私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ。タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!さらに地元の生き物探しへ!

グラスフィッシュたちの猛襲:メコン川手前池・様相一変編

2017-10-06 17:44:02 | タイの魚たち
「タイのチンマイ魚捕獲隊」 5日目(2017年8月3日・木) その④

みたびメコン川手前池へ。
1度目は7種の魚を釣り、
2度目はグラスゴビー・スリースポットグラミーが唐突に採れ、
「まだまだおもろい魚と会えるわい」と。

先客だ。
地元のオッサンが実に由緒正しき釣りをされとるのである。
2mほどの竹の棒に太いテグス、大きなドングリウキ、エサはたぶん川エビの身。
我々の釣りの原型なのである。すばらしい。

小雨が降りはじめた。
ミミズを掘り、網モンドリをしかけて・・・・・・さあ、釣り開始じゃあっ!

グラスフィッシュ( Parambsis siamesis )が次々と釣れる。


昨日1尾しか釣れんかったのに・・・・・・
ウキが鋭くナナメに沈むときはコイツだと分かりはじめる。
それにしても口が固くて、なかなかハリがはずせない。
ヒレの棘も鋭く、骨太である。
いわばホネカタトゲエモンなのである。
こういう防衛体制を整えた魚は基本的に美味いのだろうな、と思いつつ・・・・・・
宿へ持って帰っても調理できんのんで放流。

隊長、ときおり飲ませてしまい四苦八苦しとる。
飲ませて弱らせてしまうのを極端に嫌うやさしい男なのである。

なんとかナギナタナマズを私も釣りたいと粘りに粘るが・・・・・・もう降参じゃあ~。

余ったまま小さなジップロックに入れ、3日間ネリ続けている熟成グルテンに変える。

今度はプールバーブの入れ食いじゃ。
こんなのやら


こんなのが


ウキをまっすぐに沈めていく。
日本のタナゴのひきによく似てる。

コイツらの口には入らん大きさにしちゃるわい。

わ~い! 
おっきいアカヒレハマキザメ(レプトバルブス・ルブリピンナ Leptobarbus rubripinna )じゃあ。


撮影ケースに入らんど、富士急ハイランド、と隊長を悩ませ、ナナメ撮り。

あかん、おんなじのんしかこんわ。

「そろそろモンドリあげてみよか?」 
「出てこいや! グラスゴビー!」

うわ~い! クローキンググラミーだらけや!


たまたま間違えて入り込んだスリースポットグラミーも。


ということで、昨日とすっかり様相が変わってしまっていたのである。
ま、釣りではよくあることだ。
昨日を越える新しい種類には出会えんまま。

釣りをしてた地元のオッサン、さすがに雨にまいったらしく、帰り支度。
釣果を見せてもらおうと、身振り手振りのコミュニケーション。

あらま! ナギナタナマズを数尾釣っとられますがな。
きっと美味しいんだろうなあ。
釣りたかったなあ。

さ、日も暮れてきた。宿へ戻ろ。
今日は2人とも元気なので、タマゴ売り屋さんのピンクのタマゴに感動し、


屋台をふらついて、モツ煮込みラーメンを食することにした。


5日目終了。






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