私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

カワムツ:ここらで書いとくねの巻   釣査84種目

2017-06-07 22:10:41 | 純淡水魚
2017年6月3日(土)その③

カワムツである。


いつでも釣れるから、ついつい書くタイミングを逃してしまっていた。

さて、前回の続き。
バイクのあんちゃんフルフェイスをはずし近づいてきた。
「釣れますか?」
「いやあ、モロコやタナゴなんぞがボチボチと・・・・・・」
「そうなんですか。ここで釣りしてる人初めて見たもんだから・・・・・・」
そう言ってバイクへ戻り、さっさと帰っていくわ。
なんてことなかったなあや。

それにしても、こんな絶好ポイントで釣りをする人がいないだなんて・・・・・・
私の感覚がずれてるようで、かなりショックだった。

そんな中でも師匠、マイペースである。

コウライニゴイをお釣りになられた。


さらに釣り上げたのが、このカワムツなのだ。


師匠すこぶる機嫌がいい。
快進撃である。
「進撃の巨匠」 とでも呼ぼうじゃないか!

さすがに巨匠も3年間の修行でカワムツとヌマムツの区別がつくようになった。
腹ビレ・尻ビレが黄色いのがカワムツ、赤色が入るのがヌマムツ。

この2種にそれぞれ学名がつき、正式に分けられたのが2003年。
まだ、15年もたってないのである。
長い間、カワムツBという不本意な名前のままだったのである。

私には2歳年下の弟がいる。
やせて小さかった私と発育の良かった弟は、よく
「双子ですか?」 とか、弟に対して
「お兄ちゃんなの?」 とか、言われ続けてきた。

なぜかカワムツA、カワムツBという呼び方は
この悲しい過去を思い出させるのである。

ここで、友が撮影したカワムツの写真を2枚。


細部まで鮮明な美しい写真だ。



婚姻色がしっかり出ているオスの写真だ。

こういう写真が撮れない私は、
年上でも出来の悪い弟のような気分になるのであった。 (続く) (まだ続くんかいっ!)




コメント
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