酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

南阿蘇で柴犬運び

2013年07月14日 | 柴犬いじり

いじりに行ってきました柴犬の里。前回から2ヶ月ぶりとなります。
新緑だった5月から山の緑もその濃さを深め、山焼きされた跡がすっかり牧草で生い茂っています。


今日は早めの到着だったので少し足を延ばして南阿蘇鉄道高森線の中松駅までやってきました。
ここ中松駅は無人駅ですが、駅の掃除や管理を引き受ける条件で蕎麦屋さんが営業されています。

南阿蘇一心庵。

都会で流行の駅ナカショップですね。そして駅ソバでもあります。
ここは無人駅なので出入りは自由です。プラットホームから見たお店。


蕎麦を待つ間、電車が到着しました。
ワンマンカーです。乗車0、降車1人でした。

出発の際には運転手さんがこちらに手を振ってますよ。地元の方の足であり観光路線でもあります。


一心庵は、駅ソバですが立ち食いソバではありません。自分の畑を持ちソバの実を収穫し蕎麦を打ちます。
知る人ぞ知る名店なのです。

頼んだのは十割蕎麦と二八蕎麦の食べ比べ盛り。

佐賀から熊本に移住したご主人は気さくに話かけてくれる気持ちのよいおじさんです。もうここへ来て十数年になるそうです。駅ナカ店は土日祝日のみの営業ですが、すぐ近くにも一心庵本店がありこちらは平日も営業されているそうです。
また、佐賀の二八そばもこちらのお店で修行を積んだ方だそうで、各地にお弟子さんが居るようですね。
こうして食べ比べてみればやはり十割蕎麦は美味しいです。つゆは甘めで濃い目、好き嫌いはあるかもしれませんがそば湯を加えるととてもこのつゆがとても美味しい。蕎麦も美味しかったですが蕎麦湯をこれほど楽しんだのは初めてでした。

カウンターに座る常連さんも「阿蘇はいい、移住してくればいい、但し3月から11月までの間だが・・・」とおっしゃってました。冬はやはり厳しいですよね。

ここ中松駅の駅ナカ蕎麦、そして四つ先の長陽駅にも久長屋というシフォンケーキが有名な駅ナカスイーツがあります。超ローカル線の駅ナカショップ、古い町で新しい取り組みが進んでいるようです。

さて、柴犬いじり。
今日の散歩犬は「ダイ」、1歳間近ということです。


最初からやる気満々の散歩犬。初めてお会いしたのにこの懐き様、人を見ればよじ登ってきます。


と思ったのもさんぽ開始から10分あまり。コイツは歩きません。ちょっと歩いたらペタリと座り込んで動こうとしません。今まででも散歩慣れしていない柴はいっぱい居ましたが、大抵は寂しさから犬舎に戻りたがる犬が多かったのです。

しかしこのダイは戻りもせず動きもせず、かといって疲れてるわけでも無さそうで人にやたらよじ登りたがります。


動かないので仕方なし抱えて散歩ですよ。

人間が柴犬を抱えて散歩です・・・。そしてお犬様はご機嫌です。500円払って夫婦で犬を抱え往復しました。

もう見た目は大人なのですがまだ1歳になる手前、抱き癖が着いているのでしょうか、綱に引かれると少し歩いてあとは座り込み。

もう絶対動かない!と全力で拒否します。

近寄ると人によじ登り、「はよ抱け、はよ抱えろ」と甘えてます。半分歩いて半分は抱えられて散歩終了でした。

柴犬も一匹一匹、その性格が違いますが、このダイほど甘えた散歩犬は初めてです。芝犬の運搬という新しい境地を開いてくれたダイでした。

犬舎まで戻ったら子犬いじり。
生後2ヶ月のまだ名無し。

走り回り、靴紐を引っ張り、ボールを転がし暴れまわります。初めて会ったのに何故ひとをこんなに信頼してくれるのでしょうか。柴犬の本能なのか決して人に逆らわず吼えない子犬でした。

おまえは立派な散歩犬になるんだよ。


この後は阿蘇山をぐるりと半周します。阿蘇ドライブの後半へ。
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

柴犬いじり」カテゴリの最新記事