幸せについての考察 【桐棺三寸】

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「男を立てる」ということ

2005-04-19 | 日記 Ⅰ

先日、「ake」さんという方からコメントをいただいた中に、
『「男を立てる」って具体的にどんなこと?』
というものがありました。

単純なイメージからすると、何だか、
「女性が男のために我が身を犠牲にする」というか、
「男を良く見せるために女性が身を引く」というような感じもします。

確かに、昔はそんなニュアンスがあったのかもしれません。
しかし、そのような概念を現代に持ち込むことに抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。
また、そうすることの善し悪しについても議論の分かれるところかもしれません。

とはいうものの、現代においても男が「プライドを重視する生き物」であることには変わりないと思います。

そういう意味では今風に解釈すると、
「男を立てる」とは、「男が世間などの他者から受ける評価・面目を保たせてやり、自尊心をくすぐってやる行為」
とでも言いましょうか。
そして、「それにより女性も利を得る」ということだと思います。

考え方や価値観が異なることの多い男女が「円滑な生活・関係」を持続させるためには、女性の側にもこういった「努力」が必要ということなのかもしれません。
(もちろん「男の側にも」ですが)


或いは、男が得意とする(と本人が思っている)部分に頼ってみせたり、おだててやったりすることにより、女性が都合のいいように男をコントロールすると言いますか…。

例えば私について言えば、「妻の社会進出」には比較的寛容な方だと思いますが、「考え方・知識」などについては「プライド高さ」を感じてしまうことも少なくありません。

ですから、私のようなタイプなど、
♀「ここが分からないんだけど。」
♂「これはね、こういうことなんだよ。」
♀「へぇ~、すご~い! こういう時ってほんと頼りになるわね。」
♂「そうかい? へへへ…」
などと言いながら、いいようにコキ使ってやればいいわけです。
(かなり誇張した表現で、書いている本人も恥ずかしいですが…)

「相手(男)が一番重視しているプライドを認めたり褒めたりすることにより気持ちを良くしてやり、その上で自分(女)の望みをさりげなく通す、いいように使う」
ということで、いかがでしょうか?

逆の見方をすれば、男女共に譲れない部分が同じである場合(例えば、夫は「妻が専業主婦になることによって自尊心を満たすタイプ」で、妻は「結婚後も仕事を続けることを重要視するタイプ」だったりする場合)には、円滑な生活の維持が困難になるとも言えるかもしれませんが…。


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コメント (4)
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