香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

八月の六日間

2014-05-31 20:46:49 | 本のこと
先日、ブクログから贈ってもらった
北村薫さんの
『八月の六日間』


40歳目前、文芸誌の副編集長をしているわたし。
仕事は充実しているが忙しさに心擦り減る事も多く、
私生活も不調気味。
そんな時に出逢った山の魅力に
わたしの心は救われていき……。
じんわりと心ほぐれる連作長編。


仕事でストレスを抱えて
恋人と別れて傷ついた気持ちを
誰にも話すことの出来ない性格の主人公。
そんな彼女にとって、
山を登りはじめたきっかけは、同僚からの誘いで、
続けて来たのは、その時のちょっとした出会いなのだけど
そういうことって、必然だったんだろうと思う
山へ行く準備をしたり
持って行く文庫本を選んだり
その時から、気持ちが日常から少しづつ
解き放たれているのだろうなと感じる
選ぶ単行本も、また興味深いのです
山を登って、失敗があって、出会いがあって
時も経ち、会社での環境も変わり
自分も変わっていくけれど
きっと、嫌いじゃない自分に変わっていってる

先に進めず、迷っている道から、ちょっとずれてみる
そういうことの大切さを、山が教えてくれた


わたしもまだまだ大丈夫って思える
少し前向きに考えられる
いい小説に出会えました



今日は、無理しないで6kmほど北大を走りました
暑かったけど、疲れたけど、
やっぱり走るって気持ちいいなと思ったので
明日は、楽しく走れそうです
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

壺中の回廊

2014-05-30 21:33:20 | 本のこと
松井今朝子さんの
『壺中の回廊』



昭和五年。歌舞伎の大劇場・木挽座に
「掌中の珠を砕く」と脅迫状が届き、
人気役者が舞台中に殺される。
江戸歌舞伎最後の大作者、
桜木治助の末裔・治郎が
謎解きに挑む長編バックステージ・ミステリー!


お友だちのお勧め本です
昭和の初め、歌舞伎や演劇
なじみのない環境・世界ですが
作中に出る人の言葉で
わかりやすく、読みやすい
そして、驚く結末
面白かったです

いつの時代も、
人間が短い一生のうちにできるのは、
ただ他の人間に出会うことだけなのだ


考えさせられる、ハッとする文章が多々でした



今週は、仕事が忙しいのもありましたが
体調がずっと悪く、気持ちが落ちてしまって
朝ランも帰宅ランも、夜ランも出来ませんでした
明後日の千歳ハーフ・・・
時間制限もないし、完走することだけ考えて出よう
ゆっくりでもいいんだよ
ちゃんと走りきろう・・・と決めましたです
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

Musical Lesson

2014-05-27 21:09:43 | なんでもない話
わたしのブログを見てくれている方が
その中でも、札幌近郊の方が
何人いらっしゃるのか・・・
いらっしゃるのか・・・わかりませんが

昨日、ポストに案内が入っていました
6月4日(水)~10日(火)まで
大丸札幌店8Fで
山本容子展
Musical Lesson

が行われるそうです
8日(日)14時から15時はサイン会

 

山本容子さんの版画がとても好きで
毎年、カレンダーが欲しくて
雑誌e'cla12月号を買っています
なんとか時間を作って
忘れずに行こう

今日のポストの中には
ブクログでのプレゼントに応募した
北村薫さんの5月30日発売予定
『八月の六日間』
当選していました



ブクログに感想を載せてくださいという条件だけ
いつも、このブログに載せいてる感想を
ブクログに切り貼りしているので条件クリア
山女子のお話だそうです
楽しみ楽しみ
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

天狗風

2014-05-25 20:26:52 | 本のこと
宮部みゆきさん[新装版]
『天狗風』霊験お初捕物控


真っ赤な朝焼けの中、
娘が一陣の風とともに忽然と消えた。
居合わせた父親が自身番にとらわれるが、
自ら命を絶ってしまう。
不自然な失踪に「神隠し」を疑うお初と右京之介。
探索を始めた二人は、
娘の嫁ぎ先に不振な展があることを突き止める。
だがその時、第二の事件が起こった。
霊験お初シリーズ第二弾。


