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エジプト旅行記 - 仕方噺 4日目 アビドス その3

2008年11月8日 アビドス(Abydos)観光 その2

セティ1世(在位紀元前 1291~1278)は、ツタンカーメン(第18王朝)から35年ほど後の第19王朝のファラオになる。父にあたるラムセス1世は、在位2年という短さだった。映画「十戒」では、ラムセス2世と共に悪役に徹していたが、現在、見ることのできるエジプト古代建築の数々を残した功績は大きい。アビドスのセティ1世葬祭殿の他、カルナック神殿、王家の谷最大の墓など、壮大な建築物と見事なレリーフは圧巻である。

階段を上手に行くと、だんだん葬祭殿の全景が見えてくる。入り口には四角い柱が並び、下から3分の2くらいまでレリーフが修復されている。
葬祭殿横にも遺跡がある
全体が見えてきた。予想よりかなり大きい
葬祭殿入り口の柱
柱のレリーフも復元されている
柱の後ろの壁一面にもレリーフがある
セティ1世葬祭殿に入ると、まず、その厳かな雰囲気に圧倒されてしまう。天井は高く、広い空間を何本もの太い柱が立ち並ぶ。天井に数カ所明かり取りがあり、葬祭殿内部に光の筋を落としている。それがちょうど良い照明効果となっているようだ。
天井にもレリーフを見ることができる。全体的にすすけた感じではあるが、色が残っている所もあり、葬祭殿全体が見事なレリーフで飾られていたことが想像できる。
まず、広さと柱の大きさに圧倒される
全ての壁にレリーフがある
明かり取りのある天井
拡大すると色が残っているのがわかる
セティ1世葬祭殿の名物?の一つにオーパーツがある。入り口を入って右側(たぶん)の柱上部に「ヘリコプター」「飛行機」などが描かれているというもの。ブルース・ローレスと言う学者が最初に言い出したらしいが、想像力豊かな人だったのだろう。
この柱の上部にあるレリーフがオーパーツ?
拡大するとこんな感じ
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