5年ぶりにスクリーンでチョウォンに会ってきました!
ダマー映画祭の韓国映画、私にとって、思い入れの深い映画を2本、選ってきたように上映。
昨日の「裸足の夢」は東ティモールの少年達と地元応援の気持ちを込めた作品。
そして今日の「マラソン」は04年にスンウファンになって、ジキハイ初演が終わった時期から撮影が始まり、
ネットで、ファン仲間と制作を見守って、日本初試写では東京で映画製作者や、多くのスンウファンに直接会え、奇しくもその年の秋、モデルとなった ぺ・ヒョンジン君親子にも広島平和マラソンでお会いでき、
さらにブログでこの映画を語ることによって更に多くのスンウファンが知り合えた・・・・いろんな縁をつないでくれました。
(現時点では、唯一、スンウさんには会えていません・・・
)
当初この上映がわかった時には、監督来広の告知がなく、映画を見るだけでも充分と思っていました。
ところが、なんと チョンユンチョル監督が 映画祭ゲストとして来広されました。
「マラソン」と監督が初注目された短編(地元の高架橋事故のメモリアル)二本の映画上映後、ワークショップがありました。
そちらから記事にする方が良いのですが、今日は何と言っても、2005年の試写では壇上のお話を聞くだけだったチョン監督に、直接、「マラソン」の内容などお話ししたく
ワークショップ終了後、スンウファンの思いも込めて、お話かけてみました。
今回、会場に居たスンウファンは私だけだったかもしれませんが、
2006年夏にファン仲間で韓国に行かれた方の約15人程が、映画のラスト撮影地の「春川競技場」に行かれた集合写真、それと、幾人かがチョウォンの走ったコースを実際に走ってらっしゃるショットも紹介しました。
自分は現地に行ってなくても、ノリノリ! 行った気です。
英語と日本語が入り混じって通訳の方につないでもらう状態だったんですが、
「え?これ 春川? 皆さんはスンウファンクラブ??行ったんだね~」とにっこりされていました。
集合写真をざっとご覧になってました。
ヒョンジン君が広島(平和マラソン)を走ったことがあるというのもご存じだったようで、
「ヒョンジン君とお母さんにも会ったんですね・・フムフム・・」という感じで映画初見の方より、ちょっと趣の違った話もできました。
今回の来広はチョン監督の生徒さんが昨年第一回目のグランプリ監督で今年招待されているので、先生と生徒で一緒に来たということだったようです。
「マラソン」の内容としては、作中 いろんな形で出てくる「手」の表現の意味をお伺いしました。
監督の一番好きなシーンだという、ゴール間近のたくさんの人たちとのハイタッチは、社会とのつながり・・
マラソンスタートの時にチョウォンが母親から手を離していくのは自立・・
コーチとつないで走る手は 信頼・・・
会場の年齢層は、結構高かったです。
だからかやっぱり母親の立場で見てしまう女性が多くて、一生懸命頑張ったお母さんの苦悩のシーンには、涙をぬぐう姿が見られました。
そんな中で、映画頭のスンウ君の「セレンゲッティ・・」のナレーションから既に泣いてるのは私だけでした