ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

07/06/15 「レ・ミゼラブル」鹿賀ジャベ東京最後の公演カテコレポ

2007-06-16 14:47:54 | 観劇
「レ・ミゼラブル」が日本初演から20年。20周年記念ということで帝劇で6~8月の3ヶ月公演が始まっている。2005年の1900回公演、2000回公演を含む帝劇公演は6回通った(→2005年のまとめリンクの記事はこちら)。昨年の初の日生劇場公演は2回だけ。どうも私は「レミゼ」は帝劇でないとしっくりこないらしい(^^ゞ
さて、今回の20周年スペシャル公演の1週間でナビザーブ抽選に申し込んで当たったのは鹿賀ジャベール東京最後の公演だけ。私は神を信じていないにかかわらず、初演の大阪公演からずっと追いかけてきたのを神が見捨てなかったと思えた(^^ゞ

初演の年に生まれ、小さい頃から何度も一緒に観た娘と今日も並んで観た。娘と一緒だとどうしても開演ギリギリとか遅刻になるので最近は一緒に観るのを減らしているが、この公演はもうみせないといけないという使命感があった。ふたりでしっかりと泣いてきた。しかしその後はいろいろつきあって深夜に帰宅。
これからコクーン歌舞伎に出るので、まずはカテコにあった特別のご挨拶だけご紹介。
最後に何度も繰り返されるカテコの中で、別所さんが挨拶の場を設けようとタイミングを一生懸命何回もうかがっている様子がわかった。20周年の公式のスペシャルカーテンコールは11日にやっているので、今日は別所さんが音頭をとって雰囲気でやるという感じだったのかもしれない。別所さんがタイミングをとって拍手を静止させ、しっかりと仕切ってくれた。スペシャル公演も今日で最後のメンバーもいるのでご挨拶をと水を向ける。
まずは今日で本当に最後の斉藤晴彦さんへ。「この8公演、本当に緊張してやりました。薄氷を踏む思いでした」拍手~。「でも、スゲェ楽しかった~」で大拍手~。もう私はここで涙~。「テナルディエは下水道で学生がかつげなくなったら終わり~」と以前のプログラムに書いてあったことを思い出したからだ。どちらかというと華奢なお身体の斉藤さんが身体を張ってくれたと思うともうダメでした。有難うm(_ _)m
女性陣、ファンティーヌの岩崎宏美さん。「私はあと2回あるから~」なるほど変則的キャスティングね。テナ夫人の阿知波さん。「私は8月に戻ってきます」なるほど~。
さて鹿賀さん。「今年20周年ということでお声をかけていただきまして・・・・・・本当はマリウスがやりたいって言ったんですけど・・・・・・」とここで客席が湧き、岡さんリアクション。「アンジョがやりたいっておっしゃったじゃないですか~」(内輪の時?何の時?)またまた湧く客席。「こんなに素晴らしい作品の20周年でまた舞台に立つことができました。私も薄氷を踏む思いでした」ちょっと言葉が途切れる。思いをもっと語るかな?「これからもまたいろいろと勉強していきたいなと思います」
やはりジキル&ハイドの東京千穐楽とは違う感じ。10月博多座でまた出演されるから最後のジャベの舞台ということでもないというのもあるが、やはり主役はあくまでもバルジャンだし、控えられたのかもとか思った。それでも本当に全力を出し切ったという感じが伝わってきた。レミコンで久しぶりにジャベールで舞台に立った時も観にいったが、鹿賀さん、ジャベをやった後のカテコは本当にニッコニコ。この役は楽しめる本当に大好きな役なんだろうなぁと思っている。
アンジョルラスの岡さん。「本当に楽しくやらせてもらった。でも明日の夕方には30歳年をとった役をやるのでそちらもよろしくお願いします」(最後はききとれなかったので多分)です。
あと、なんと今日は笹本玲奈ちゃんの誕生日ということでひとことと求められ、大テレの玲奈ちゃん。「いくつになったの」「ハタチと24ヶ月です」全く彼女は帝劇の申し子のようなお子じゃと感心。
最後にまた別所さんが仕切って、「今日はあるかな特別のご挨拶??」という半分以上期待していった気持ちも満足させた特別ご挨拶つきカテコも終了。全キャスト、本当にいい顔をしていた。
さわやかな司会ぶりに別所さんの株が上がった。しっかりと今日で最後のメンバーとかSPキャストをたてて仕切ってくれて嬉しかった。皆さんの挨拶にも胸を打たれてしばらく席にいて娘と語らっていたところ、舞台からは手締めの声が聞こえてきて、さらに嬉しくなった。

