ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十一年十一月二日]

2009年11月02日 | fine arts
曇天、時々の雨模様、しかも急にかなり寒くなった一日でした。大分、冬の訪れが近づいて来た感じですね。今日はラヂオ仕事の前に展示を見に行きました。

979) 「江戸の赤」(前) 於: 伊勢半本店 紅ミュージアム
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
「赤」色を使用した江戸時代の人々が身に付けた装身具や庶民に密着した品々を紹介する展示です。魔除けに使われた「赤」、高貴な色としての「赤」、粋を意味する「赤」、様々な意味持って、いろいろなものに赤が使用されたことが分る興味深い展示でした。特に精緻な細工が施された煙草・煙管入れは「赤」が似合っていて、まさに極上のお洒落、江戸っ子の粋ですね。

伊勢半本店 紅ミュージアム → http://www.isehan.co.jp/museum/index.html

980) 美しの和紙 天平の昔から未来へ (後) 於: サントリー美術館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
10/10に訪れた展示の後期展。前期に引き続き、古から続く日本の紙を用いた興味深い文化、そして素晴らしい品々が並んでいました。展示の各章中での展示替えですので、品々のバリエーションをいろいろと見ることが出来た訳ですが、改めて天平時代に書かれた「経」の美しさを感じましたね。紫紺の紙に載った金泥で書かれた文字や仏画は、それは得も言えぬ美であり、尊さを覚えます。やはり紙に書かれているからこそ、そう思うのでしょう。紙は本当に大切です。

サントリー美術館 → http://www.suntory.co.jp/sma/

981) とらやのしるし展 (後) 於: とらや ミッドタウン店
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 甲
自己不満度 - 戊
自己関心度 – 甲
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 甲
こちらも10/10に訪れた小展示の後期展でした。前期では「虎屋」さんのマークに関する展示でしたが、今回は商品パッケージの意匠を紹介しています。昭和初期から製造されている「ゴルフ最中」の箱デザインの変遷や一時、製造されていた缶入り羊羹、小形羊羹などのパッケージが並んでいて、かなりソソる内容でした。味がある意匠の数々、使用されているデザインやタイポがまたカッコ良くて惹かれましたね。虎屋さんの意匠に関する一貫したセンスはバツグンで、そして歴史の重み感じます。

虎屋 → http://www.toraya-group.co.jp/index.html

982) GOOD DESIGN EXHIBITION 2009 於: DESIGN HUB
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 丙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 丙
自己推薦度 – 丙
自己趣味性度 – 丙
今年度のグッド・デザイン賞受賞製品の展示です。いろいろな分野で見た目、そして機能性にも、もちろん優れたデザインの製品ばかりなのですが、自分は最新のもの、デザインにはあまり関心が持てないですね。何だか味気がない様に感じます。写真の様にロングライフデザイン賞を受賞したヤマトのりや三菱鉛筆 ”uni” の様な自分が子供時分から馴染み深い製品のデザインがグッときますが....、レトロ趣味?! やっぱり年取った所為ですかね!

DESIGN HUB → http://www.designhub.jp/

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。


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