バルコ劇場に足を運んだのは久しぶりです。
『裏切りの街』を観て参りました。
タイトルを観て、なんか昭和の陰気臭い人間関係を背景に描いた物語だと
勝手に思い込んでいましたが、めちゃ現代でした
簡単に言うと、人妻と若い男の不倫の話。
フリーターなのに仕事にも行かず、
彼女におこづかいをもらっているヒモ状態のダメ男を田中圭くん。
40歳で、いわゆるいい人といった感じの旦那との生活に
満足できないでいる専業主婦に秋山菜津子さん。
この二人がテレクラで出会い、逢瀬を重ねて行くうちに、
旦那(松尾スズキさん)や、彼女にバレて、
でも、それでもその関係をやめられずにいる。
結局、人生逃げてばかりのダメな二人…みたいな。
きっとね、世の中的にこういう話ってたくさんあると思う。現実に。
自分の友達にもいそうな感じ。
最近のドラマとか、映画って、何か普通じゃない設定とか
非現実みたいなものじゃないとウケない…みたいな風潮、あるじゃないですか。
緑色のよくわからない生き物になっちゃって、メガネかけて観るヤツとか…。
でも、このお芝居は、ありふれた話なワケです。
出会って、お互いのパートナーに嘘ついて、セックスして…って。
それを延々観せていく。
1幕100分、2幕90分ですよ。
勇気あるなーって思いました。
田中圭くん、さわやかで、かわいくて、演技も上手で、
ロバみみは好きな俳優さんです。
このお芝居では、背中まるめたダメ人間でしたけどね
立ち姿が素敵って思う俳優さんってたくさんいるんですが、
今日は田中圭くんの寝姿がツボでした。
寝てる姿(寝顔じゃなくて)が、なんかかわいいと思える男の人っていいなぁ~
と、芝居中、トリップしました(笑)
この芝居は、人妻と若い男が、自立して希望を見出すなんてことはせず、
ダメなまんま、ズルズルと終って行きます。
そこがなんか、リアルだった。
舞台やドラマは、皆に希望を与えるストーリー展開になることが多いですが、
こんな風に「ダメ」から抜け出せない人、たくさんいますよね。
やめられない不倫。
仕事もせずにダラダラ、テレビを観てる日々。
ロバみみは、それでも、やっぱり人は変われる生き物だと信じているので、
そういう夢を、こういう創作物には求めてしまうんですけど、
まあ、これはこれで受け止めます。
今日は千秋楽だったので、銀杏BOYZ(初めて知りました)の
峯田さんの弾き語りがあったんですが、これがよかったです
彼の話したことは、すべて尻切れトンボだったんですが(笑)、
「この人、言葉の代わりに唄を歌う人なんだな」って思いました。
それにしても、松尾スズキさんが、時折、志村けんさんに見えてしまうのは、
ロバみみだけでしょうか…
『裏切りの街』を観て参りました。
タイトルを観て、なんか昭和の陰気臭い人間関係を背景に描いた物語だと
勝手に思い込んでいましたが、めちゃ現代でした
簡単に言うと、人妻と若い男の不倫の話。
フリーターなのに仕事にも行かず、
彼女におこづかいをもらっているヒモ状態のダメ男を田中圭くん。
40歳で、いわゆるいい人といった感じの旦那との生活に
満足できないでいる専業主婦に秋山菜津子さん。
この二人がテレクラで出会い、逢瀬を重ねて行くうちに、
旦那(松尾スズキさん)や、彼女にバレて、
でも、それでもその関係をやめられずにいる。
結局、人生逃げてばかりのダメな二人…みたいな。
きっとね、世の中的にこういう話ってたくさんあると思う。現実に。
自分の友達にもいそうな感じ。
最近のドラマとか、映画って、何か普通じゃない設定とか
非現実みたいなものじゃないとウケない…みたいな風潮、あるじゃないですか。
緑色のよくわからない生き物になっちゃって、メガネかけて観るヤツとか…。
でも、このお芝居は、ありふれた話なワケです。
出会って、お互いのパートナーに嘘ついて、セックスして…って。
それを延々観せていく。
1幕100分、2幕90分ですよ。
勇気あるなーって思いました。
田中圭くん、さわやかで、かわいくて、演技も上手で、
ロバみみは好きな俳優さんです。
このお芝居では、背中まるめたダメ人間でしたけどね
立ち姿が素敵って思う俳優さんってたくさんいるんですが、
今日は田中圭くんの寝姿がツボでした。
寝てる姿(寝顔じゃなくて)が、なんかかわいいと思える男の人っていいなぁ~
と、芝居中、トリップしました(笑)
この芝居は、人妻と若い男が、自立して希望を見出すなんてことはせず、
ダメなまんま、ズルズルと終って行きます。
そこがなんか、リアルだった。
舞台やドラマは、皆に希望を与えるストーリー展開になることが多いですが、
こんな風に「ダメ」から抜け出せない人、たくさんいますよね。
やめられない不倫。
仕事もせずにダラダラ、テレビを観てる日々。
ロバみみは、それでも、やっぱり人は変われる生き物だと信じているので、
そういう夢を、こういう創作物には求めてしまうんですけど、
まあ、これはこれで受け止めます。
今日は千秋楽だったので、銀杏BOYZ(初めて知りました)の
峯田さんの弾き語りがあったんですが、これがよかったです
彼の話したことは、すべて尻切れトンボだったんですが(笑)、
「この人、言葉の代わりに唄を歌う人なんだな」って思いました。
それにしても、松尾スズキさんが、時折、志村けんさんに見えてしまうのは、
ロバみみだけでしょうか…