ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

11/01/01 元日は実家の町内神社で初詣、映画館とTVで「相棒」鑑賞

2011-01-03 23:59:57 | おでかけ、旅行

大晦日、自宅の用事を片付けて実家へ。母とJR南越谷駅前のダイエーで待ち合わせして、買い物をしているうちに娘もバイトを終えて合流。ジャニーズファンの母親のために「紅白歌合戦」が始まるくらいにはなんとか帰りつく。
母親は年越し蕎麦を食べない人なので私も子供の頃は食べたことがない。結婚してから食べるようになったので生協で申し込んでしまっていた分は30日の晩に食べておいた(笑)

普通の夜ご飯にしながら「紅白」をけっこうちゃんと見てしまった。母は「紅白をこんなにちゃんと見るのは何年ぶりかなぁ」としみじみ言っていたが、「嵐が司会なのと歌い手が若返ったからじゃないの」と茶化す私。それと「今年の年越しは久しぶりに人数が少ないので気が散らないからいいんじゃないの」と指摘。今年は足を怪我している名古屋の妹1の家に妹2夫婦が合流している。妹2があまり動けないので家事の助っ人の戦力として認められている妹2しか行ってはいけないというお達しがきたため、居残り組がこちらで年越しというわけだ。

そういうわけで母親のおさんどんをするのは久しぶりの私だが、妹たちの味付けよりは私の味付けの方が口に合うらしく、ご機嫌である。
午後11:45に紅白終了する前に身支度完了。娘と私で実家の町内の寿神社で初詣へ。私が3歳の時、駅前まで田圃だったのを住宅地に分譲されたところに両親が家を建てて棲みついたので、町内会ではけっこう古参の家だった。その関係で父は長く町内会の副会長をつとめていた。その町内会を母体に越谷の久伊豆神社から勧請して寿神社がつくられたので、私が子供の頃にできた神社は鳥居も社殿も真新しく有難くもなんともなかった記憶がある。

それが熱心な方の呼びかけで大晦日の夜に町内会の役員で氏子になっているメンバーがテントを出して甘酒を配り、久伊豆神社から頒けてもらってきたお札をただで配るようになってから、お参りをする人が行列をするようになった。
父が元気なうちは毎年そこにつめていて、近くに住んでいた頃は毎年初詣に行ったものだった。父が亡くなってからは町内会の班長さんに頼んで寄付を渡してお札をいただいていて、その1枚が私に回ってきていた。今年は母親の名代として私がお参りし、班長さんに寄付を渡してお札をいただいてくるという役目も引き受けた。
冒頭の写真はその社殿であと1組になった時に撮影したもの。お神酒も甘酒もいただいてきた。本格的に照明も入れているので狛犬もはっきり姿が見えた。

1年前も元日は母とMOVIXさいたまで映画を観ているので今回もそうしようと誘っていたのだが、母も娘も乗り気でなく白紙で当日を迎えた。昼におせちと雑煮を食べた後、間がもたないからとおだてすかして二人に用意をさせて、ようやくMOVIXさいたまへ。

「相棒 劇場版Ⅱ」の15:45からの上映に滑り込んで三人で観た。私はめちゃくちゃ面白かったのだが、娘はバイト疲れで居眠り、母は寝なかったけどまぁまぁ面白かったというくらいの反応で三者三様。それにしても、タイガースのサリーだった岸部一徳は実にいい役者になったという評価では母親と一致。二代目相棒の及川光博も登場の当初よりもどんどん魅力アップという点も一致。それだけ盛り上がれればいいんじゃないかな(^^ゞ

