香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

これは経費で落ちません!

2018-01-28 11:53:56 | 本のこと
青木裕子さんのライトノベル
『これは経費で落ちません!』



1巻
森若沙名子、27歳、彼氏なし。入社以来、経理一筋。
きっちりとした労働と、適正な給料。
過剰なものも足りないものもない、
完璧な生活をおくっている、はずだった。
最近、そんな気配のなかった同期に
恋人ができてしまい、少し迷いが生じている。
ある日、営業部のエース・山田太陽が
持ち込んだ領収書には「4800円、たこ焼き代」。
経理からは社内の人間模様が見えてくる?


2巻
経理部の森若沙名子、27歳。
多くの領収書を処理する沙名子には、
社内の色々な人間関係が見えてくる。
周囲に与えた分以上のことは期待せず、されず、
精神的にも経済的にもイーブンでいることを大切にする沙名子は、
他人の面倒ごとにはかかわりたくないのだけど、
時には巻き込まれることも。
ブランド服、コーヒーメーカー、長期出張……
それは本当に必要なものですか?


3巻
森若沙名子、28歳。経理一筋6年。
仕事とプライベートはきっちり分けたいと思っている。
そんな沙名子に、広報課の室田千晶が相談があると言ってきた。
千晶は化粧品会社から転職してきた契約社員で、
好感が持てるいい子だ。
千晶が来てからは、ショールームも飾り付けられ来客も増えた。
しかし彼女は、社内で浮いている。
一部女子社員からは嫌われてさえいて……?


ちょっと思い出せないのだけど、どこかからの情報で知った本
あまり時間が取れない2週間だったので気軽に読めそうと思って
移動中や昼休み、寝る前に、一気に3巻読んでしまった
経理の仕事を真面目に、でも冷静に淡々とやるべきことをやる沙名子さん
自分のことを性格が悪いと思っていて、人を見る目がとてもフラット
仕事は仕事、プライベートは別で大切に思っていることがある
そんな沙名子さんの周りでは、会社ながらでの事件?が起こる
刑事じゃないからね、経理の人として考えて解決したり上司に報告したり
なかなか、スッキリとしたすっぱりとした好きな性格で
気に入ってしまって、楽しい読書時間だった

陸奥A子さんのイラスト・モノローグ集
『本や紅茶や薔薇の花』




初めてのモノローグ・イラスト集!! すべて描きおろし!! 
日常の何気ない出来事を、
陸奥A子ならではの優しい言葉で綴る、ファン必携の書。


ファンなので気づいて買ってしまった
言葉のひとつひとつが優しく繊細で
イラストはもちろんファンなので、素敵だった
あっという間に読んじゃったけど
きっと、何度も開いて眺めたり読んだりする本

平日は慌ただしい毎日を過ごしているけど
頭の中で、やるべきことを順序立てて考えて
仕事の内容に没頭して、そんな毎日は大変だけど好きなんだな
ただ、もうちょっと早く帰ってきたいとは正直な気持ち。。。
先週の土曜日は、講師の仕事の関係で東京日帰り出張
12時の飛行機で羽田に行き、五反田でずっとミーティングで
21時近くの飛行機で戻り、うちに着いたのは0時超え
さすがに、次の日はぐったりだった



五反田にいたんだよと証拠写真

昨日は午後からまた講師ミーティングの予定だったのだけど
自主的に休みにして 久しぶりに7kmJog
ゆっくりと新川通を走り、新道からくるっと回って琴似栄町通り
昨年の秋に、設計のお手伝いをした住宅の現場を見て帰ってきた
やっぱり、体を動かすのは、ゆっくりでも走るのは気持ちいいな

夜は、久しぶりにせ○こ嬢と新年会を兼ねて
今年のエントリー予定大会を相談した



西11丁目のてまひまであっという間の3時間
お刺身、たち鍋、鳥、うどんと盛りだくさん
特に八角の天ぷらは頭もヒレも全部食べられて美味だった
二人とも、昨日のエフランうどんランに参加できず
残宴会でもあったんだけど、楽しかった

