一足お先に紅白歌合戦を観に行って来ました。
渋谷のNHKホールではなく、池袋のサンシャイン劇場ですが(笑)
ってことで「サンバイザー兄弟」。
ネタバレ注意、と言っても、もはや何がネタバレなのか……(汗)
とりあえず、ご注意ください。
ストーリー的には、ムショ暮らしの長いヤクザが出所して
バンド組んで紅白出場を目指す話……でいいんだろうか?(笑)
兄貴分と弟分の義兄弟愛。
そして親子愛と恋愛。
そんなんを織り交ぜつつ、はちゃめちゃな3時間弱。
なんかロスタイム前でもないのに、
全員攻撃参加のパワーブレーを見ているような、そんな舞台でした。
しょっぱなから、全力、みたいな(笑)
先日の「るつぼ」とはもう、宇宙の果てくらいノリが違ってて、
自分でその振れ幅に笑えてくる。
皆川さん、いったい何役やったんだろう?
そして、その皆川さんの汚いラウンドガールにされるがままの
三宅さんが、すご過ぎた。
あれはもう、性的暴力の域ではなかろうか?(笑)
客席から小さい悲鳴があちこちから上がってたもの(笑)
二幕の頭に出てくる三宅さんの
「ファンですぅー、とかいいながら、
突然、ぱったりと来なくなって、役者に寂しさを抱かせる」
ブサイクな役者の追っかけの女も笑えました。
でも、ドラム叩いている時は、別人で、
ちょっとカッコいいんですよねー。
いや、でも、別に待ってるわけでも、お気に入りなわけでもないけど、
いつも来てくれるファンが姿を消すと、やっぱり気になるものなのか(笑)
クドカンの女装もさ、これがまたブスなのよ。
だけど、ブス過ぎて逆に可愛いっていうか(笑)
そしてクドカンの何が好きかって、皆川さんが切羽詰まって、
ワタワタしている姿を、舞台の隅っこの方で笑いをこらえきれないでいる姿。
自作自演自笑の舞台で、うらやましいほど楽しそうだ。
スイートでメロウなナンバーを腰巻バスタオル一枚で熱唱する瑛太くんもよかった。
怒髪天の増子さん、初めてその歌声を聴きましたが、
「いやー、歌、うまいなー」と思いました。
でも、私的に一番のダークホースは、ヌメリ役の清野菜名ちゃん。
笑顔がめっちゃ可愛かった上に、アクションがハンパなくカッコよい。
前半、ボクシングのリングサイドに何故か登場して、
シャドウでパンチを繰り出してた時から、
なんか、すごいサマになる子だな。って、思いました。
女の子が出すエアパンチって、ヘナチョコでカッコ悪い感じがするけど、
彼女はそれすらキレイに決まってて、その後のアクションシーンも惚れ惚れするほど。
新感線の舞台にぶち込んでも、きっとキレのいいアクションで、
負けない存在感出せそう。
今後が楽しみです。
まあ、たくさんの登場人物が、大風呂敷の上で入り乱れて、
(そう、パンチパーマのヤクザAIロボット、DEPPERくんまで)
最後はどうその風呂敷畳むんだろう?って思ってたけど、
力技で持ってった感じだったな。
刑務所入ってた瑛太くんが、なんでシャバにいるんだよ?
