香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

浅草のおんな

2013-08-28 21:56:45 | 本のこと
伊集院静さんの『浅草のおんな』


 浅草の小さな小料理屋「志万田」は、女将の志万の料理と人柄に惚れた
 常連客で、今日もにぎわっている。志万は十七のとき、男を追って東京
 へ出来てたが、かなしい別れのあと、この土地に店を構えた。三社祭、
 ほおずき市、隅田川の花火大会・・・。下町の風物と、慎ましくも誇り
 高く生きる人々の姿を描いた人情小説。       解説・道尾秀介


解説の道尾さんも書かれていましたが、
「いい小説」だなぁと思います
読み始めて、少しして、
これは志万という優しく賢く正直で素直な女のお話?
と、ちょっと身構えてしまったのですが
志万のどうしようもない女の気持ちもちゃんと書かれていて
そして、人は間違えてしまうものなんだな
後悔しながら、でも、それもわたしと認めて生きていくんだなと
やさしい気持ちで、小説の中の人たちと一緒にすごした気分です
「恩返しは恩を受けた人には返せないんだ。
 受けたものを違う人に返すんだって」
「自分に本当につくしてくれた人の気持ちがわかった時には、
 その人はこの世にいない。それが世間の常である。」
「人間の中にはいろんな自分が棲んでいて何かの拍子に思わぬ自分が顔を出す。」
胸にぐっとくる言葉がたくさんありました
いくつになっても、恋をしていきましょう
大切にしてくれる、大切な人がいることは幸せで強い
自分をきらいにならないで、生きていこう
色々な気持ちが、心のなかで踊って歌って微笑んでいたようでした

    

北海道マラソンが終わって、札幌は一気に秋がきたように涼しくなりました
昨日、今日と、夜に走っているのですが、夜はもう18℃くらいで
とても走りやすい気候となりました
今月は、少し頑張ったのかな、今のところ160kmくらい走りました
来月の余市味覚マラソン10km、再来月の札幌マラソンハーフに向けて
目標を決めて、頑張ろうと前向き


今日の空は、雲がモクモク、秋の空


近所のお庭にたくさん咲いている白蝶草でしょうか
涼しくなるのが早過ぎて、ちょっと寂しい気持ちも・・・
もう少し、残暑とかあってもいいんだけどなぁ
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

Enjoy Sapporo

2013-08-25 20:57:06 | なんでもない話
昨日は、午前中8kmほど走った後、予定通り芸術の森へ
E師匠と大通で待ち合わせをして、地下鉄で真駒内に向かうと
自衛隊前駅辺りで、すごい雨 ざーざー
真駒内からバスで芸術の森に向かっている間も
雨の勢いがすごくて、もうビショビショになることを覚悟していたのだけど
バスが芸術の森につく直前に、カラッと雨が上がったのです
「日頃の行いがいいからねぇ」とわたしとE師匠は鼻高々
着いたのが2時頃だったので、もう結構な人がきて演奏を聴いてました
私たちは、少し後ろ側、喫煙スペースと露店の近くに陣取って
買い出しして、シート敷いて、まずは


14:30~SADAO WATANABE 札幌ジャズアンビシャス2nd
16:00~マリーン
17:40~稲垣潤一
19:20~熱帯JAZZ楽団+Session
迫力でしたね~
稲垣潤一さんが、ドラマチックレインを歌うよ、雨降っても俺のせいじゃないよ
と、宣言して、歌い出した途端に、パラパラと小雨が降ってきて
みんな一斉に、バタバタと合羽着たり傘さしたりしたのは笑った
結局、そんなに降らずに、合羽も傘もすぐにみんな仕舞って
ずっと雨にはあたらず、楽しみました
やはり、最後の熱帯JAZZは楽しかった~、立って踊って叫んでおりました


今日は、北海道マラソンの応援
新川通で、akkunさんとmatsukoさんと合流、14km地点
今年は例年より涼しくて、よかったなぁ
知り合いの方々、エフランの旗を見て声をかけてくれる方もいて
まだ、みなさん笑顔を見せてくれていました
11時過ぎくらいから、北大の39km地点に移動して
semikoさん、naviさんも合流して、ランナーを待ちました
途中、すごい雨が降ってきたり、虫にさされたりしながらも
知り合いの方々を待って、頑張って走ってきた顔を見て、
もう嬉しくて嬉しくて
39km頑張って走ってきたんだ、あと3km頑張って~
応援しているだけなんだけど、ハラハラドキドキで
ランナーの方々にとても力をもらったと思います
わたしは、いつか北海道マラソンに出れるようなランナーになるのだろうか・・・