今日は、午後からまた諸々と用事があるけど
隙間時間で、カフェに行ったりなんだり目論んで
充実した日曜日にするつもりだよ
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物語のおわり

2018-01-18 23:20:52 | 本のこと
北海道が舞台の小説が続いている
湊かなえさんの
『物語のおわり』



妊娠三ヶ月で癌が発覚した智子、
父親の死を機にプロカメラマンになる夢を
あきらめようとする拓真、
志望した会社に内定が決まったが自信の持てない綾子、
娘のアメリカ行きを反対する水木、
仕事一筋に証券会社で働いてきたあかね・・・・・・
人生の岐路に立ったとき、
彼らは北海道へひとり旅をする。
そんな旅の途中で手渡された紙の束、
それは「空の彼方」という結末の書かれていない小説だ


イヤミスの女王と言われる湊かなえさん
でも、この本は読後感はとってもいい
北海道は小樽に向かう船の中で物語が始まり
富良野、美瑛、旭川、摩周湖、知床、網走、洞爺湖、札幌
それぞれの場所に、色々なものを抱えて来た旅行者たち
人間らしくていいなぁと思った
こんなにうまくはいかない、やっぱり小説という気持ちもあるけど
小説の中でくらい、うまく行ってほしいこともあるさ
さっと読めて、楽しい時間だった

第158回の芥川賞、直木賞が決まった
いつもは、直木賞作品を読んでみたいと思うのだけど
今回は、芥川賞受賞作の「おらおらでひとりいぐも」は
是非読んでみたいと、強く思っていたらもう単行本で発売されていた
次の読書は決定
もう1作の「百年泥」も読んでみたいな
直木賞受賞作は、本屋では売り切れだったけど
どうなんだろう。本屋で少し斜め読みしてから決めようっと

今週は1月の割には暖かかったけど
今、窓の外は真っ白。深々とぼたぼたと雪が降り続いているよ
週末あたりからまた寒波が来るらしい
風邪、ひかないように、あったかいお風呂に入ろうっと
おやすみなさい
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光の犬

2018-01-13 22:53:41 | 本のこと
年も明けてもう13日
毎日毎日が、何も考えないとあっという間に過ぎていく
充実した毎日を過ごしていきたいな



去年、恵庭の道の駅で購入した蘭の花が
年明けとともにまた咲き始めた 可愛い

この前読み終わって、読んでいた時間がとても大切でよかったなと思った本
松家仁之さんの『光の犬』



北の町に根づいた一族三代と、
そのかたわらで人々を照らす北海道犬の姿。
助産婦の祖母の幼少時である明治期から、
父母と隣家に暮らす父の独身の三姉妹、子どもたちの青春、
揃って老いてゆく父母とおばたちの現在まで……。
百年以上に亘る一族の姿を描いて、
読後、長い時間をともに生きた感覚に満たされる待望の新作長篇!


松家さんの火山のふもとで沈むフランシスにつぐ3作目
前2作ともとても好きなので、だいぶ前に購入していたのだけど
静かに、落ち着いて読む気持ちになかなかなれず
5日頃からやっと読み始めて、少しずつ読み続け、幸せな時間を過ごした
ハッピーエンドとか、推理小説とか、全然そういうことはなく
淡々と家族それぞれの視線でそれぞれの人生を書いてあるのだけど
たくさんのことを考え、感じる小説だった
変わった旅をした気持ちにもなったな

なかなか読書に身が入らなかったので
読みやすく間違いないと思っている有川浩さんの
『キャロリング』が今年初読了本



クリスマスに倒産が決まった子供服メーカーの社員・大和俊介。
同僚で元恋人の柊子に秘かな思いを残していた。
そんな二人を頼ってきたのは、
会社に併設された学童に通う小学生の航平。
両親の離婚を止めたいという航平の願いを叶えるため、
彼らは別居中の航平の父親を訪ねることに――。
逆境でもたらされる、ささやかな奇跡の連鎖を描く感動の物語。


