旅が好き・そして日々の時間で気の付く事を。

旅では人々の生きた来た跡を訪ねてみたい。
時間が出来たので、今までにしなかった事に手を出してみようと思う。

ベルゲン-ベルゼン(強制収容所の跡) Bergen-Belsen

2024-02-17 19:47:21 | 
 ドイツ、ハノーファーから北東65キロの場所に存在した。『アンネの日記』を書いたユダヤ人少女アンネ・フランクが命を落とした収容所として知られる。『ウィキペディア』より引用
 その昔記録映画で収容所に終戦末期チフスが流行し痩せて骸骨のようになった躯をブルトーザーで穴にを埋めている映像を見ました。その後写真の様な
塚になって埋葬されている、いくつもの塚がありそれぞれ塚には何千人との表示があった。


 その中に一つの碑文を見つけた。
 friederike and johann felix robert oppenheimer
erected in memory by their children paul.rudi and eve
who survived in bergen-belsen
碑文: フリーデリケとヨハン・フェリックス・ロバート・オッペンハイマー。ベルゲン・ベルゼンで生き残った彼らの子供たち、ポール、ルディ、イブによって建てられました。 1.2.44 ~ 10.4.45

 J・ロバート・オッペンハイマー(Julius Robert Oppenheimer)は、アメリカ合衆国の理論物理学者。理論物理学の広範な領域にわたって大きな業績を上げた。特に第二次世界大戦中のロスアラモス国立研究所の初代所長としてマンハッタン計画を主導し、卓抜なリーダーシップで原子爆弾開発の指導者的役割を果たしたため、「原爆の父」として知られる。『ウィキペディア』より引用、
 その碑に私は「あんたも人殺しや」と言っておいた。25年も前の事。
先日見た映画館で「オッペンハイマー」の予告があった。映画は2024アカデミー賞を7部門も受賞した。

 現在イスラエルはガザを攻めてパレスチナ人を殺している。2000年も昔ユダヤ人がパレスチナで住んでいる人たちを根絶やしにしてイスラエル国を建国した。その後エジプトに負けてユダヤ人は世界に散った。
 歴史は繰り返す、今 住んでいた人たちを殺し追い出して自分たちの国を作ろうとしている。映像で泣いているパレスチナの子供たちの姿を見ると、このままでは済まないと思える。

諸行無常 盛者必衰の理 奢れるものは久しからず次の2000年後はどうなっているか。知りたい。残念ながら見る事叶わず

収容所の入り口付近 構内

記念館入り口 記念の塔が見える



記念館表示



オイサン達の連句 夫ッと 楽しく続けています。

2024-02-07 19:55:54 | 連句でコミュ力 UP
芸術性は参加者の能力の問題もあり―優れたものは優れた人にお任せして。。
後の時代に残す        ―何ンデ残すの?
     連句を面白くやっているのを知ってほしい。
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夫ッと歌仙「白波」 20240207終了    

発句三冬  白波や迫る地の音冬の底    二神
 脇晩冬   粉雪舞いて行く先見えず   山路
第三 雑  お浚ひの仮名の一文字淡墨に  白石
 四 雑   源泉票に「ああ」と溜息   二神
 五三秋月 弦月に飲めばブギウギ口ずさみ 山路
 六 晩秋  夢楽しまん菊枕して     白石

 一晩秋  小市民松茸飯は幾久し     二神
 二 雑   憂さを晴らして歌え「舟唄」  山路
 三雑恋  CAの手振りに応ふ老いの恋  白石
 四雑恋   日焼けと言って色を誤魔化す 二神
 五 雑  歯がゆさの先にらつく別れ道  山路
 六 雑   過疎地の地震公助十日目   白石
 七三夏月 思いやる蓼にも月の明かりして 二神
 八晩夏   納涼船は音なく去りぬ    山路
 九 雑  供え物金と女か令和の世    白石 
 十 雑   越後屋さんは大街道に    二神
十一晩春花 世知辛き長屋の花見幸多し   山路
十二晩春   老いゆえ早し鹿の角落つ   白石
名残の表
 一三春  得意顔縮緬雑魚にカニ見つけ   二神
 二 雑   一茶が願う家族の絆     山路
 三 雑  厄災の皆の丹田底力      白石
 四 雑   旅の思い出黒い家並みに   二神
 五晩冬  石鎚に神が宿りし厳冬期    山路
 六晩冬   探梅行けば誰そ彼はに    白石
 七雑恋  美女ばかり目を細めれば抓られて  二神
 八雑恋   恋の地獄に身を捩(よじ)りおり 山路
 九 雑  能登の地の天壌無窮朝日差し    白石
 十 雑   明日は我が身と米水持って   二神
十一仲秋  名月に谷閒の家も灯りあり    山路
十二三秋   落暉泰然秋潮静か       白石
名残の裏
 一三秋  一にらみ雲に届けとモズの声   二神
 二仲雑    竹伐る人の軽き足どり     山路
 三 雑   紛失の帽子ひょっこり現れて   白石
 四初春   春が始まり今日から霞     二神
 五晩春  汽車の旅花かき分けて走り行き  山路
挙句晩春   夢か現か遠い逃げ水      白石



「ハニー句会」 2024年「初句会」二月例会

2024-02-03 15:00:59 | お仲間たちと

田高田山人
落第の報告倍率をつけ加へ
うまごやしあれどうしごやしなきはなぜ
今月は閏の月でお徳感

吉川正紀子
保護色は身を守る術蕗の薹(ふきのとう)
みいーつけたかくれんぼする藪椿
擬人化で描く落ち椿の嘆き

二神重則
池の端の菜花小さな春便り
西の陽に芒キラキラクリスタル 
なき人のまたねのままの寒さかな

玉乃井 永*
役立たず吾子に蹴られし羽蒲団
昼下がりどこでもドアの日向ぼこ
片栗の花とのけ反りイナバウア

門屋定
春近し椿神社も伊予路にも
句会出て批評は滑稽春隣り
水仙は風の当たらぬ高さかな

新井文子
旅立ちの鼓動を乗せて春来る
早春の光の中に影二つ
気合い入れ四温日和に洗車する

長井知則
春浅し土手の散歩のそぞ歩き
薄氷(うすらい)の下で金魚のひれ動く
想い出も巡り巡って冴返る