん、元気を取り戻し、食欲も出て
もちろん、ご褒美のも欲してきました

今回は、練習もしたけど、
お友達の助言や、応援の力がなければ完走できなかったというのが本音です
わたしは、しあわせものです