Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

DCの夜は更けて

2007-12-31 14:38:02 | エンキョリ
ワシントンDCの街並はやっぱり夜が素敵です!

今までアメリカで訪れたどの都市とも違うな。
ホワイトハウスを始め、国の主要機関が集中しているせいで、重厚感のある建物が多く、街の中が整然としている。でも例えば日本の霞ヶ関にはこどもはいないけど、ここは観光客も家族連れが多くて、こどもがたくさん。そのギャップもいいのかな。


国会議事堂です。

国立公文書館の前の銅像(勉強してますって顔してる)、Constitution Ave.を行き交う人達。
何度か来ているのであまり調べていかなかったけど、おなじみのNational Gallery of Artや、National Museum of Natural Historyをブラブラと。DCではそのほとんどのミュージアムが無料です。すばらしい。
例えば自然史博物館、いつも黒山の人だかりのスペースが。

人々が見ているのは世界一のダイアモンド、Hope.
このブルーのダイアモンド、45.52カラット! うっとり~。

初めて行ったところとしては、ナショナルジオグラフィックのNational Geographic Museum at Explorer's Hallというミュージアムにも行きました。

実は飛行機の中で"Arctic Tale"という北極グマのドキュメンタリー映画を観たのです。
映像はとても美しく感動的なのですが、内容にかなりショックを受けたのですよ。
それを制作していたのがナショナルジオ社だったので、DCに着いたら行ってみようと思っていたのでした。

DCのナショナルジオミュージアムは映像が専門。
動物やペンギン、魚介の背中にクリッターカムという小型ビデオカメラをつけ、それをとおして彼らの生態を把握しようという活動の展示。クリッターカムの映像や、どのように研究が行われているのかといった情報がメインでした。彼らの活動規模、すごいですね。


それにしても飛行機で観た"Arctic Tale"という映画、
日本では「北極のナヌー」という邦題で2007年10月公開されていたんだけど、
私はてっきりよくある「子猫物語」的な動物が主人公のつくりもの映画かと思っていました。
実際は地球温暖化に警笛を鳴らすドキュメント映画。内容は過酷。
マイナス50度、北極で生きる彼らの生活が過酷なのではなく、温暖化によって氷が溶け、狩りも子育ても今までのようにはいかず、温暖化によってもたらされた変化の中で行きていかなければならない彼らの運命が過酷なのです。あなたたちのせいじゃないのに、、、と思います。


お昼、au bon pain(オーボンパン)でスープ。
この黄色があたたかい。

初めてと言えば、夕暮れにナショナルギャラリーの彫刻公園内にあるアイススケートへも行ったな。
都会の真ん中にあるスケートリンク、素敵です。

(北極に氷がないと言っているのに、私はどうしてこんなところで人口のアイスを楽しんでいるのでしょう。皮肉です。)

夜ごはんにチャイナタウンへ。

カキフライなどシーフードを食べる。

食後のフォーチュンクッキー(中華料理の後は必ず出るね!)、
開けてみたらメッセージは「It is a nice day!」でした。

お店を出たらパラパラと雨。
そうしてワシントンDCの夜は更けて。

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