宮部さんの江戸ものミステリーは
ちょっと不思議で怖いのだけど
人の心の中の嫉妬や暗い悲しい気持ちが
おこしてしまう事件を
人情豊かに書いていて
読んでいて本当にいつもホッとします
お初シリーズも大好きだな
他のシリーズに出てくる人も
ちょっと出て来たりしているとこがご愛嬌
日道はやっぱり悪い奴で登場した

今日は、20kmは走ると決めて出発
相変わらず体は重く、まあ、ゆっくりでも・・・
radikoのプレミアム会員になったので
安住紳一郎の日曜天国を聞きながらひたすら
このラジオを聞きたくてプレミアム会員になったような・・・
金曜日の18:30から放送されている
ピーター・バラカンさんのLifestyle MUSEUM
Podcastで聞いていたのだけど、音楽が聴けないので
ラジオで聞きたいと思ったのもきっかけかな
でも、時間が時間なのでまだ聞いたこと無い

安住さんのラジオの前の山本シュウさんの
やたら元気な中学生人生相談聞きながら出発
琴似発寒川をずっとのぼっていって
左股川の方にいってみました


きれいな水が流れて気持ちいい


自分も給水休憩

その後、小別沢トンネルに向けて
やっぱり急な坂は歩いてしまったけど
なんとかかんとかのぼって
宮の森、円山、藻岩山麓通りを通って
やっと下におりて休みながらも走って20km
目標達成 
股関節が痛い・・・し、
やっぱり走れない自分に少しがっかり
まぁ、でも、趣味で走っているんだから
マイペース、マイペース
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

世界の果ての通学路

2014-05-22 22:13:48 | 映画のこと
レディースデぃの今日、
仕事を早々に切り上げて映画を見てきました
『世界の果ての通学路』

公式HPは → こちらです


ケニアと


モロッコと


アルゼンチンと


インドの子供たち

それぞれが学校から遠い所に住んでいて
徒歩で片道2時間を妹と二人で
毎週月曜日に友達と4時間の山越え
妹と馬で1時間以上の山道
そして、弟たちに車椅子を押してもらいながらの通勤

子供たちはみな、家族の中では
ちゃんとした働き手
通勤している道は絶景です
道と言ってしまうには険し過ぎる道々です
象に襲われそうになったり
車椅子のタイヤがはずれたり
一筋縄ではいかない毎日、毎週の通勤
やっと学校に着いた時の子供たちの顔が
本当に輝いてうれしそうで、涙がでそうになりました

将来の目標をちゃんと持って
一生懸命に生きている姿に
月並みですが、元気をもらいました
いい映画だったなぁ
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ほっ

2014-05-20 20:48:17 | なんでもない話
今朝はすっきり晴れて気持ちのいい朝
いつもの朝ランコースではなく
坂道を走ろうと、円山公園まで

公園の中は、たくさんの種類のチューリップの花壇
そして、樹々がたくさんの葉っぱで緑になってました
桜の季節は、焼肉の匂いをさけて行かなかったので
冬の葉っぱがない円山公園から一気に変わっていた感じでした

今日のランチはちょうど大通りにいたので
お店を探しながら歩いていた途中に時計台

ライラックが満開で、観光客もたくさんで
この前の土日は言葉通りのリラ冷えだったけど
今日の昼間は歩いていると汗ばむ気温でした

来月の中旬、横浜のお友だちが
北海道旅行に来るのに便乗することになり
楽しみで楽しみで
仕事の途中,本屋さんに寄ってガイド本

キチキチと予定を決めての旅行ではないけど
情報が多いにこしたことはないよね~
楽しみだなぁ

楽しみの前に、千歳JALマラソンのハーフが・・・
昨年に引き続きのハーフだけど
昨年より走れる気がしない
完走目標で、やれることをやるしかないけど
まずはダイエットしなくちゃですわ
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

人質

2014-05-19 21:00:39 | 本のこと
佐々木譲さんの道警シリーズ第6弾
  『人質』
 

五月下旬の札幌。
生活安全課の小島百合は、
以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里と共に
ピアノのミニ・コンサートに行くことになった。
ひと足先に、会場であるワイン・バーについた小島は、
そこで人質立てこもり事件に遭遇する。
犯人は強姦殺人の冤罪で四年間服役していた中島喜美夫。
コンサートの主役は、中島が逮捕された当時の
富山県警本部長の娘だったのだ。
これは単なる謝罪要求なのか――。
圧倒的な緊迫感で描く、道警シリーズ第六弾!


