長丁場の埼玉公演ももう最後
5度目の「ムサシ」
3月にもう一回くらい観ておいてもよかったかな…と思いつつ、
今日で最後とあいなりました。
でも、無事に初日も楽も入れてホッとしております
今日は始めてのセンターブロック。
後方席だったけど、でも入れるだけエンタメの神様に感謝です
でも、全体が見渡せてお芝居を観るにはいい席でした。
「ムサシ」は、例えるなら「おにぎりみたいな作品」でした。
日本人の心の食材、白いお米のよさを一番引き出す
分かりやすい料理なんですが、
食べていくとそのたび具が少しずつ違う。
外見は白いお米と海苔で同じに見えるけど、
中身は梅干だったり、シャケだったり、昆布だったり…。
そんな、観るたびに違う味のする、おにぎりのようないい舞台でした
(ん?ちゃんと褒めてるの伝わってる?)
初日では、冒頭の武蔵と小次郎の決闘で
まぶしそうに太陽に手をかざす旬くんの芝居もあまり気にとめなかったけど、
実は、逆光効果を狙った武蔵の策略で、
のちのちまで小次郎が武蔵を卑怯者よと文句たれてる
原因のひとつなんですよね
何回か観ると、そういう細かいところまで気づけて
楽しみが増えていきます
昨日の昼公演では、
「それがしの方が、はるかに残念ですぅ~」
と泣く芝居を、旬くんは力強くキレたまま言ってしまってましたが、
今日はちゃんとメソメソしてくれて、かわいかったです
5人6脚も、最後なので大暴れでしたね
鋼太郎さんが押しつぶされてうめいていて、
笑っちゃったのか旬くんは顔をあげないし、本当におかしかった
息切れしちゃって、大変そうでしたが、
客席は大爆笑の拍手喝采
かなりの見せ場です
旬くん以外の役者さんもすごく素敵です。
「笑顔」だけで客席を笑わせる竜也くんって、スゴイです
すり足もスゴクきまってるんです
上半身がブレないから、かっこいいの!
で、今回のダークホースは大石さんだろうとロバみみは思います
お茶目で、お調子者の平心坊は、客席の心を掴みまくっていました
あの独特のお声もいいし、
「どわーっはっはっはっ!それがお手当てがよくて」のくだりは
本当に会場中が大爆笑でしたね
蜷川作品には頻繁に出演されているので、よくお見かけしますが、
今回が一番のハマリ役、アタリ役ではないでしょうか?
そして、やっぱり井上ひさし先生リスペクトですよ
乙女の父親が江ノ島の沖で船をひっくり返されて亡くなったのと
「カチカチ山」の泥舟で沈んだタヌキの話はリンクしてるし、
細かい芸がきいてる
「命を粗末にしてはいけないよ」
「どんなにつらくて悲しい日も、生きていればこそのもの。
なくして初めてその素晴らしさに気づくはずだよ」
そんなメッセージが、最後に客席にプレゼントされます。
本日は埼玉楽ということで、蜷川さんと共に井上先生も
カーテンコールでステージに登場されました
紙ふぶきが舞ってキラキラして、銀のテープまでが降って来て
にぎやかなカーテンコールになりました
本当にお疲れ様でした。
楽しい時間をどうもありがとう
大阪公演も頑張って!
でも、小栗マンスリーも今日でおしまいか…。
淋しいなぁぁぁ
5度目の「ムサシ」
3月にもう一回くらい観ておいてもよかったかな…と思いつつ、
今日で最後とあいなりました。
でも、無事に初日も楽も入れてホッとしております
今日は始めてのセンターブロック。
後方席だったけど、でも入れるだけエンタメの神様に感謝です
でも、全体が見渡せてお芝居を観るにはいい席でした。
「ムサシ」は、例えるなら「おにぎりみたいな作品」でした。
日本人の心の食材、白いお米のよさを一番引き出す
分かりやすい料理なんですが、
食べていくとそのたび具が少しずつ違う。
外見は白いお米と海苔で同じに見えるけど、
中身は梅干だったり、シャケだったり、昆布だったり…。
そんな、観るたびに違う味のする、おにぎりのようないい舞台でした
(ん?ちゃんと褒めてるの伝わってる?)
初日では、冒頭の武蔵と小次郎の決闘で
まぶしそうに太陽に手をかざす旬くんの芝居もあまり気にとめなかったけど、
実は、逆光効果を狙った武蔵の策略で、
のちのちまで小次郎が武蔵を卑怯者よと文句たれてる
原因のひとつなんですよね
何回か観ると、そういう細かいところまで気づけて
楽しみが増えていきます
昨日の昼公演では、
「それがしの方が、はるかに残念ですぅ~」
と泣く芝居を、旬くんは力強くキレたまま言ってしまってましたが、
今日はちゃんとメソメソしてくれて、かわいかったです
5人6脚も、最後なので大暴れでしたね
鋼太郎さんが押しつぶされてうめいていて、
笑っちゃったのか旬くんは顔をあげないし、本当におかしかった
息切れしちゃって、大変そうでしたが、
客席は大爆笑の拍手喝采
かなりの見せ場です
旬くん以外の役者さんもすごく素敵です。
「笑顔」だけで客席を笑わせる竜也くんって、スゴイです
すり足もスゴクきまってるんです
上半身がブレないから、かっこいいの!
で、今回のダークホースは大石さんだろうとロバみみは思います
お茶目で、お調子者の平心坊は、客席の心を掴みまくっていました
あの独特のお声もいいし、
「どわーっはっはっはっ!それがお手当てがよくて」のくだりは
本当に会場中が大爆笑でしたね
蜷川作品には頻繁に出演されているので、よくお見かけしますが、
今回が一番のハマリ役、アタリ役ではないでしょうか?
そして、やっぱり井上ひさし先生リスペクトですよ
乙女の父親が江ノ島の沖で船をひっくり返されて亡くなったのと
「カチカチ山」の泥舟で沈んだタヌキの話はリンクしてるし、
細かい芸がきいてる
「命を粗末にしてはいけないよ」
「どんなにつらくて悲しい日も、生きていればこそのもの。
なくして初めてその素晴らしさに気づくはずだよ」
そんなメッセージが、最後に客席にプレゼントされます。
本日は埼玉楽ということで、蜷川さんと共に井上先生も
カーテンコールでステージに登場されました
紙ふぶきが舞ってキラキラして、銀のテープまでが降って来て
にぎやかなカーテンコールになりました
本当にお疲れ様でした。
楽しい時間をどうもありがとう
大阪公演も頑張って!
でも、小栗マンスリーも今日でおしまいか…。
淋しいなぁぁぁ