 
石山通を通る1位、2位のランナー

ということで、2日間札幌で楽しい時間を過ごしていたのでした
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

恋しぐれ

2013-08-23 21:15:53 | 本のこと
葉室麟さんの『恋しぐれ』

 京に暮らし、二世夜半亭として世間に認められている与謝蕪村。
 弟子たちに囲まれて平穏に過ごす晩年の彼に小さな変化が……。
 祇園の妓女に惚れてしまったのだ。蕪村の一途な想いに友人の
 応挙や秋成、弟子たちは驚き呆れるばかり。天明の京を舞台に
 繰り広げられる人間模様を淡やかに描いた傑作連作短編集。


俳句には全然疎いし。与謝蕪村が俳人とは知っていたけど
絵も描いた人なんだと驚き、ましてや高名な弟子の方々も知らない
でもね、小説だもの、葉室麟さんだもの、面白いよねと
蕪村と、弟子たちや娘の、それぞれの恋を書く短編なので
最初の頃は、少し物足りないような気もしたのだけど
ひとつづつのお話が、最後の蕪村のお話につながり
蕪村の人間味とやさしさ、弟子や娘の苦しい恋
それぞれが、淡々と静かに、苦しいくらいの恋心を語られている
やさしい時代短編小説でした
でも、やっぱり葉室麟さんの長篇の方が今のところ好きだな

  

今日は、仕事で小樽市役所へ行く用事があり
高速バスに乗って、行ってきました
ちょうどお昼時に着いたので、ランチを食べるために夢二亭に行き
市役所へ行き、小樽駅でアイスカフェラテ飲みながら書類作成して
すぐ向いの現場まで行き、と全部歩いていたら
小樽って坂の街だなぁとしみじみ
思わず、みぽりんになって「お元気ですか~」と叫びたくなったわ(嘘)
いつも、JRか車で行っていた小樽だけど
仕事場からは高速バスで1本で行けるし、必ず座れるし
ぼーっと出来るし、本も読めるし、バスは快適でした
続けて何回かいかなくてはならないので、息抜きになるかな


明日は、芸術の森で行われるNorth JAM Sessionに行ってきます
E師匠夫妻と一緒に akkunさんご夫妻もいらっしゃると言ってたな
芝生席なのに、雨の予報・・・ 天気予報はずれて欲しい
ゲストはマリーン、稲垣潤一、熱帯JAZZ楽団 
今年はサッポロシティジャズのホワイトテントへ行かなかったので
とってもとっても楽しみにしています

そして、明後日は、北海道マラソン
15km前の応援はひとりかもだけど、40km手前北大前は
一緒に応援してくれる人たちがいるので心強い
そしてそしてなによりも、
走る人たち皆が、満足出来るレースでありますように
マラソンを間近で見られることがうれしいしね
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

どんぐり姉妹

2013-08-20 21:22:27 | 本のこと
よしもとばななさんの『どんぐり姉妹』

たわいない会話をなくさぬように。淋しい気分につかまらないように。
どんぐり姉妹は今日もゆく! 人々を癒す小さなお悩み相談サイトの物語

 姉の名前はどん子、妹はぐり子。突然の交通事故で大好きだった両親を
 うしなったふたりは、気むずかしいおじいちゃんの世話をしながら、手
 を取り合って生きてきた。そしてすべての苦しみが終わった日、ふたり
 が決めたのは小さな相談サイト「どんぐり姉妹」を開くこと。たわいな
 い会話にこもる、命のかがやきを消さないように。ことばとイメージが
 美しく奏であう、心を温める物語。


ばななさんの小説らしい小説のような気がします
すぐにばななワールドに入り込み、速攻で読み終わりました
人の心の善悪の表現
悪と思ってしまうことを切り捨てない優しい目
人生はさくさくと進んで行く様子にしみじみ
そんなばななワールド炸裂
でもね、ばななさんの判断の自信というか
ちょっと、そこまで自信持てないなぁと思う部分もあり
少し離れて対岸で読んでいるような気持ち
読書って、その本、その本で、色々な発見があるね
そして、場所だけでなく、心のあり方も
たくさんの旅に出ているような気持ちの幸せ

