録音しておいたローザンヌ室内管弦楽団のライブ。
子供の頃、レコードが擦り減るまで聴いたコルボ指揮のバッハの宗教曲が
懐かしい。
今回は、なんとトン・コープマンが指揮。
このヒトこんなこともやってたんだ。
一貫してヴィブラートなしで、バロック的な語法で演奏されるものの、
やらされてる感(?)が強くて、モダンのオーケストラなんだから
わざわざこういうアプローチでいく必要もないんじゃない?
でも、せっかくやるんなら、曲の終わりであんなにritするのはマズイでしょう。
大昔、ロ短調ミサでニコレが超ロマンティックなフルートを吹いてたのが
蘇って来て、そっちの方がこのオケには合ってるような気がする。
どうも釈然としない2時間だった。