そろそろ出かけます。間違っている部分があればどうぞ皆様、ご指摘下さいますようお願いしますm(_ _)m
写真は帝劇に入ってロビーにかかった20周年スペシャル公演の横看板。


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6 コメント

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ほんとスペシャルですね! (恭穂)
2007-06-16 20:09:38
ぴかちゅうさん、こんばんは。
昨日のレ・ミゼ、スペシャルなカーテンコールだったのですね。うーん、ほんとに豪華なキャストで、羨ましい限りです。玲奈ちゃん、沢山の舞台に出ていますが、まだそんなにお若いんですね・・・びっくりです
! 玲奈ちゃんのエポも見たくなってしまいました(笑)。

この週末はお忙しそうですが、お体に気をつけて!
私のブログから、リンクを張らせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたしますv
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Unknown (hitomi)
2007-06-17 21:21:28
URL入れても消えてしまう時があり失礼します。

レ・ミゼのレポ、有難うございます。羨ましい限りです。阿波知さんが浅丘るり子の芝居で歌っているのをテレビで観ました。上手いですね。岡さんが中日劇場に出たので封印したレ・ミゼコンサートを観てしまいました。
鹿賀さんはロンドンの10周年コンサートにも御出演。歌穂さんはエリザベス女王の前でも熱唱。どちらもテレビで拝聴。ロンドンの舞台は幅狭く客席と近い。私には帝劇は大変大きくみえます。
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皆様、コメント有難うm(_ _)m (ぴかちゅう)
2007-06-17 21:38:22
★恭穂さま
ブログのリンクも有難うございますm(_ _)m
今日は新キャスト中心のマチネを観てきました。橋本バルジャン、◎です。丁寧に歌ってしっかり芝居をしてくれてカッコよかった!他の新キャストもみんな丁寧で名作の舞台はこうして後進に継承されていくんだなぁとしみじみしてました。なるべく早くしっかり感想をアップしますね。
そうそう帰りがけに駅のポスターで玲奈ちゃんが出る「ウーマンインホワイト」に釘付けに!帰宅してすぐホリプロの先行予約入れてしまいました。もちろんB席でですが(^^ゞ
★hitomiさま
高校時代から帝劇の2階の一番後ろの安い席で観劇するのが習い性になっているので大きい劇場好きなんです。その反動か小劇場系にどうも手が出ないで今まできています。客席の遠さは双眼鏡でカバーして、財布への優しさ優先です。このスペシャル公演もB席で2枚とれたんです。それなら娘もチケ代を払う余裕があるようです。
池袋の東京芸術劇場でのレ・ミゼコンサートにも通いました。そこでジャベールデビューした阿部さんの本公演でのジャベールを本日初見。地味ではあるのですが彼ならではの味を発見して感激してました。


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Unknown (ひとみ)
2007-06-18 09:09:14
2階席は全体や床の照明が綺麗に見えて値段もありよく利用します。
「ウーマンインホワイト」、04年、ロンドンでこのポスター見て、ラッキーと思ったらまだ公演してなくて残念でした。その時、シカゴとヨセフを観たのが最後になっています。
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★ひとみ様 (ぴかちゅう)
2007-06-18 22:35:41
「ウーマンインホワイト」、アンドリュー・ロイドウェバー物なのに劇団四季じゃなくてホリプロ主催なんだぁと思ってしまいました。ホリプロもミュージカル上演に本腰が入っていて良い意味で競争していただければいいなぁとも。
元四季の光枝さんの歌声もまた聞く事ができるのも楽しみにしています。
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笹本玲奈ちゃんのブログ! (ぴかちゅう)
2007-06-22 22:13:02
最近玲奈ちゃんがブログを始めたようです。この日の日記に鹿賀さんとのツーショットが載っています。
http://fc.renasasamoto.jp/blog/2007/06/post_be40.html
「ウーマンインホワイト」での別所さんとの共演も楽しみになってきました。製作発表の時のさやかちゃんも入れた3人のショットも素敵です。http://fc.renasasamoto.jp/blog/2007/06/post_3cab.html
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