佐々木譲さんの道警シリーズは
事件の現場や移動する場所が
手に取るようにわかるのも魅力
人質事件のおきるワインバーは
昔の地崎バラ園の下・・・って
お馴染みの場所すぎてリアル
今回も、事件がおこる前から解決するまで
小説の中は1日経っていないスピーディーさで
ついつい読み出したら止まらずでした
楽しませてもらいましたです


昨日、おとついとあまりの寒さに
なんだか気持ちが落ちてしまって
走らなかったので、今朝は気持ちのいい朝ラン
函館本線の下の遊歩道は晴天の下、花盛り

この前、お友だちと食事をした時に
お酒を飲んだのだけど
わたしは、お酒を飲むとすぐにいい気になり
大きな口をたたき、自分を褒めてもらいたくて
人の欠点を言ったり、
好きじゃない人を余計なまで悪く言ったり
ダメダメちゃんに良くなっています
基本、明るいお酒だとは思うのですが
いい気になるのはダメだな 酒癖悪いなと反省
そして、そういう時に、友人が
さりげなくやさしく注意してくれたのです
酔っているとはいえ、そうだなぁと
次の日に思い出しながら反省していました
なかなか、本物の大人になれない情けなさ


いま、朝日新聞に
100年前の夏目漱石「こころ」が
連載中なのですが
その「こころ」を切り取って貼るノートを
頂くことが出来て、チョキチョキ溜め込んでいます
「こころ」は昔、読んだのだけど
まとめて読もうかと思っているので
こういうノートのプレゼントは嬉しいですね

仕事で外に出るときは
時間が無いとき以外は
地下鉄1区間くらいは歩くようにしています
この前、駅前通りを歩いていたら
建設中の現場の10階くらいの窓ガラスが
突然割れて、すごい音がしてびっくり
足場内にガラスが落ちて、人もいなかったようで
けが人がいなくてよかったけど
歩いていた人たちみんな
しばらく、止まってしまってましたよ
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

儚い羊たちの祝宴

2014-05-18 10:06:55 | 本のこと
米澤穂信さんの
『儚い羊たちの祝宴』


味わえ、絶対零度の恐怖を。
ラストの1行で世界が反転。
新世代ミステリの旗手が放つ衝撃の暗黒連作


夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。
夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。
翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、
四年目にはさらに凄惨な事件が。
優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。
甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、
最後に明かされる残酷なまでの真実が、
脳髄を冷たく痺れさせる。
米澤流暗黒ミステリの真骨


嫌な予感に包まれて物語は進んでいくのですが
その予感はすっかり裏切られ
思ってもいないような形となるのです
決して心地の良い話ではなく
人が心の裏側に隠し持っている
邪悪、嫉妬、欲望、見栄などが
形になるとこうなるのかと驚く結末・・・。
時代は多分、昭和の戦争のない時代の
富豪といわれた家庭の様子もまた
この小説に不思議な雰囲気を持たせているのでしょう
普段、経験することができないことを
本の中で経験できるという
読書の楽しみのひとつを堪能しました


昨日は一日冷たい雨の降った札幌でした
久し振りに献血にリベンジ
新しくなった大通献血センターに行きました
待合カウンターからの写真です
結構、混んでいて待たされたのですが
なんと、またヘモグロビンが0.2足りなく
テッシュもらってすごすごと帰ってきました