有川さんの小説は、ライトノベルというのかな
読みやすく、気持ちも明るくなる
きっと、納得できる筋が通っているからなんだろうな
年末に、「3匹のおっさん」のドラマ再放送があったけど
現実はもっと厳しいかもしれないけど、
こういう世の中であってほしいなって思う
そんな気持ちのまま、優しい気持ちで読み終わることができた



昨日の仕事帰り、すごい雪だったので
今日はお天気悪いのかなと思って起きたら快晴
北大までJogの途中、
札幌競馬場横のナナカマドの樹と、雪の帽子と青空が綺麗で
しばらく見とれてしまった



北大はちょうどセンター試験の最中だったと思うけど
もう試験が始まっている時間だったので意外と静かだった
環境客の方々も多かったけど、走っている人もパラパラといたな
まだ全然調子が戻らないけど、諦めずに少しずつでも走れるようになろうっと
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夜の木の下で

2017-12-30 21:14:46 | 本のこと
今年最後に感想をアップする本は
湯本香樹実さんの
『夜の木の下で』



また会おうよ。
実現しないとわかっていても、言わずにはいられなかった――。
病弱な双子の弟と分かち合った唯一の秘密。
二人の少女が燃える炎を眺めながら話した将来の夢。
いじめられっ子からのケットウジョウを受け取った柔道部員の決断。
会ったこともない少年少女のなかに、
子どもの頃の自分が蘇る、奇跡のような読書体験。
過ぎ去ってしまった時間をあざやかに瑞々しく描く、珠玉の作品集


長い時間をかけて少しずつ読んでいた短編集
なんだか”死”が身近に感じてしまう
深い湖の底にいるような気持ちになる本だった
心の中が少し透明になって緩やかに流れるような気持ちで
静かに静かに読んでいられるいい時間だったようなきがする

365日、1日1日の積み重ねて
年末だからって、特別なことはないんだと思っても
やはり、年の変わり目は特別な気持ちにもなるんんだな
今年は、職場が変わり、生活環境がガラッと変わってしまい
また、昨年からの故障が悪化して、ジョギングすらできない状態が続き
そのまま、練習不足の毎日が通常になってしまって、すごいストレス
そんな中でも、楽しいこと、嬉しいこともあったけど
なんとなく、悔しかったこと、辛かったこと、不甲斐なかったことが
心に残る1年だったような気がする
年末に、母の母、祖母が亡くなり、まあ、あまり縁の深くない祖母だったし
年齢も年齢だったので、お疲れ様でしたと素直に見送ったが
10歳年下のいとこが東京で一人で心不全で亡くなったのは胸に刺さった
わたしと弟と、いとこである姉と亡くなった弟と
小学生、中学生の頃の夏休みはいつも一緒に遊んでいたんだよね
死は誰にも平等に訪れるものではないんだと、心から思う
いつかは訪れるけど、みんなそれぞれなんだよね、こわいな
なんて思ってしまう年の瀬

来年は、もう少し自分のペースを上手に掴んで
ストレスをためずに、笑顔で毎日を過ごして、
またたくさんの本を読んで、たまにふらっと旅にでて
そして、スマイルランをするんだよん!
来年もよろしくお願いします
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小説のことだけ

2017-12-21 05:27:52 | 本のこと
ブログを更新するタイミングが作れず
なんだか、どんどん時間だけが過ぎていってるみたい
夜中に目が覚めて、読みかけの本を読み終わって
朝活の前に、まずパソコンに向かおうと。。。

塩田武士さんの『罪の声』



逃げ続けることが、人生だった。
家族に時効はない。
今を生きる「子供たち」に昭和最大の未解決事件
「グリ森」は影を落とす。

「これは、自分の声だ」
京都でテーラーを営む曽根俊也は、
ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。
ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。
テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。
それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で
恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった――。

未解決事件の闇には、犯人も、その家族も存在する。
圧倒的な取材と着想で描かれた全世代必読!
本年度最高の長編小説。

昭和最大の未解決事件―「ギンガ萬堂事件」の
真相を追う新聞記者と「男」がたどり着いた果てとは――。
気鋭作家が挑んだ渾身の長編小説。

評判が良く、気になっていた小説だった
Kindleで安くなっていて、思わず購入
フィクションではあるけれど、実際の事件も忠実に描かれていて
本当にこんな物語があったかもしれない
こんな悲惨な人生を送った人たちがいるのかもしれないと思うと
胸が締め付けられる思いがした
読んでよかった

