あなたが、その夢を追おうと思った切掛けは、
「平凡さの中に於いての優劣では敵わぬとのある種の逃避、
そして諦(あきら)め」
「そこに確たる才を見出した訳ではなく、
あれもこれも嫌だ、との消去法により残った処世」
「頂(いただき)に到達するに、より安易と思われた道」
ではありませんか?
その道を歩むことそれ自体が夢なのでしょうか。
或いは、名声を得ることのみが目的なのでしょうか。
夢に向かい歩み出した後に、
躊躇する必要も失敗を憂う必要も全くない、でしょう。
しかし、決意したその道は、
如何なる過程に於いて歩むべしとの結論に至ったものなのか、
夢に一歩踏み出す前に、一度は自問すべきなのかもしれません。
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