香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

岸辺の旅

2015-09-28 22:18:13 | 本のこと
湯本香樹実さんの
『岸辺の旅』



きみが三年の間どうしていたか、
話してくれないか----
長い間失踪していた夫・優介が
ある夜ふいに帰ってくる。
ただしその身は遠い水底で
蟹に喰われたという。
彼岸と此岸をたゆたいながら、
瑞希は優介とともに
死後の軌跡をさかのぼる旅に出る。
永久に失われたものへの
愛のつよさに心震える、
魂の再生の物語。


不思議な不可思議な出来事から始まるのに
自然にすっと小説の中に入っていく
生と死が隣り合わせのようで
絶望と希望をいったりきたりする
海の底にいるような静けさの中で
忘れてしまえば楽になるのに
これからも続くひとりの時間を想像して
余韻にひたり、いつまでも小説の世界から
抜けきれず、眠れず、夢をみる時間
苦しいけど、とても好きな小説

映画化されるので、文庫の表紙が主人公たち
映画『岸辺の旅』
浅野忠信さんと深津絵里さんのイメージで読んでしまったけど
きっと、ぴったりなんだなと思う

湯本香樹実さんの小説は
『夏の庭』、『ポプラの秋』、『西日の町』、『春のオルガン』と
全部とても好きな本ばかりだけど、
今回の『岸辺の旅』はいつもよりさらに静かで
胸に残ったものが尾をひくような感じだった
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リハビリ

2015-09-27 20:36:14 | なんでもない話
秋の連休で、すっかりのんびりしちゃって
木、金、の仕事はちょっときつかったな



仕事に行きたくない気持ちでいっぱいの通勤路
多分、前からあっただろう自転車に朝顔
目に入らなかったんだなぁ



ウロコ雲の秋空
怠けちゃダメだぞなんて、いまさらな励まし

今月は北海道マラソンの達成感で
あまり走りこまなかったんだけど
来週は別海マラソンじゃありませんか
いまさら、あわててもしょうがないけど
今日はゆっくりLSD
なんて考えていたら雨がポツポツ
まずいなぁと思い、地下鉄に乗って早々に帰ってきた途端
ゲリラ豪雨、雨で窓の外が真っ白になり
ピカッ、ゴロゴロとすごい天気
今回は濡れなくてよかった



うちカフェでのんびり本を読んだりテレビを見たり
ふと目をあげると窓の外に夕暮れの月



今日は中秋の名月
星もない空に月が輝いていますね
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第28回長沼町駅伝大会

2015-09-23 23:42:53 | 走ること
連休最終日は、いい天気
長沼で行われる駅伝大会
エフランのた⚪︎さん、げ⚪︎さん、じ⚪︎ーさん、お⚪︎⚪︎ろさんが結成する
チームに参加させてもらいました
長沼レディースで参加するこ⚪︎るさんが
全員にバルーンのお花を作ってくれて
みんな腕とかにつけて可愛らしい姿にもなり~



駅伝に出るなんて初めてのことで
ちょっとドキドキしながら、チームで並んで開会式
71組のチームが参加
毎年優勝しているチームもいるらしい
あとでもらった成績結果表を見ると
上位のチームのみなさん、早い



バスで3区のスタート地点まで来て
えっと~、ここは長沼のどこなんでしょう?という感じ
長沼レディースクラブの方に聞いたら
住んでいる方々もどこかよくわからないと…
わたしは、1番短い距離を担当したので3km
1区を快走してきた、た⚪︎さんの応援をうけて
2区を走ってきた、げ⚪︎さんからタスキをうけて
がんばって走った亀ランナー 0:16:12



とにかくまっすぐなコースでした
4区のお⚪︎⚪︎ろさんにタスキを渡して
他の3区のランナーが全員走り終わるのを待って
バスでゴール地点まで戻ってきたら
最終5区のじ⚪︎ーさんが真っ赤な顔で激走、ゴール、ハイタッチ
結果、やっぱり足引っ張りました
それでも、楽しかった

長沼温泉の無料券をいただいてお風呂に入り
お昼は長沼ジンギスカン



美味しかったな
うちにもどって、ベッドの上でいつの間にか寝てしまっていた
楽しい連休最終日でした
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中野のお父さん

2015-09-22 20:47:23 | 本のこと
北村薫さんの
『中野のお父さん』



〈本の達人〉が贈る新名探偵シリーズ

体育会系な文芸編集者の娘&定年間際の高校国語教師の父が挑むのは、
出版界に秘められた《日常の謎》!

