引っ越して来るまでは、バロック音楽一辺倒だったので、伴奏してもらうのはチェン
バロがほとんどで、たまーにリュートであった。
バロックなので、ジャズと同じようにかなり厳格なタイムキープを要求されて、勝手
にテンポを揺らすのは御法度である。
来月のコンサートでは、出来れば有名なクラシックの曲を演奏して欲しいというこ
とだったので、若干恥ずかしかったけど、生まれてはじめてショパンとドビュッシー
を吹くことにした。
特にショパンは、譜面通りそのまま吹いてもつまらないので、かなり好き勝手に
ルバートすると、伴奏のピアノの方がそれにピタッと合わせてくれるので、超気
持ちがいい。
これは今まで経験したことのない快感かもしれない。
また、新しい悪魔の部屋のドアを開けてしまった・・・。