って思ったら、サンバイザーに「仮出所」って電飾が光ってた(笑)
おい、説明なしかい!(笑)
って、突っ込みどころ満載でしたが、それも含めて楽しまなきゃもったいない。
ところどころに出てくる小ネタも効いてて、ちょいちょいくすぐられるし。
客席に用意されたダンボールサンバイザーを組み立てて、
一緒に盛り上がるべし。
踊る阿呆に見る阿呆。
同じ阿呆なら、踊らな損損。
です。
ちょっと早いけど、ロバみみの今年の観劇納めは、
この「サンバイザー兄弟」になりそうです。
来年もたくさん素敵な作品に出会えますように。
渋谷のNHKホールではなく、池袋のサンシャイン劇場ですが(笑)
ってことで「サンバイザー兄弟」。
ネタバレ注意、と言っても、もはや何がネタバレなのか……(汗)
とりあえず、ご注意ください。
ストーリー的には、ムショ暮らしの長いヤクザが出所して
バンド組んで紅白出場を目指す話……でいいんだろうか?(笑)
兄貴分と弟分の義兄弟愛。
そして親子愛と恋愛。
そんなんを織り交ぜつつ、はちゃめちゃな3時間弱。
なんかロスタイム前でもないのに、
全員攻撃参加のパワーブレーを見ているような、そんな舞台でした。
しょっぱなから、全力、みたいな(笑)
先日の「るつぼ」とはもう、宇宙の果てくらいノリが違ってて、
自分でその振れ幅に笑えてくる。
皆川さん、いったい何役やったんだろう?
そして、その皆川さんの汚いラウンドガールにされるがままの
三宅さんが、すご過ぎた。
あれはもう、性的暴力の域ではなかろうか?(笑)
客席から小さい悲鳴があちこちから上がってたもの(笑)
二幕の頭に出てくる三宅さんの
「ファンですぅー、とかいいながら、
突然、ぱったりと来なくなって、役者に寂しさを抱かせる」
ブサイクな役者の追っかけの女も笑えました。
でも、ドラム叩いている時は、別人で、
ちょっとカッコいいんですよねー。
いや、でも、別に待ってるわけでも、お気に入りなわけでもないけど、
いつも来てくれるファンが姿を消すと、やっぱり気になるものなのか(笑)
クドカンの女装もさ、これがまたブスなのよ。
だけど、ブス過ぎて逆に可愛いっていうか(笑)
そしてクドカンの何が好きかって、皆川さんが切羽詰まって、
ワタワタしている姿を、舞台の隅っこの方で笑いをこらえきれないでいる姿。
自作自演自笑の舞台で、うらやましいほど楽しそうだ。
スイートでメロウなナンバーを腰巻バスタオル一枚で熱唱する瑛太くんもよかった。
怒髪天の増子さん、初めてその歌声を聴きましたが、
「いやー、歌、うまいなー」と思いました。
でも、私的に一番のダークホースは、ヌメリ役の清野菜名ちゃん。
笑顔がめっちゃ可愛かった上に、アクションがハンパなくカッコよい。
前半、ボクシングのリングサイドに何故か登場して、
シャドウでパンチを繰り出してた時から、
なんか、すごいサマになる子だな。って、思いました。
女の子が出すエアパンチって、ヘナチョコでカッコ悪い感じがするけど、
彼女はそれすらキレイに決まってて、その後のアクションシーンも惚れ惚れするほど。
新感線の舞台にぶち込んでも、きっとキレのいいアクションで、
負けない存在感出せそう。
今後が楽しみです。
まあ、たくさんの登場人物が、大風呂敷の上で入り乱れて、
(そう、パンチパーマのヤクザAIロボット、DEPPERくんまで)
最後はどうその風呂敷畳むんだろう?って思ってたけど、
力技で持ってった感じだったな。
刑務所入ってた瑛太くんが、なんでシャバにいるんだよ?
って思ったら、サンバイザーに「仮出所」って電飾が光ってた(笑)
おい、説明なしかい!(笑)
って、突っ込みどころ満載でしたが、それも含めて楽しまなきゃもったいない。
ところどころに出てくる小ネタも効いてて、ちょいちょいくすぐられるし。
客席に用意されたダンボールサンバイザーを組み立てて、
一緒に盛り上がるべし。
踊る阿呆に見る阿呆。
同じ阿呆なら、踊らな損損。
です。
ちょっと早いけど、ロバみみの今年の観劇納めは、
この「サンバイザー兄弟」になりそうです。
来年もたくさん素敵な作品に出会えますように。