- ROSE PETAL -

何気ない日々のできごとを

小さな花びらのようにかさねてみます

今年度最後の読み聞かせ

2016-02-25 | 絵本(読み聞かせ)
今朝は小学校の読み聞かせに行って来ました。

今年度は初の試みで、学年固定にして一年間同じクラスに行きました。

もうすぐ小学校を卒業して中学生になる6年生に
私から応援メッセージを込めて読んだ本は・・


ひとりきり
    
アーノルド・ローベル/作 三木 卓/訳   文化出版局


がまくんとかえるくんシリーズ4作目・ふたりはきょうも中の最後のお話。



長男が小2の時の国語の教科書に載ってたアーノルド・ローベルの『おてがみ』を読んで以来
がまくんとかえるくんのお話が大好きになり、全作揃えて持っていますが、一番好きなお話が『ひとりきり』

友達の存在や大切さを強く意識する思春期の子ども達に是非読んで欲しい。

大人になって出会ったお話だけど、何度読んでも心がじんわりと温かくなります。

訳者のことばから抜粋すると、「ひとりきり」に、この作者の日ごろの考えがいちばんじかに、そしてすなおに出ていて、
わたしは、ほほえましいものをおぼえました・・・とあります。


たいせつなこと

マーガレット・ワイズ・ブラウン/作 レナード・ワイスガード/絵 うちだややこ/訳  フレーベル館


スプーンにとって たいせつなのは・・
ひなぎくにとって たいせつなのは・・
ゆきにとって
そらにとって

「たいせつなこととはなにか」をやさしく詩的な文章で語りかけています。

あなたはあなた

あなたにとって たいせつなのは
あなたがあなたであること

色々悩みも増えるであろう子ども達。
自己肯定できる人になって欲しい。

担任の若い先生から、「最近、書店でこの本を見つけて、子ども達に読んであげたいと思っていたので、すごく嬉しいです!」と言われ、私の方こそそんな風に言って頂けるとこの本にして良かったと思いました。


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