『ロバみみ』

言いたい!でも言えない…。ならば、穴を掘ってでも叫びたい! そんな想いから綴り始めた独り言のようなブログです。 

・『親指さがし』舞台挨拶

2006年09月10日 | ・ロバみみシネマ
ホラーは苦手です。
だから、行く気なかったんですが、チケットがあるっていうので
しかも、とてもいい席だっていうので参加してきました。

確かに、いい席でした。
よっく見えました。かわいい健ちゃん。

以下、ネタバレ注意です。

思ったよりも、大丈夫だったかな…。
もちろん怖いシーンでは目をつぶり、
ビビって飛び上がっちゃったりもしたんだけどね(汗)

怖がらせるっていうだけの内容ではなく、
心の奥に潜む思いが、呪いの影にかくれてるんですね。

去年のかわいい、かわいい、モヒカンじゃない健ちゃん。

あの道に迷った子犬のような目で、

「ちえも俺のこと信じてくんないの?」

萌え……。

ご主人様に置いてきぼりにされて途方にくれる子犬のような顔で、

「俺が全部やったの…?」

萌え……。

行くつもりなかった…なんて言っておきながら、
かなり楽しんだロバみみ。

舞台挨拶は、女の子二人と健ちゃんの3人。
ジーンズにTシャツ、黒のジャケットといういでたちでした。

健ちゃんは、何故かマイクコードがとても気になってたご様子。
コードをピンピン引っ張ったり、手繰りよせたりしてました。
その様子がかわいくて、ファンの子たちもクスクス……。

ナントカっていう女の子が(すみません。わかりません)
「健さんは、撮影前は明るく場を盛り上げてるんですが
撮影が始ると、集中して…」
みたいな話をし始めると、健ちゃんは
「健さん…!健さん」とつぶやいていましたよ(笑)

撮影の最後の方には、監督とツーカーのようになり、
言われなくてもNGだとわかるようになったとか。

最後のシーンの表情は、

「あ、これじゃカントクのOKでないな、と思ったら
カントクがツカツカっとやってきて、わかるよねって。
あれは2テイク目のカットです」

だそうです。

「武が純粋でないと成り立たない内容だったんですが、
心の闇みたいなものを感じて欲しい。
そのことを、この映画を観て、考えたり、
友達と話したりしてみて欲しい」

といったようなシメの挨拶でした。
(ゴメンナサイ、ことこまかに覚えていなくて……。
相変わらず、ニュアンスレビューでお届けしています)

相変わらず、プロモーションに一生懸命な健ちゃん。
本日は関東縦断、舞台挨拶だったわけで、
ファンの子も、一緒に縦断してるっぽかった。

お芝居、三宅健として頑張ってましたよ。
あの大きなスクリーンで、微妙な心の内側を表現する
彼の表情を観てあげて下さいね。

・『魔界転生』

2006年09月09日 | ・ロバみみの芝居小屋
新橋演舞場へ「魔界転生」を観に
思ったより、面白かったです。

歴史背景とか、あらすじとか何も勉強していかなかったんですが、
島原の乱で徳川家に殺された天草四郎(成宮くん)が
その恨みを晴らすべく転生し、
この世に悔いを遺すツワモノ達を同じように蘇らせて
徳川家への復讐を企てる。
それを阻止する為に、7人の剣士と共に柳生十兵衛(橋之介さん)が
命がけで闘う…という話。

いやいや、成宮くんは妖艶でしたよ。相変わらず
ロバみみ的には「マダム・メルヴィル」の時の、
くるくると表情のかわる少年…みたいな役が好きなんだけど
まあ、確かに、あれだけの泥臭い男の戦いの中、
妖術を使う天草四郎は、ああいう色っぽいキャラにしたいのもわかります。
真っ赤なマニキュアまでしてましたよん

殺陣の多い、アクション時代劇なんですが、
結構笑いを誘う場面もあったりして、
わりと大衆的って感じ。

前にやはり、染五郎さん観て感服したロバみみですが、
やはり、歌舞伎役者さんって、立ち居振舞いが美しいですね☆
殺陣の場面でも、ドッスンバッタン…て感じじゃないんですもん
橋之介さんも、主役オーラ放ってましたよ

しかし今回は、その弟子の7剣士に大注目だったロバみみ。
後から気づいたんですが(遅いよね)、
ジョビジョバの坂田さんもいたんですねー☆

で、ずっと、
「どこかで見たことある、この役者さん…。ダレだ、ダレだ…」と
悩んでいたロバみみ。
あの、キレイな顔だち、しゃべり方…。

そうだっ!
「間違いの喜劇」でヒステリックな奥様役で、
旬くんと共演してた役者さんだっ
「間違い~」では女装、今回はヅラ、
よくわかったなー、あたし。
ひらめいた途端、芝居中に、ああっと叫びそうになっちゃいましたよ

死に際で、橋之介さんに抱きかかえられた時、
ズラ、ずりおちそうになってましたけど、大丈夫でした?
内田滋さん

そして、今回のロバみみの心に残る役者さんは、
7剣士のイケメン・山崎雄介さんも気になるところですが、
じゃーん、オトボケ剣士役の福田転球さんです
観客を味方につける役者さんって、本当にスゴイですよね。
また何かの機会に観れたらいいなー

て、ことで、まとめますと、
新橋演舞場のお芝居は、少々値も張り
時間も長いので、なかなか行く機会も少ないのですが
なかなか楽しめました