境内と中庭にある松の剪定(新芽摘み)が終った。
日差しの強い時間を避けて 夕食前の一時間ずつほど
行っていくので2本で、2週間くらいはかかる。
(今年は、大幅に 時期が遅れてしまった。)
ところが、僕が松の剪定をすることがとても意外なようで、
その姿を見る人が みんな驚いている。
昨日も、そのことを伝え聞いた あるご門徒さんが
「ゴインゲさんが(松の剪定を)しなさるそうですが、
大丈夫ですか?」
「ん? それ(大丈夫)って、もしかして 僕のことではなく、
剪定される松の方を心配してません?」
「いや、あのぉ …(^_^;) … 難しいでしょ、松って。」
たしかに 手間がかかることだけど、近隣のご住職から松の剪定の
ポイントを教えていただいて以来 毎年 僕が 剪定している。
→
(Before) (After)
もちろん、シロウト剪定だから、微妙に枝振りが崩れてしまうのは
お愛嬌で、4年に一度くらいは プロの庭師さんにお願いして「矯正」して
もらっている。
だけど、かれこれ15年くらいになるが、こうして松の剪定を
していると 不思議と心が落ち着く。
何も考えず、無心になって、松葉を触る…これがとても癒される。
そして、この時期 ひと汗かいたあとの夕食のビールの味は たまらない!
まぁ、夕食のビールが2倍になったとしても、
植木屋さんの手間賃に比べれば、まだまだ
大威張りで飲めそうだ!