□「応募してませんよ、わたしは」
新人賞最終選考に残った候補者からの思いがけない一言は?(夢の風車)
□「実は、扱いに困っている手紙がありましてね」
ある大物作家に宛てた女性作家の手紙には愛の告白が?(幻の追伸)
□「わたしは殺人事件の現場に行き合わせることになったわけです」
定期購読者の話を聞いているうちに思いもよらない事態に?(茶の痕跡)

ほか、大手出版社の文宝出版を舞台に繰り広げられる
8つのミステリーの推理の結末やいかに……。
〈円紫さんと私〉〈覆面探偵〉〈ベッキーさん〉シリーズほか、
多くのファンを唸らせてきた名手による、新たな名探偵コンビが誕生。


文藝春秋さんのHPの文章(↑)に書いてある通り
北村薫さんらしいミステリー
無神経にあまり考えずにいたら、通り過ぎちゃうような謎
そこまで掘り下げるの!というほど掘り下げていたり
ちょっとついていけない推理も少しあったりして
表紙が益田ミリさんというのが、よかったな



今朝の朝ランはいつもと逆方向から北大へ走ったので
帰りはいつもと逆の歩道を走ったら、
ナナカマドのトンネルがありました
お天気はいいけど、涼しくて気持ちのいい時間だった
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がっかりな自分

2015-09-21 21:09:06 | 旅に出たい
連休もちょうど半ば
お天気がいいんだか悪いんだか

連休前日は、お久しぶりの楽しい飲み会で
いい気になって飲んでしまったなぁ



美味しかった円山 らくべえ

飲み過ぎ食べ過ぎで次の日は体が重く
少し走って、ゆっくり本を読んで、終日うとうと
20日はたくさん寝て起きたので元気な朝を迎え
母とお墓詣りの日



まずは花ロードえにわでたくさんの野菜を購入
ちょうど収穫祭をしていて結構な車と人、人、人
めずらしい大ぶりのインカの目覚めを2箱と
かごにいっぱいの野菜を買って満足…したのは母



そして、室蘭のお墓詣りはいつものように快晴
山の上なのでいつも風が強いのだけど
ここからの景色を見るとホッとする

お寺にも回った後、室蘭プリンスホテル すいげつでランチ



これで1350円くらいだったかな
リーズナブルでおいしかった
もう少し早くお料理が出てきてくれたらバッチリ~

そして、伊達の道の駅だて歴史の杜
ここでも、食のフェスティバルをやっていて結構な車と人
第1駐車場はいっぱいで入れなかったので、ちょっと遠くの駐車場へ
そのおかげで、グルッと歩けたのでよかったけど







いってみたかった「宮尾登美子文学記念館」





宮尾登美子さんは、「平家物語」執筆のために
伊達に住んでいらっしゃったことがある縁での記念館
宮尾さんの作品の数々や
映画化、ドラマ化された多くの作品の写真
そして、宮尾さんの実際の書斎の机や
美しい着物や帯、写真の数々が展示
これで入場料無料は申し訳ないねと話していました



柿がなっていた



前日の雨で芝生は濡れていたけど
いいお天気で、みんな気持ちよさそう

札幌に戻ってきてから、
実家の父の本棚にある大量の本を整理しようと
ボストンバックなどに本を少し入れて古本屋に持って行こうと
マンションを出た時、
わたしが重いものを持っている姿を心配した母が
階段を踏み外してしまって大慌て
あざは出来たけど、骨折などおおごとにはならなかった
けどけど、自分が怪我をするよりも痛い
心配で心配で、そして自分の不注意に大後悔
今日、様子を見に行ったら、元気でいてくれて少し安心
本当にびっくり、ショックだった