大通近辺と円山クラスを
プラプラとウィンドウショッピングして
ちょっと買物したりして
夕方はお友だちと食事会

鰹のお刺身と串揚げ
「葵」の料理に外れはありません

今日も雨の札幌
そして、寒い・・・ストーブつけました
ラジコのプレミアム会員になったので
安住紳一郎の日曜天国を聞きながら部屋でぬくぬく
洞爺湖マラソンが9:30にスタートしているので
たくさんの知り合いの方々が走っていると思います
みんな、がんばってくださ~いとここで応援
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

日の鳥

2014-05-15 20:41:08 | 本のこと
こうの史代さんの『日の鳥』


まだ記憶に新しい東日本大震災から早3年ー…
時が経つにつれ薄れていく
【幸せな想い出】と【悲しい記憶】。
雄鶏にとっての妻の想い出を、
少しずつ過去になっていく震災の記憶に重ねて、
大切なことは胸に抱きつつ、
しかし現実を見つめながら、
今を生きる雄鶏の姿を描き出しています。
こうの氏ならではの、
ぼおるぺんの優しいタッチで表現されるイラストは心を癒し、
またほんわかした詩の中には、
ふと自らを省みるような心に刺さる言葉もあります。


こうの史代さんのほのぼのとした絵と詩は
震災のあとの町を描いてもほのぼの
震災後5ヶ月の釜石・大槌から
東北の各地をまわり
2年半後の鹿角・盛岡まで
一気に読まないで、
行ったり来たりしながら
ゆっくり読んで見て眺めて感じます


昨日の仕事帰り、
事務所の近くのライラックが満開でした

久し振りに会ったお友だちとふたりで
聞くことしかできないけど、
気持ちを受け止めて、話して泣いて笑って
そして、飲んで
うちに戻ってきてからの記憶が・・・無い
ぐっすり寝て、短時間で起きてしまい
まず、お財布、鍵などがあるかどうか確認
部屋の中をぐるぐる見て回ると
買ってきたパンとフルーツをちゃんと片付けて
洋服はかけて、シャワーあびて
ピアスをはずして、ちゃんとしていたようですが
全然覚えていないメールしているし
買ったばかりのお風呂用メガネの柄を折ってました
はぁ、、、飲み過ぎはダメだ


それでも二日酔いではなく
しっかりと仕事してきましたよ
(当たり前か
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

タルト・タタンの夢

2014-05-13 21:20:21 | 本のこと
近藤史恵さんの
『タルト・タタンの夢』



商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。
シェフ三舟の料理は、気取らない、
本当にフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。
そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や
不可解な出来事の謎をあざやかに解く。
常連の西田さんが体調を崩したわけは? 
フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか? 
絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ!


単行本が出た時に、書評を読んで
読んでみたい~と思っていて
文庫本になるのを待っていました
きっと、この軽快なミステリーは
文庫本で読むのが楽しいような気がしたのです
そして、期待を裏切らず
美味しそうで、軽快で、明るく、楽しい
ミステリーでした
近くにあってほしい
ビストロ・パ・マル
三船シェフ、料理人の志村さん、ソムリエの金子さん、
そしてホール係のぼくこと高築智行さんと
談笑しながら、カウンターに座って、
シェフお勧めのヴァン・ショー(ホットワイン)を頂きたいわん

第2集『ヴァン・ショーをあなたに』が
もう単行本で出版されているようだし
いまも、雑誌<ミステリーズ>に連載されいているので
これから、近藤史恵さんのライフワークとなるとうれいしな



通勤路にある中学校のグラウンドの
八重桜が満開です
写真は一部で、ネットの内側は
たくさんの八重桜でピンク色に揺れています



歩道脇の花壇はチューリップが満開
25分の通勤徒歩はいまが一番気持ちいいです

今日は、仕事が思いの他はかどって
定時前にすっかり終わらせることが出来たので
用意していたランニングウェアーに着替えて
琴似発寒川沿いを上って約4km走って
帰りはうちまで約6km、
途中まで下りで楽チン
リュックを背負って、ペース走のつもりでしたが
やっぱり上りは時間がかかってしまった
途中まではまだ明るかったので
気持ちのいい帰宅ランでした
コメント
この記事をはてなブックマークに追加