第14回(2006年)柔道整復師国家試験の問題です。
問題83 手の舟状骨骨折で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 中央3分の1骨折は遠位骨片が壊死しやすい。
2. 月状骨脱臼とは合併しない。
3. 中央部から近位の骨折は関節包内骨折である。
4. 偽関節は腕立て伏せ運動に障害を残す。
正解は、3と4。
「舟状骨の栄養血管は遠位の結節部から進入して遠位部を栄養する経路と、中央部から進入して中枢端まで栄養する2つの経路がある。」のだそうで、「近位部からは供給されてないことがあるため、骨折の癒合が遅れたり、無血管性壊死に陥りやすい。」とのこと。わたしは、「結節部骨折」であるから、「舟状骨骨折」ではマシな方なのだそうです。
「中枢1/3部は全周が関節軟骨で覆われているため、この部位からの血管進入は無く、中央部からの血行に依存している。」 - この記述はいま一つ理解できません。
「舟状骨骨折では骨折部位によっては治療が非常に困難となる。豊富に栄養された末梢結節部骨折は5~6週間で治る。一方、比較的血管の少ない中枢3分の1部の骨折は治癒に20週またはそれ以上を要する。」 - サイトによって「治療期間」がまちまちで、全治までの平均的な日数がわかりませんが、いずれにしても「結節部骨折」であったのが不幸中の幸いと言っていいのでしょう。
第2回(1994年)柔道整復師国家試験の問題です。
問題75 手の舟状骨骨折の好発部位(よく起こる場所)はどれか。
1.遠位1/3部
2.中央1/3部
3.近位1/3部
4.結節部
この正解はどれ? 本当に私は、運がよかった!のでしょうか。
(この項 健人のパパ)
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医者に相談しても『完治した』との一言。結局スポーツ医学に頼ることに。
とにかく動かすリハビリでした。ダンベルで慣れたら鉄棒で懸垂運動。手術から一年後には、毎日懸垂10回×10セットするようになり、手首の曲がり具合も改善され、握力も元に戻りました。 しかしこの骨折にはいろんな怖い症例があります。まず完治しないってことです。私も完治したと思い10年以上経ちますが、最近懐かしい痛みが・・・・ それで10年前は普及していなかったネットで最近は症例を調べまくっています。 経験者のアドバイスとしては、動かして常に使ってやることです。血流もUPしますし、筋肉も固まらないから!