今日は、突然、雷がなって雨が降ったり、晴れたりの繰り返し
不思議な天気でした
夜は、満月を明日に控えて、幻想的な月が窓から見えたよ

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

LADY GT-2000

2013-08-19 22:15:33 | 走ること
今日、仕事で外に出た帰り、ちょっと早退気味にして
アシックスストアで、ランニングシューズを買ってしまった
走り始めて、冬用も含めて4足目
今日は、計測用のトレッドミルに乗って、
走りのチェックもしてもらったのです
姿勢はいいけれど、前の方から足をついているので
長く走ると疲れると思うので、かかとからつく走り方にとのこと
同じことを、エフランの人と一緒に走った時に言われていたのに
トレッドミルで走るのが久しぶりだったので、
恐る恐るのように走って、注意するのを忘れていました
映像で見て、ホントがっかり
この前、足の形を計測してもらった時のデータと合わせて
(扁平足気味というほどではありませんよと今日の店員さんは言ってた
選んだシューズが、これ

LADY GT-2000 NEW YORK-WIDE
ベースが緑でピンクの紐のは、限定色でもうサイズはなかったけど
この色の方がわたしらしいかなぁと思っているのです
いつから履こうかな・・・なんかもったいなくて小鬼ちゃんたちを

帰りにはカレーショップ エス
公認スポーツ栄養士と考案した走れるからだ作りにいいという
ランナーズカレーの中で、納豆とオクラのネバーカレー

美味しかった 
ごはんを小盛りにしてもおなかいっぱい

帰って来て、蒸し蒸しの中、7.8kmを6:35min/hでお月見ラン
かかとから下ろして走ることをずっと意識して走ってきたら
いま、ちょっと土踏まずのあたりが痛いかも
気をつけていたつもりでいたけど、
何も考えていなかったんだなと反省です
今度の日曜日は北海道マラソン
わたしは、応援隊(といっても、ひとりかも)だけど
みんなが頑張って走っている姿を見て、刺激されちゃうんだろうなぁ
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

いちばんここに似合う人

2013-08-18 20:26:43 | 本のこと
ミランダ・ジュライの『いちばんここに似合う人』

 水が一滴もない土地で、老人たちに洗面器一つで水泳を教える娘。
 英国のウィリアム王子をめぐる妄想で、頭がはちきれそうな中年女。
 会ったこともない友人の妹に、本気で恋焦がれる老人――。
 強烈な個性と奇妙な優しさに満ちた16の短篇を、
 物語の声にぴったりと寄り添う岸本佐知子訳で。
 フランク・オコナー国際短篇賞受賞。


推理小説以外の海外小説を読むのが少し苦手
でも、この本はお友だちの感想を聞いて興味があったのと
この前読んだ、岸本佐知子さんのエッセイを好きになったので
ちょっと、挑戦してみました
不思議な感じが、短編ごとに切り替わり
落ち着かない気持ちにされたり、寂しくなったり
色々な気持ちになりながらも、
あっという間に読むことができました

堀辰雄さんの『楡の家』

 もの静かな品よくくすんだ感じの老婦人と、その娘で、
 新しい世代に生き、もっと現実的な生き方を望みながら、
 自己の中に潜む母と同様なロマネスクな気持に苦しめられ
 出すような一人の若い女を描こうと思った――七年の歳月
 をかけて成った「菜穂子」には、作者の生への意志が秘め
 られている。ほかに、その前編ともいうべき「楡の家」、
 人間の孤独をテーマとした「ふるさとびと」を併録。


映画『風立ちぬ』を見て
堀辰雄さんの小説を読んだことがなかったので、
この機会に読んでみようと思って、文庫本を買い
『楡の家』を読んだのです
すらすらと読めて、小説の中にも入って心地よく
文章もきれいで、好きだなとは思ったのですが
なんか、ちょっと意味がわからない・・・のです
『菜穂子』の前編ということですが、ここはやはり
『風立ちぬ・美しい村』から読むことにして中断しまする

