住職の独り言

~ご縁に触れて~

捧げるいのち

2016年07月04日 | 独り言

まぶたのない魚は

いつも目を見開いている

包丁を入れられる時は

どんなにか恐いことだろう

魚は身を投げ出して

命を捧げる

人はわが命を他者に

いのちを捧げることはない

我いのちを誰に捧げることなく

他のいのちを私有化して

生きている私

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