今日は、スマイルさん、なみきさんのコメントで興味深いと言われた映画を紹介します。
「ねぎをサクサク、卵をポン」・・原題は「파송송 계란탁」と付いています。
この映画は、スンウ君の「マラソン」の製作と大体時期は同じ。
ネットで、主演二人の姿が印象的な、スチール写真を見た覚えがあります。
さて、この映画は、日本未公開なので、あらすじを紹介します。
夢破れ、今では、海賊版テープ作成の仕事に携わる経済的にもやっとの生活の
そこそこ女性とも遊び好きな主人公テギュ(設定は26歳
)の元に
高校時代のGFが母親でテギュが父親だと言い張る 少年イングォンが突如訪れます。
テギュはまさか自分に子供がいるはずは・・と思いつつも生い立ちを聞くと心当たりも・・。
でも、優雅な独身生活に突如子供は招かれざる客。
今のGFからは激怒されるし、その兄も登場してテギュにきつい態度をなげかけます。
適当にあしらって帰そうとするものの、少年はしっかり者で、テギュは振り回されてばかり。
そこで、少年がテギュに提案をします。二人で一緒に国内を徒歩縦断してくれたら、帰ってもいいと。
そして、始まる徒歩縦断。でも、なぜ、少年がテギュに「二人で国内縦断」を提案したのか
また、その道中でわかってきた重大な事実・・・?!
長い徒歩縦断は、この二人のお互いの気持ちが分かり合えるまでの道のりでもあります。
この映画は、二人が縦断を終えるところがラストシーンになりますが、会場ではハンカチが必要でした。
なぜか・・というのは、今ここでは内緒にしておきます。
(個人的にどうしても知りたい方は、メールくださいませ
penryura101@mail.goo.ne.jp)
で、長い前置きになりました。
添付写真のシーンが、この映画のタイトルにマッチしたシーンです。
縦断中、一文無しになったこの二人が、テギュの得意な弾きかたり歌で「おひねり」をGET。
そのお金でラーメン(おなじみ、ノンシムの辛ラーメン)をねぎや卵を買って民宿で贅沢に食べるのです。
このシーンで二人の心の距離もぐっと縮まってきます。(なんとラーメンが食べたくもなりました。)
最後に、ちょっと「マラソン」のスンウ君風、風貌のテジュを演じた イム・チャンジョンさん。
この方は、映画にも数本主演で出演がありますが、元来は大賞歌手だそうです。
なので、おひねりをもらうシーンでの歌がとても心地よかったのだとわかりました。
少年役のイ・インソン君。彼もまた、主役に負けない子役。すばらしかったです
<動画予告のあるページ>