夏休み5連休も終わり、また明日からお仕事だな
昨日は、エフランで知り合った方が、狸小路に飲みに行こう
といって誘ってくださったので、いそいそと行ってきました
TK6で待ち合わせ
外人さんが多い、面白いお店だった 
飲んで、タコスと枝豆をつまんで少しいい気持ちになったところで
炭おやじで、じっくり飲んでしゃべって
色々なお話をしたのだけど、やはりランのこと
gさんは、毎月300kmくらい、nさんは200kmくらい
そのくらい走るとやはり食べても太らないよとの言葉に納得
わたし、走っても150kmくらいだからなぁ。。。遅いから時間かかっているし
でもね、みんな好きだから、黙々と走るんだよなぁ
色々なお話を聞けて、
なんだか、とっても楽しい時間を過ごしました

今日は、朝はすごい雨が降っていたのだけど
10時くらいから、晴れてきたので、
昨日のビールの分くらいは消費しなくてはと走りに出ました
11時すぎから、ちょうど一番暑い時間で、蒸し蒸し熱々
宮の森や大通り、円山、桑園と中央区をグルグルと10km
アスファルトの上で焼けてしまいそうだった~
それでも、走り終わると気持ちがいいんだよね~

見上げた空も気持ちいい
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

あー夏休み

2013-08-17 11:53:17 | なんでもない話
今年の夏は~、蒸し蒸し湿度高め曇り空多しの札幌です
皮肉なことに、仕事だった13日は晴れて気持ちのいい天気
仕事のため、先輩とニセコ、倶知安へ行ってきました
打ち合わせなどは2時間ちょっとで済むんだけど、移動が長い
合間に食べた、ニセコ駅の「ヌプリ」の黒カレー、美味しかったなぁ
 

ちょっと気の張る仕事だったので、帰りはぐったり
休憩で寄った毛無山展望所からみる小樽はやはりきれいだった


14日から仕事は休み、あー夏休み
お墓参りは、お盆は弟家族と、お彼岸はわたしと行く母から
2~3日前に電話が来て、弟が仕事が多忙のため、16日しか
お休みを取れないので一緒に行こうということになった
義妹と甥っ子と母とわたしの4人で室蘭へ
小6になった甥っ子は、すっかり大きくなったけど
相変わらず、感情がすべてわかる素直な子のまんま
父のお墓は、室蘭の港が一望できる場所にあるのだけど
曇って、霧が多くて、見晴らしが悪く残念
母方の祖父のお参りに行ったお寺では、久しぶりに叔母夫婦と会い
6人で一緒にお昼ごはんを食べに行って、談笑
わたしと11歳しか違わない叔母と、気さくな叔父に
久しぶりに会えて、元気そうな姿を見て、うれしかったなぁ
帰りは、北広島のくるるの杜で野菜や果物を買って

三井アウトレットパークでちょこちょこと買い物をして
久しぶりの300km程度の運転
その日は実家に泊まったのですが、母もわたしもぐったり
すっごく早くに寝てしまいました

次の日は、8時過ぎから、白石サイクリングロードの方へ
蒸し暑く、白石サイクリングロードはアスファルトの照り返しと直射日光で
もう、やめようかなと弱気になりながら走っていましたが
陽だまりロードに入ってしばらくしたら、いきなり木立の中に入り
突然、気持ちよく走れるようになりました
本当は、10kmくらい走るように折り返そうと思っていたけど
あの暑い白石サイクリングロードに戻るのはいやだったので
北広島エルフィンロードの学習の森まで走って

上野幌駅まで戻って、JRで実家に戻りました
14kmちょっと 駅でストレッチする変なおばさんだったのだ
エルフィンロードは虫の声がもう、秋のようで
道端には、このお花がたくさん咲き乱れていましたよ

明日葉(あしたば)かなぁ

午後からは母と札幌の中心街に繰り出して、
二人が大好きなそば屋に寄って腹ごしらえしてから
三越デパートでやっている岩合光昭写真展「ねこ歩き」を見てきましたよ

もうもう、癒されまくりの写真ばかり
ギリシャ、トルコ、世界各国のそして日本の風景の中のねこ
それぞれの表情も、風景もすてきだったなぁ
18日までなので、見ていない方は急いでいかなきゃ

母と別れて、一度家に戻り、洗濯をして
夜は、広島に嫁に行ったYちゃんと久しぶりに会いました
一緒にフラフラ飲み歩いたり、旅行に行ったりしていた時期が長かったので
久しぶりでうれしさ全開 怒濤のおしゃべりだった
ビアガーデンが15日までだったので、
創成川添いの小樽ビールのビアガーデンで1杯だけ飲んで