浅田次郎さんの『おもかげ』



忘れなければ、生きていけなかった。

浅田文学の新たなる傑作、誕生――。
定年の日に倒れた男の〈幸福〉とは。
心揺さぶる、愛と真実の物語。

商社マンとして定年を迎えた竹脇正一は、
送別会の帰りに地下鉄の車内で倒れ、
集中治療室に運びこまれた。
今や社長となった同期の嘆き、
妻や娘婿の心配、幼なじみらの思いをよそに、
竹脇の意識は戻らない。
一方で、竹脇本人はベッドに横たわる自分の体を横目に、
奇妙な体験を重ねていた。
やがて、自らの過去を彷徨う竹脇の目に映ったものは――。

「同じ教室に、同じアルバイトの中に、同じ職場に、
同じ地下鉄で通勤していた人の中に、彼はいたのだと思う」(浅田次郎)

やはり浅田次郎さんの小説はいいなと思った
結末は書けないけれど、最後まで読んで本当に思う
悲しいけど、優しい
一生懸命、自分の人生を生きる人の美しさに涙が出る

この頃は、じっくり読書をすることも少なくなっていて
この2冊しかちゃんと読んでいない
年末年始のお休みに、ゆっくりじっくり読書したいな

先月、横浜、東京にプライベートでいってきたことも
またブログにアップするつもり
そうそう、続けていきたいな。このブログも
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一気に真冬

2017-11-19 19:48:44 | 本のこと
今日の札幌は一気に雪景色
このまま今年は冬に突入かなぁ

先週の日曜日、めちゃくちゃ忙しい1日過ごしたんだけど
ちょっとした時間の合間に、スタバでコーヒータイム
札幌のスタバの中では、旭ヶ丘店とグランドホテル店でだけ飲める
1杯づつコーヒー豆を挽いて、専門の機械で入れてくれる珈琲を飲んでみた
何種類かの中からサンドライド ブラジル セラード ボネ



珈琲を淹れるところを説明付きで見せてくれて
お味もなかなかおいしかった 時間とお財布に余裕があればまた

約2週間で読んだ本。。。少ないなぁ
なんか、時間の使い方が下手になった気がする
天気のせいにして、あまり走っていないしね
走った方が、気持ちがスッキリしていいんだけどなぁ

小川糸さんの
『キラキラ共和国』



「ツバキ文具店」は、今日も大繁盛です。
バーバラ夫人も、QPちゃんも、守景さんも、みんな元気です。
みなさんのご来店をお待ちいたしております。
店主・鳩子 亡くなった夫からの詫び状、川端康成からの葉書き、
大切な人への最後の手紙……。 伝えたい思い、聞きたかった言葉、
「ツバキ文具店」が承ります。


鎌倉のツバキ文具店のシリーズ2作目
ぽっぽちゃんが結婚した♬
人生って色々、人の見る方向、温度でくるっと変わることもある
悲しいこと、切ないこともあるけど、生きているうちは前を向いていたいな
そんなん風に思いながら、気持ちが優しくなりながら、読んでいた

お笑い芸人、カラテカの矢部太郎さんの
『大家さんと僕』



1階には大家のおばあさん、2階にはトホホな芸人の僕。
挨拶は「ごきげんよう」、好きなタイプはマッカーサー元帥(渋い!)、
牛丼もハンバーガーも食べたことがなく、
僕を俳優と勘違いしている……。
一緒に旅行するほど仲良くなった大家さんとの
“二人暮らし”がずっと続けばいい、そう思っていた――。
泣き笑い、奇跡の実話漫画。


朝日新聞の「著者に会いたい」で読んで、
エッセイだと思って開いたら、漫画だった
絵も内容も、ほのぼのとして、正直で、
思いがけず、癒されたというか、ニコニコ笑って読んでいた
いつまでも二人暮らしが続くといいな