今日、実家に行く時にリュックを背負って走って出たら
いつも走っている道路に1cm位のシートが敷いてあって
それにつまづいて、大きく転んでしまった
タイツは破けていなかったけど、ちょっと痛いので
札幌駅からはで実家へ
タイツをめくってみたら、結構…
めげずに、帰りこそ走って帰るぞと思い
実家を出てから北13条通りを走って家に向かっていたら
突然、すごい雨
あっという間にびしょ濡れになり
多少の雨なら、走って帰ろうと思っていたけど
そんな甘いものではなく、道路にもすごい勢いで雨が流れ
靴までびしょ濡れで、体には痛いほど雨があたるので
仕方なく、苗穂駅からまたもやに乗って帰宅
車内では、あまりにもびしょ濡れなので
なるべく人と離れて隅っこに立っておりました

帰ってきて、服もリュックも靴も自分も洗って
ホッとソファーに腰掛けたら、大きな虹



自分の判断力、うかつさにもうガッカリの2日間
虹に少しなぐさめられました
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夏美のホタル

2015-09-17 20:45:32 | 本のこと
森沢明夫さんの
『夏美のホタル』



写真家志望の大学生・相羽慎吾。
卒業制作間近、彼女の夏美と出かけた山里で、
古びたよろず屋「たけ屋」を見付ける。
そこでひっそりと暮らす母子・ヤスばあちゃんと
地蔵さんに、温かく迎え入れられた慎吾たちは、
夏休みを「たけ屋」の離れで暮らすことに。
夏空の下で過ごす毎日は、
飽きることなくシャッターを切らせる。
やがて、地蔵さんの哀しい過去を知った慎吾は、
自らできることを探し始めるが…。
心の故郷の物語。


森沢さんの小説らしく
心根のきれいな、やさしい人たちがたくさん
それでも、人は辛い思い、やるせない思いをする
地蔵さんとヤスばあちゃんに出会えた慎吾と夏美
思いやる気持ちが、温かく、涙が出そうになる
やさしい、美しい、物語でした

「人間ってのは、何かと何かを比べたときに、
いつも錯覚を起こすんだって。だから、
自分と他人をあまり比べない方がいいって」

人生は、ひたすら出会いと別れの連続です。


映画化されるのですね~
映画では、夏美を有村架純さんが演じるということで
話題になっているようだけど、
他の役はどなたがやるのかな
森沢さんの作品は、映像化されることが多いですね

19日からの連休のど真ん中に仕事となってしまった
建築現場で働く人たちは、土曜日も祭日もないから
あまり文句は言えませんな
お天気が良いといいですね
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職業としての小説家

2015-09-15 21:30:40 | 本のこと
村上春樹さんの自伝的エッセイ
『職業としての小説家』



村上春樹がはじめて本格的に、
自身の小説の現場と、
それを支える文学への、
世界への考えをめぐって語り尽くした、
読者待望の一冊が登場する。
その名も『職業としての小説家』──
世界的に高い知名度を誇りながら、
これまで多く神秘のヴェールに包まれてきた
<作家・村上春樹>のなりたちを、
全12章のバラエティ豊かな構成で、
自伝的な挿話も存分に盛り込みつつ、
味わい深いユーモアとともに解き明かしていく。


村上春樹さんのあの小説が
どのように書かれていったのか
騒がれている「賞」というものについて
どのように思っているのか
読者のことをどう思っているのか
etc…
こんな贅沢なエッセイがあるのかしら
たくさんの付箋をつけて
行ったり来たりしながら読みました
このエッセイも何回も読むことになりそう



今朝は日の出とともに起きたようです
日の出も日の入りも遅くなりましたね~
早朝は外に出るとピリッとした空気
日中は暑くなるんだけど

今日は、仕事で旭川へ
お昼は、前にケンミンショーで放送された
イカゲソ丼を食べたいと大声の人がひとり
放送された時のお店は、1件は目的場所から遠く
もう1件は立ち蕎麦屋なので落ち着かないねということで
旭川ラーメンの門月かかかというお店へ



