JIIN’S ブログ

寺院の住人が綴る、ジーンズをはいた時のような気取りなしブログ!

不思議なご縁

2016年09月18日 | ONSAI

 昨春の西楽寺関西支舎(連絡所)「温西坊」を開設以来、長男が関西方面在住のご門徒の仏事にお参りしてくれるようになりました。

 
私としては、月に一度で自家用車でお参りしていたわけですから、時間的にも肉体的にも随分 楽にさせてもらいました。
Boumori といっしょに 未来の住職塾を1年間受講することもできたのも、そのおかげです。
 
そして、ちょうどその余裕分に見合うほどに、お取次(法話)のご依頼をいただくようになりました。
とりわけ、今年になってからは、他教区(県外)の寺院・団体から組・教区レベルのご縁を頂戴することが増えてきました。
 
これは、本願寺における特別の役職はなく、「布教使」の資格だけの私には、勿体ないほどのお育てのご縁となります。
いろんな地でいただくご縁によって、ローカルな視点に留まりがちな私は 大きな刺激と感動にさらされます。

そして、それをまた西楽寺での活動に還元していく…。
 
   
 
 
つい、先日も中国・四国ブロックの講社・講員研修会のご縁をいただきました。本願寺を支えてくださる伝統的サポーターといえる 講組織の皆さま雰囲気に、お念仏がつたえられてきた歴史をみたような気がしました。

私の状況に応じるようにご縁をいただくことは、つくづく不思議であり、有難いことです。
いよいよ、お彼岸。 また いろんなお寺でお育ていただきます。 

お寺の定期点検

2016年09月16日 | ONSAI
お寺は、本堂・庫裡・山門・鐘楼などの建物や墓地・境内という広い敷地があります。
 
それらは、門信徒の皆さまによって大切に護持されていますが、劣化・破損が進行してからの修理・対応では どうしても後手に回ってしまいます。
 
そこで、今年度より西楽寺護持会組織の中に「営繕委員会」を立ちあげていただきました。
この度は その第1回目の寺内総点検。
 
大工さんや電気工事士さんなど、プロの目による匠の眼差しは、素人の住職(私)には全くわからない損傷箇所を次々と発見し、その場で対応策が立てられていきました。
 
 
       
 
この後は、営繕委員会の指摘に基づく資料を総代会に提出して営繕予算化を検討していきます。
 
やがて500年になる西楽寺の法灯をお念仏と共に次代へつなぐ体制がまたひとつ整えられました。