北村薫さんの
『太宰治の辞書』



新潮文庫の復刻版に「ピエルロチ」の名を見つけた《私》。
たちまち連想が連想を呼ぶ。
ロチの作品『日本印象記』、芥川龍之介の「舞踏会」、
「舞踏会」を評する江藤淳と三島由紀夫。本から本へ、
《私》の探求はとどまるところを知らない。
太宰治「女生徒」を読んで創案と借用のあわいを往き来し、
太宰愛用の辞書は何だったのかと遠方に足を延ばす。
そのゆくたてに耳を傾けてくれる噺家、春桜亭円紫師匠。
そう、やはり私は「円紫さんのおかげで、本の旅が続けられる」のだ……。


『円紫さんと私』シリーズは15年以上ぶり
《私》は、大学生から中学生の息子がいる編集者になった
好きなシリーズだったので、単行本が出た時に読もうかと思ったけど
シリーズ本全てを文庫本で保存しているので、文庫になるのを待っていた
しかし、《私》の知識についていけず、???の部分多し
考えてみたら、芥川龍之介は「蜘蛛の糸」位しか読んでいないし
三島由紀夫は1冊も読んだことがないんだから、話についていけない
ちゃんとそういう本も読まないとなぁと反省
太宰治は好きだったので、ほとんど読んでいたので少し救われた

益田ミリさんの
『こはる日記』



10代をくぐり抜けてきた、すべての人に贈るコミック

中学から高校へ、何気なく過ぎていくこはるの毎日。
揺れ動く感情を切り取った1コマ1コマが、
大人になりたくない/なりきれない、
誰もの胸にしまわれた「あのころ」を揺り起こす。


そうそう、中学、高校生の時ってこうだったな
いや、こはるさんよりずっとワガママでダメな子だったよ
そんな風に思いながら、懐かしく、心揺れながら読み終わった

読みたい本はたくさんあるのに、すぐ眠くなる
ついついテレビをぼーっとみている
そんな生活、ちょっとダメだなぁ
もうちょっと腰を落ち着けて本を読んだり
ゆっくり走って気持ち切り替える生活にしていきたいな
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たゆたえども沈まず

2017-11-05 16:44:50 | 本のこと
また、随分と時間が空いてしまった
もう11月。札幌の秋はすっかり深まった



先週末、ひとりでひだまりロードとエルフィンロードを走った時
葉が落ちてすっかり晩秋の装い。綺麗で気持ち良かった



見上げた空は高くて、想定していたよりちょっとだけ
長く走れた
もうすぐ雪が降るのかな
雪道を走るのも気持ちが良くて好きだけど
ちょっと寒さに身が縮むことも多いのだよな

火曜日に読み終わった
原田マハさんの
『たゆたえども沈まず』



誰も知らない、ゴッホの真実。
天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、
商才溢れる日本人画商・林忠正。
二人の出会いが、〈世界を変える一枚〉を生んだ。
1886年、栄華を極めたパリの美術界に、
流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。
彼の名は、林忠正。
その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、
放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。
兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。
そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出すーー。
『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』の著者による
アート小説の最高傑作、誕生!


頭の中からフィンセント・ファン・ゴッホと
弟のテオが消えずに、忘れられずに
他の本を読む気になれない
ずっとずっと余韻が続いている
どのように死んでしまったのか
有名な話だったので、知っていただけに
読み続けるのも苦しかったけど
忘れられない小説となった

この本を読んでからは、読書は進んでいないけど
その前には色々と読んでいた

坂木司さんの
『肉小説集』



凡庸を嫌い「上品」を好むデザイナーの僕。
何もかも自分と正反対な婚約者には、
さらに強烈な父親がいて――。(「アメリカ人の王様」)
サークルで憧れの先輩と部屋で2人きり。
「やりたいなら面白い話をして」と言われた俺は、
祖父直伝のホラ話の数々を必死で始めるが……。(「魚のヒレ」)
不器用でままならない人生の瞬間を、
肉の部位とそれぞれの料理で彩った、
妙味あふれる傑作短編集。