どこに行こうか~と歩いていて、偶然行ったお店
炭火焼キッチン HAMA-YOU
美味しかった~ 大正解だった
沖縄出身のシェフがすっごくいい感じのやさしい人
北海道の食材に惚れ込んで、移ってきたんですと言ってたけど
リーズナブルだし、また行きたいなぁ
 

 

前菜とサーモンカルパッチョ
マルガリータピザと小エビのアヒージョ(ガーリックオイル煮?)
飲み放題で、二人で6000円しなかったのだ
なんといっても、ピザが絶品でした

15日のハードスケジュールで、さすがに後半はヘロヘロ
Yちゃんは元気いっぱいだったけど、ここで帰って来てしまった
ごめん、Yちゃん

仕事も含めて地方に2日間行って、15日はミチミチに遊んで
なんかもう、夏休みは終わったような気持ち
といいつつ、昨日は、いつものコースを8kmちょっと走って
お友だちとフラフラとお出かけ
アシックスストアに行って、足形を取ってもらいました

生まれて初めて言われたのですが
どうも、わたしは扁平足気味だそうです
走って、筋肉がついてきたらくびれも出来るらしい・・・
どうりで、ドタバタ走って遅いんだなぁ
シューズは、後日改めて買いに行くので
その時には、走り方とかも見てもらおうと思います

そんなこんなの夏休み、今の札幌は雨が降ってきました
今日は、夜はお出かけになりそうだけど、ゆっくり土曜日です  
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

爪と目

2013-08-11 19:43:51 | 本のこと
先日の芥川賞を受賞された作品
藤野可織さんの『爪と目』


書評かの豊崎由美さんと、作家の大森望さんが放送している
ラジカントロプス2.0 文学賞メッタ斬りのPodcastで
豊崎さんのこの作品に対するお話を聞いて
読んでみたいなと思っていたのと
大好きな作家さん宮本輝さんが選評を書かれているので
雑誌「文藝春秋」が発売されるのを待っていました
今日、買ってきて、今日、一気に読みました

気持ちが悪いというか、落ち着かないというか
心のどこかが痛いような不思議な世界にいつの間にか夢中になり
ドキドキしながら、読んでいたら、最後が・・・
思いっきり顔を歪めて読み終わりました
でも、この作家さんの小説、これからも読みたいかな

選評は、読み終わってから読むようにしているのですが
やはり宮本輝さんも「最後が・・・首を傾げざるを得なかった」と
書いてあるのを読んで、そうだよなぁと改めて思いました
選考委員の方々の選評で多く語られていたのが
いとうせいこうさんの「想像ラジオ」
山田詠美さんの「やり過ぎの感もあり」の言葉に、すごく納得
わたしは、拙い素人の読者だけど、語り過ぎのように思っていたので・・・

なんか、直木賞受賞の『ホテルローヤル』も読みたいような
でもなぁ、と、ちょっと躊躇中です

    

昨日の夜、何度も目を覚ましてぐっすり寝た感じがしなくて
朝、起きても、体中痛いので、今日はゆっくりしようと思ったのに
一度、起きてしまうと、なんとなく元気になってうずうずして
やっぱり、走りに出てしまった

午前中はそんなに暑くなかったので、
LSD(Long Slow Distance 長い時間、ゆっくり、長い距離を走る)
というのをやってみようと思って
円山の方に向かい、藻岩山麓通りを走っていたら
やっぱり、暑い お水をとったり、休憩したり

道路傍のきれいな花壇の写真をとってツイートしたり

旭が丘の方に行ったら、余市の農家さんが
週末の午前中だけ出している露店のお姉さんに声かけられて
思わず買ってしまった

右手前の小さな丸いオレンジのはかぼちゃで
生でサラダとかで食べられるんですよ~と言われたのだけど
ちょっと重いので、泣く泣くやめました
白いなすびとか、あまりスーパーでみない野菜がたくさんでした

