夫はしぶしぶ in ペナン

　私は、ホテルフリークです。毎日違うホテルに泊まりたいと考えています。前夜泊まったホテルに荷物を預けておいて観光に出かけ、暗くなったらその荷物を受け取りに戻り次のホテルに、、、

　可能だと思うのですが、夫が反対して連泊せざるを得ません。それでも、ペナンでは4泊しましたが3つのホテルに泊まりました。シェラトンペナン→トレーダーズホテル→シャングリラゴールデンサンズリゾート→トレーダーズホテルといった泊まり方です。

　私のホテル選びは、旅行に行くと決まったときから始まります。それは6か月以上前からのときもあります。

　選択基準の第1はロケーション。観光する場所から離れていると、時間のロスとともに交通費にコストがかかってしまいます。特に私の場合、アジアでは食べ歩きが主たる目的ですから、ホーカーズのような所に近いこと。庶民の食べる料理に興味がありますから、食事にはあまりコストがかかりません。だから、ホテル代に多少出してもいいのです。

　選択基準の第2は、ホテル自体のコストパフォーマンス。ホテル代に相当するサービスが受けられるか。夫はどこも同じじゃないの、と言いますが、そうではありません。しっかりと選ばないと、無駄金を使うことになります。そもそも、ホテル代というのは二重価格、三重価格と言っていいほど、予約の方法によって価格差があるのです。いろいろな旅行社のサイトを調べ、ホテル自体のサイトを見、プロモーションを探し、評判記を読み、そして旅行間際になってようやく申し込みをします。ときには、同一日に2つのホテルの予約を入れておいて、現地で部屋を見せてもらって決めることもあります。そこまで苦労しているのですが、部屋を見ての夫の一言は、

「あ、いい部屋だね。」

で終わり。



　ペナンの1夜めは、シェラトン・ペナンです。ペナンの飛行場に夜遅く着き、タクシーを上手く拾えるかについての心配があったので、ホテルに迎えを頼むことにしました（初めての土地は、いつもリスクを最小限にするように心がけています。子連れ旅行には絶対必要なことでしょう）。その費用が安かったのが、このシェラトン・ペナンでした。



　ホテルの部屋でまず気になるのは、広さ。少なくともスーツケースを広げる十分な広さは欲しいものです。イギリスやフランスでは、アジアの有名ホテルに出す程度のお金を出しても十分な広さを得られません。

　次にベッドの広さとスプリングの適度さ。寝相の悪い7歳児を間において寝るのですから、広くないと肩身の狭い思い?をします。



　　さらにシャワーヘッドが固定式か取り外せるか、も大事です。子供の頭を洗うときに、シャワーヘッドが外せるのはとても助かります。ここシェラトン・ペナンでは取り外せませんでした。



　そして洗面台。十分な広さが欲しい。また、あまり高いのも子供では背が届かなくて不都合。



　で、個人的にはアメニティ・グッズ。香りがよく、シャンプーは泡立ちのよいものが欲しい。歯ブラシは、必ず持ち歩いているからいいのですが、ホテルの部屋においてある歯ブラシの大きいこと。馬がお泊りになるのでしょうか、私の口に入れると、はみ出しそう。



　長くなったので、次回に続きます。なぜ「夫がしぶしぶ」なのかはそのときに。

（info）　旅webでのトレーダーズ・ホテル（Traders Hotel）の情報。
（info）　旅webでのシェラトン・ペナン（Sheraton Penang）の情報。
（info）　旅webでのゴールデン・サンズ・リゾート（Shangri-la Golden Sands Resort）の情報。

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