坂木司さんは、好きなミステリー作家さん
男性なのか女性なのかわからないんだけど
わたしの心の中では男性かなって思ってる
今回の短編集は、最初は「ナンジャコリャ」
なんて思いながら読んでいたけど
クスッと笑えて、他にはない肉料理だった

渡辺淳子さんの
『東京近江寮食堂』



定年退職を間近に控えた妙子は、
十年前に消えた夫の行方を探すため東京にやってきた。
慣れない土地でのひょんなトラブルから、
谷中にある宿泊施設、近江寮にたどりつく。
個性的な管理人や常連客の貧しい食生活を見かねた妙子は
彼らの食事を作り始めるが、
その料理はやがて人々を動かし、運命を変えていく。
そして彼女自身も――。おいしくてせつない感動長編


いつも行く本屋でずっと平積みになっていたので
なんとなく買ってみた
人情2時間ドラマっぽい感じかな
キャストを考えると楽しいし、いいドラマになりそう

そして、大好きな益田ミリさん
『美しいものを見に行くツアー ひとり参加』



一回きりの人生。行きたいところに行って、
見たいものを見て、食べたいものを食べるのだ。
ツアーに申し込めば、どこにだって出かけられる!
41歳 北欧でオーロラを見た
42歳 ドイツのクリスマスマーケット
44歳 世界遺産モンサンミッシェル
45歳 ブラジル・リオのカーニバル
48歳 台湾で平渓天燈祭に参加 旅じたくからお土産、
団体旅行での身の処し方まで。 40代の旅は自分仕様。
エッセイとイラストと写真で構成


『心がほどける小さな旅』



遠くに行きたい。そう思うときは心がカチコチに固まっている。
南国の青い海や大自然に飛び込めれば何よりだけど、
もっと気軽に、季節に合わせてお出かけすれば、
気分はぐんと上昇。
春の桜花賞から鹿児島の大声コンテスト、
夏の夜の水族館、湿原カヌー体験、雪の秋田での紙風船上げまで。
北から南、ゆるゆるから弾丸旅まで。元気が湧く旅エッセイ。


ミリさん2作連続読書
なんか、わたし、旅に出たいのだわ、間違いなく。
旅というと大げさに身構えちゃいがちだけど
もっと気楽に、ふらっと行けばいいんだなぁと思う
心のガチガチを解いて、ふわっと出かけていいんだよね
そんな風に思わせてくれた

3連休、走ったり、買い物したり、母と出かけたり
いつもよりはゆっくり過ごして、今日やっと机に向かって
久しぶりにブログをアップして、
なんだかスッキリした気持ちになったなぁ
あと少しの休み、さて、ゆっくりお風呂の中で本でも読もうかな
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砂上

2017-10-15 19:34:33 | 本のこと
桜木紫乃さんの『砂上』
サイン本を手に入れてしまった



男にも金にも見放された女の前に現れたのは、 
冷徹な編集者だった――。

空が色をなくした冬の北海道・江別。
柊令央は、ビストロ勤務で得る数万円の月収と、
元夫から振り込まれる慰謝料で細々と暮らしていた。
いつか作家になりたい。そう思ってきたものの、
夢に近づく日はこないまま、気づけば四十代に突入していた。
ある日、令央の前に一人の編集者が現れる。
「あなた今後、なにがしたいんですか」。
責めるように問う小川乙三との出会いを機に、
令央は母が墓場へと持っていったある秘密を書く決心をする。
だがそれは、母親との暮らしを、
そして他人任せだった自分のこれまでを直視する日々の始まりだった。

これは本当にフィクションなのか――。
現実と虚構が交錯する傑作長編!


