県立図書館に行ってみようと浦和の駅から向かう途中、古本市に遭遇、そこで『歌舞伎名舞台』という昭和41年(国立劇場ができた年)に出版された大きな本(A4版285頁)に出会ってしまった。往年の名優の名舞台の写真がたくさん載っていた。
企画は新東京出版社の山田菊雄社長と重症心身障害児を守る会の北浦貞夫氏、編集は河竹繁俊氏を中心に戸部銀作、日下令光、松井俊論の各氏が担当、写真は雑誌「幕間」、ならびに吉田千秋氏の写真を中心にして進め、歌舞伎入門の展望書として出版したと書いてあり、早稲田大学演劇博物館の協賛ともある。
とにかくよくわからないが、写真だけでなく「歌舞伎の歴史」「狂言解題」などの読むところもたくさんある。これは「買い」だ!との直感のもとに3675円を払って、雲行き怪しい天気の中で本が濡れないように図書館に行くのはやめにして帰宅してしまった。
机に広げてページをめくると11世団十郎や歌右衛門、先代の仁左衛門、幸四郎、尾上松緑、吉右衛門、勘三郎、梅幸、などなど白黒ではあるが大きな写真で舞台の雰囲気がよく伝わってくる。女形をやっていた大川橋蔵の1枚もあった。じっくりと読んで勉強したい。図書館でやるべき勉強もやらなくてはと思うけど、こういうことでひっかかってしまう。まあ、両方やりますかね。
写真は、このブログでこの間若かりし頃の演技が話題になっている雀右衛門の「鷺娘」の写真をアップでとってみた。
企画は新東京出版社の山田菊雄社長と重症心身障害児を守る会の北浦貞夫氏、編集は河竹繁俊氏を中心に戸部銀作、日下令光、松井俊論の各氏が担当、写真は雑誌「幕間」、ならびに吉田千秋氏の写真を中心にして進め、歌舞伎入門の展望書として出版したと書いてあり、早稲田大学演劇博物館の協賛ともある。
とにかくよくわからないが、写真だけでなく「歌舞伎の歴史」「狂言解題」などの読むところもたくさんある。これは「買い」だ!との直感のもとに3675円を払って、雲行き怪しい天気の中で本が濡れないように図書館に行くのはやめにして帰宅してしまった。
机に広げてページをめくると11世団十郎や歌右衛門、先代の仁左衛門、幸四郎、尾上松緑、吉右衛門、勘三郎、梅幸、などなど白黒ではあるが大きな写真で舞台の雰囲気がよく伝わってくる。女形をやっていた大川橋蔵の1枚もあった。じっくりと読んで勉強したい。図書館でやるべき勉強もやらなくてはと思うけど、こういうことでひっかかってしまう。まあ、両方やりますかね。
写真は、このブログでこの間若かりし頃の演技が話題になっている雀右衛門の「鷺娘」の写真をアップでとってみた。
http://www.asahi.com/culture/update/0421/011.html
この本が出版された年に帝劇も新装開場したとか。歌舞伎座も地震で危ないならやはり建替え仕方ないですね。でも風情は残して欲しいな。私の案では、大きなビルに入れるにしても正面のあのデザインはビルから飛び出させて残すとか、ぜひぜひ工夫してほしいです。
それと雀右衛門さん、本当に頬にシリコン入れてたんですか?その頃の女形はある程度ぽっちゃりがよかったとかで、雀さん痩せていたからふっくらさせたかったとかあるんですか?宍戸錠だけでなく、有名どころでは佐藤栄作首相も貫禄を出すために入れてたし、流行ったのかしら。細面が好かれる現在とは時代が違うのかな。
歌舞伎座を建て替えるにしても、文化財でもあるわけですし、風情は是非とも残して欲しいですね。そこを上手く融合できる(風情と安全性)方に設計していただきたいと思います。
仰る通り、耐震対策もきちんとしなくてはならないし、なんといっても椅子をもっと大きく、座りやすく、ゆったりしたものにしてほしいです(^^)できれば、コップホルダー付きを希望します。(シネコンの椅子ぐらいにはしてほしい…)
風情を残すのは、実に難しい作業となるでしょうが、あの「江戸」の威風をぜひまた再現してほしいものですね。
籠釣瓶の結末の重さを引きずって帰ってきたとこ歌舞伎座再建で、追い討ちショックのHineMosNotariです(-_-;)
あー さみしい。
ちゃんと奈落の怪人も連れてって欲しいものです…
ところで私も歌舞伎関係の本って、古本市で思わぬお宝と出会ってうれしくなることが多いです。
そうなんですよね、直感的に「買いだ!」ってくるんですよね~。また、それが当たりだと、これがうれしいんですよね~。
「こいつぁ 春から縁起がいいわぇ」ですね。