ジャズの生徒さんは無類の理論好き。
私は、まだモードのことは話す時期ではないとも思うのだが生徒さんの要望は
断らないのが方針なので。
モード(教会旋法)といえば、私達バッハ命のヒトにはドーリア調のオルガン曲が
思い浮かぶ。
メンドクサイことは書かないが、ジャズで使う場合はアイオニアン(フツーのメジャー
スケールと同じ)以外の6種類、又は自作のモードを使うことが多い。
一番の注意点は(そうでもないのかな)、フツーのスケールのアボイドノート(使っては
いけないというか、多様しない方がよい)に当たる音を、モードではその旋法の最も特徴的な
音として扱わなければいけない、とかなんとか音を出しつつ説明したけど、やっぱちょっと
早かったよね。
コードのあるスタンダードでソロがとれるようになったら、またやりましょう。