江別駅の前の広場に雪が降り降りる光景から
どんどんと桜木紫乃さんの作り出す世界に浸っていく
まっすぐ目を向けたくない、できれば通り過ぎたい
関わりたくない、忘れたいようなことが
容赦無く襲ってくるが、いつの間にか強くなっていく
清々として、でもなんだか引っかかったまま読み終わった

なかなか1冊の本をまとまって読まない状態で
途中半端な本がたくさんベッドの脇に置いてあって
今日はどの本を持って出かけようかと思うこの頃
そういう時期もあるよなぁ
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裁判の非情と人情

2017-10-08 19:07:09 | 本のこと
日本エッセイスト・クラブ賞受賞
原田國男さんの
『裁判の非情と人情』



裁かれるのも「人」なら,裁くのも「人」のはず.
しかし,私たちにとって裁判と裁判官はいまだ遠い存在だ.
有罪率99%といわれる日本の刑事裁判で,
20件以上の無罪判決を言い渡した元東京高裁判事が,
思わず笑いを誘う法廷での一コマもまじえながら,
裁判員制度,冤罪,死刑などをめぐり,
裁判官の知られざる仕事と胸のうちを綴る.


テレビや新聞のニュースでしか知り得ない事件の
裁判をする人たちのことは、そうなのかと知らないことばかり
未知の世界と言っていいのか
ちょっとドラマで見た感じともリンクしているのか
とにかく、興味深く、驚いたり安心したり
読んで楽しかった?というか良かったなと思った

西加奈子さんの『地下の鳩』



大阪ミナミの夜に生きる人々の光と陰
暗い目をしたキャバレーの客引きと、
夜の街に流れついた素人臭いチーママ。
情けなくも愛おしい二人の姿を描いた平成版「夫婦善哉」。


実は、この本の方が先に読んでいたんだけど
どうも、退屈してしまって、、、、
おざなりな読書になってしまったな
共感も興味も何も浮かんでこなかったんだよね



事務所のすぐ近くの小さな公園は
お昼休みにはほとんど無人なので
お天気が良くて時間が取れる時は
30分でもゆっくりすると気持ちのいい公園
でも、10月の声を聞いて、すっかり寒い日が続いて
ちょっと寂しいな



先週の平日は全然走れなかったので
土曜日は午前中に、円山公園までJog
実は、明日は白老健康マラソン10マイルに出走予定だから
ちょっと長く走らないとなぁと思いながらも
10km走って、ゼーゼー終了
10マイル、16km、走れるんだろうか。。。。不安



円山公園は紅葉が少しずつ始まってきた感じで
上を見上げている人たちが多かったな

今日は、お天気が良かったんだけど、自宅で仕事
サクサクと進んで、2時半には終わったので、
3時から1時間ほど散歩したら、うっすら汗をかく陽気
明日も、このくらいのお天気だったらいいなぁ
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アナログ

2017-09-25 21:19:37 | 本のこと
新聞で、ビートたけしさんが小説を書いたと知り
次の日、本屋で見つけてしまった
『アナログ』



「お互いに会いたいという気持ちがあれば、絶対に会えますよ」
すべてがデジタル化する世界で悟とみゆきが交わした、
たったひとつの不器用な約束。素性も連絡先も知らないまま、
なぜか強烈に惹かれあう二人の、「アナログ」な関係が始まった。
いまや成立しがたい男女のあり方を描き、
“誰かを大切にする”とは何かを問いかける渾身の長編。


ビートたけしさんの映画を見ていても思っていたこと
残酷でリアルで赤裸々な人生を書きながらも
ロマンチックだなぁと。。。小説もやはりそうだった
すんなりと、しっくりと、頭の中に文章が入ってくる
目新しいストーリーでないから尚更、
素直に、優しい気持ちになれた

知らず知らずに、体を酷使していたのかもしれない
突然、具合が悪くなり、発熱と鼻水で、どうも風邪
日曜日は楽しみにしていた余市味覚マラソンだったのだけど
行けるような状態ではなく、今日、郵便でチップを返してきた
お天気も良くて、絶好の秋マラソン日和だったのに、
本当に、残念だけど、自業自得なんだよね
体調管理、しっかりしないとなと心から思ったよ
なので?いや、もう体力の限界で、本日は早めの帰宅
仕事以外の時間があるのって、充実しておるのぉ

具合が良くないので、コミックなら読めるかなと思い、
映画で見た縫い截つ人の原作 池辺葵さん



池辺葵さんのコミック、ちょっとツボ
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