テレビで見たものより、
ゲソを小さく切っていて食べやすかった
小さなラーメンと小さなゲソ丼のセットで
塩ラーメンが美味しかった
野菜はネギだけって、どうなの?というランチ

旭川からの帰りは夕日に照らされながら
すっかり遅くもなっていたので疲れちゃったな
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今日は新月

2015-09-13 20:33:18 | なんでもない話
星も月もない夜空
雨はあがりました
今日は雨の日曜日だったので
買物にちょっと出かけただけで
掃除したり、まとめて料理したり
録画していた番組を見たり
そして、読書…春樹さんの新刊エッセイ



しかし、ふっと気が付いたら
ソファーの上で2時間位爆睡

金曜の夜は仕事関係の方々と
ススキノでお食事&カラオケ
土曜日はE師匠とみのさんと飲み会



2日続けてススキノに参上
でも実は、土曜日の午前中
ススキノ近くの現場に仕事で来ていたので
ノルベサを2日間で3回見上げてた

現場に家から走って行く途中の
さっぽろオータムフェスト2015の会場



土日はすごい混雑なんだろうなぁと思いつつ
まだ営業する前のお店を見て、美味しそう~と…

現場からの帰り道を走っていて
また転んでしまった
なんか、走り方が悪いのかな
気を取り直して、午後からは早めに街中に出て
ウインドウショッピングしたり
珈琲を飲んだり、ふらふら



ひとりじょうずってやつ?
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阿蘭陀西鶴

2015-09-09 21:00:56 | 本のこと
朝井まかてさんの
『阿蘭陀西鶴』(おらんださいかく)



「好色一代男」「世間胸算用」などの浮世草子で知られる井原西鶴は
寛永19年(1642)生まれで、松尾芭蕉や近松門左衛門と
同時代を生きた俳諧師でもあり浄瑠璃作者でもあった。
俳諧師としては、一昼夜に多数の句を吟ずる矢数俳諧を創始し、
2万3500句を休みなく発する興行を打ったこともあるが、
その異端ぶりから、「阿蘭陀流」とも呼ばれた。
若くして妻を亡くし、盲目の娘と大坂に暮らしながら、
全身全霊をこめて創作に打ち込んだ西鶴。
人間大好き、世間に興味津々、数多の騒動を引き起こしつつ、
新しいジャンルの作品を次々と発表して
300年前のベストセラー作家となった阿蘭陀西鶴の姿を描く、
書き下ろし長編時代小説。
芭蕉との確執、近松との交流。娘と二人の奇妙な暮らし。
創作に一切妥協なし。傍迷惑な天才作家・井原西鶴とは何者か?


最初は、ページをめくるのに時間がかかったのだけど
途中から、面白くて、西鶴が、おあいが、辰弥が
小説に出てくる、江戸時代の大阪の人々が
心配で、愛おしくて、会いたくて、どうしようもなくなる
人の心の機微なんてわからない若いおあいが
少しづつ、父親の、辰弥の、悲しみややさしさを感じていく
時代が感じさせる厳しさと暖かさと
なんども、小説の世界にひたる幸せを感じました

人は皆、刻々と変わる。
だから息をしていける。


最後は切なくて切なくて、涙が出そうでした
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マルシェ

2015-09-06 22:49:23 | なんでもない話
昨日、今日といのちをチャリティーマルシェ
札幌の東急ハンズとその裏のビルでやっていたので行ってきました



1日目は、午前中に掃除洗濯、走ったりしたので
午後になってしまい、ちょっと出遅れた感じ
パンはあまり残っていなくて
それでも、買ってきたアップルパンは
シナモンや甘味料が入ってなく、自然な味で美味しかった



今日は行くつもりはなかったのだけど
母の買物にお付き合いすることになり
東急ハンズ前の野菜、果物も購入
その後、この荷物を持ちながら歩き回った



昨日、今日とけっこう歩いたのだけど
(走ったのは計算外で)
2日とも1万歩に少し足りず…ちと残念でした
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