デニーズで食事をして、娘は帰宅させ、私は実家でもう一泊。TVでも「相棒 元日SP “聖戦”」があったので、レンチャンで「相棒」鑑賞の日になってしまった。
映画で盛り上がっていた私としては、SP番組の方はイマイチだった。映画公開中の時期のSP番組だし、テーマを国家権力機関の犯罪と私怨による敵討ちの完全犯罪という両極端に設定したことには納得。しかしながら、「復讐の連鎖は断ち切らなければならない」という井上ひさしの「ムサシ」のメッセージに共感している私としては、南果穂が熱演する母親に感情移入ができず、ぐっと覚めた目で見続けるしかなかった。
劇場版Ⅱは前回の劇場版よりも遥かに面白かった。なにより目から鱗だったのは空撮映像で警視庁と警察庁が並んで建っているのが初めてわかったことだ。そしてその両者の確執から起きた事件が起き、その解決にあたって、杉下と官房長の「正義感」の違いがぶつかりあうという面白さがあった。その結末は官房長があっけなく死ぬことによって別の展開を予想させての幕切れとなるのだが、主役の二人と違うもう一組の相棒であった官房長がいなくなった寂しさにけっこうやられてしまう。刑事ものドラマで伝家の宝刀「殉職」をここで使うのか?!反則だろう「相棒」と嘆きつつ、これからのドラマはどうなってしまうのだろうとまたまた目が離せなくなっている。
うまいもんですなぁ。

2日はゆっくりして、実家の片づけも手伝って帰宅。2日から3日にかけては読みかけの平岩弓枝の「かまくら三国志」上下2巻を読了。解説を読んで長谷川伸のお弟子だったのかと納得。源頼家という人物は新歌舞伎の「頼朝の死」や「修善寺物語」で知っているくらいであまりよい印象をもっていなかった。しかしながらこの時代の雰囲気がわかったので、次に観る時はもう少し違った感じで受け止められるのではないかと思えた。
3日は自宅に籠り、新年早々に換気口の掃除などもして夜はTVで映画「アマルフィ」を鑑賞。まぁイタリア旅行の思い出が甦る映像だったということで(^^ゞ
(1/7追記)
岸部一徳を当初タイガースのタローだったと書きましたが、サリーの間違いでした。本名も岸部修三ということで、実弟のシロー=四郎のお兄さんだから太郎と勝手に記憶していたようです。お詫びし、訂正します。


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3 コメント

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甘酒! (恭穂)
2011-01-05 21:20:21
ぴかちゅうさん、こんばんは!
穏やかな新年を迎えられたようでなによりですv
初詣の寒さの中で飲む甘酒は格別ですよね!
今年は私は初詣はできませんでしたが、
来年はしっかりお参りしようと思っています。

昨年は、なかなかお会いする機会がなくて残念でした。
今年も沢山素敵な舞台がありそうですので、
またぴかちゅうさんにいろいろお話が伺えるといいなv
寒い日が続きますが、どうぞお体にお気をつけてお過ごしくださいませ。
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サリー (通りすがり)
2011-01-08 00:26:19

岸部一徳のタイガース時代の愛称は、タローじゃなくてサリーだったんでは?

まさか、官房長が刺殺されるとは驚きました。
あの人がいないと、クリープの入ってないコーヒーみたいでいただけませんよね。
テレビ版では生かしておいてほしいですね(笑)
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皆様、コメント有難うm(_ _)m (ぴかちゅう)
2011-01-08 21:49:34
★恭穂さま
昨年は「ロックンロール」の前楽でお会いできて、食事をしながらおしゃべりできてよかったです。そうそう、プログラム入れの手提げ袋は、赤い布地に放射状に割れたLPレコードの黒いイラストが娘の気に入ってしまって、普段使いのバッグにとられてしまいましたよ。
実家の近くの神社での初詣と甘酒は、実に久しぶりでした。来年も同じように過ごすのではないかという予感がします。
★通りすがり様
>岸部一徳のタイガース時代の愛称は、タローじゃなくてサリー......ご指摘有難うございます。本文にお詫び訂正を入れさせていただきましたm(_ _)m
現在放映中のシーズン9ではもう官房長がいない設定にしてあるそうです。最後で登場するとのことですが、回想シーンかもしれないと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
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