買ったのは、これ、ズッキーニなんだよ

その後、山鼻の方を通って、ミュンヘン大橋から豊平川沿いへ

川沿いは、走っている人もたくさんいたけれど
BBQしている水着姿の人たちとかもいて、にぎやか
長い距離を走るはずだったけれど、暑さに疲れ、お腹もすいて
大通公園で終了、約2時間約16km、汗だく
ランニングウェアのまま、本屋さんに寄って、「文藝春秋」を買って
地下鉄に乗って帰って来てしまいましたん
はぁ、やっぱりへなちょこだ
コメント (6)
この記事をはてなブックマークに追加

羊の目

2013-08-10 20:01:05 | 本のこと
伊集院静さんの『羊の目』

 昭和8年。牡丹の彫物をもつ夜鷹の女は、後に日本の闇社会を
 震撼させるひとりの男児を産み落とした。児の名は神崎武美。
 浅草の侠客・浜嶋辰三に育てられた武美は、「親」を守るため
 幼くして殺しに手を染め、稀代の暗殺者へと成長していく。
 やがて対立する組織に追われ、ロスに潜伏した武美は、
 日本人街の母娘に導かれてキリスト教に接するのだが……。
 高潔で、寡黙で、神に祈りを捧げる殺人者。
 25年ぶりに日本に戻った武美が見たものとは――。
 稀代の暗殺者の生涯を描き、深い余韻を残す大河長篇。伊集院文学の最高峰!


先日、朝日新聞の文化欄に直木賞を受賞された桜木紫乃さんの
「花の送り主」というエッセイの中で
直木賞受賞後の取材を受けてホテルに戻ると花が届いていて
送り主は「神崎武美」とあり、住所も電話番号もない
しばらくしてからこの小説の「神崎武美」だと気づいたと・・・
伊集院静さんのこの『羊の目』という小説が
桜木さんに多くのものを与え、大切な小説なのだとわかるエッセイで
これは、読んでみたいと強く思ったのです

とてもよかった、読み終わりたくなかった
出てくるひとりひとりの心情が、伝わってくるたびに切なくなり
神崎武美という男が、悲しくてつらくてたまらない
想像以上の茨の道を歩く武美の気持ちに添うと、涙が出そうになる
やくざというか、任侠の世界が好きなわけではないけれども
読んでいる間だけでも、その世界の中にひたっていました
神崎武美にわたしも会いたい・・・でも、こわい・・・

    

ちょうどいま、モスクワでは世界陸上で女子マラソンをやっています
モスクワなのに30℃以上もあるんだなぁ
そんな暑い日にマラソンなんて・・・すごいなぁ
へなちょこランナーのわたしは今日もちょこっとだけ走りました
久しぶりに、午前中に北大の中を走ったので
今年初めて、大野池の蓮の花を見ることが出来ました


涼しげで、きれいで、大好きな場所です


さ、マラソン観戦して、今日は早めに寝ましょう
福士さ~ん、野口さ~ん、木崎さ~ん、頑張って~~~
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

月と蟹

2013-08-06 21:29:30 | 本のこと
道尾秀介さんの直木賞受賞作品
 『月と蟹』


 海辺の町、小学生の慎一と春也はヤドカリを神様に見立てた
 願い事遊びを考え出す。無邪気な儀式ごっこはいつしか切実
 な祈りに変わり、母のない少女・鳴海をくわえた三人の関係
 も揺らいでゆく。「大人になるのって、ほんと難しいよね」
 ーー誰もが通る”子供時代の終わり”が鮮やかに胸に蘇る長篇。


ヤドカリを火をつけて殻からあぶり出す、子供ながらの残酷さ
子供だけど、どうしようもなく男と女なんだなと思ってしまう心理状態
気持ち悪い、見たくない、と思っても仕方がないのに
何故か、この小説の世界や情緒感が、居心地がよい
映画でもドラマでもコミックでもなく、小説ならではの味わい
道尾秀介さんの小説、やっぱり好きだな

    

この頃は、平日は、仕事帰りにリュックしょって走ったり
早く帰れたときは、一度、家に戻ってから、走ったりしているのだけど
夏至も1ヶ月過ぎて、日が落ちるのが早くなってしまったので
足元が見える場所を走るようにしているけど、景色が見えないのは寂しいな
日曜日に、三角山の登山口近くまでいった時にみつけた
リッチなムーミンの家

円山や山の手あたりは、色々と面白い住宅が建っていて
キョロキョロ見ながら走るのは、楽しいな
コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加