~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

2013.9.5~8 屋久島旅行記6 縄文杉(縄文杉ツアー)

2013-09-21 09:03:55 | ・2013.8 屋久島旅行記

なんとかウィルソン株までは行きたいと行っていたかみさんも元気に縄文杉を目指します^^

10:16 ウィルソン株から急勾配の階段を登り、さらに山道へ。

このような茶色い「ヒメシャラ」があちこちに見られます。

10:18 逆さ杉

逆さに立っているような杉です。メドゥーサの頭のようです(笑) いや~スゴイ枝ぶりですね。ガイドさんの声が聞こえなければ、下ばかり

見て歩いているので気が付かなかったでしょう。

10:28 ヒメシャラ

ヒメシャラ(姫沙羅、学名:Stewartia monadelpha)はツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。いや~でっかいです。

なんか、セクシーに見えるのは私だけ???(笑

10:49 登ります。

この辺りで数匹のヤクザル、その下をゆくヤクシカの親子に出逢いました。

サルの落とした木の実とかを拾ってシカが食べるため、サルとシカが同時に見られることが多いそうです。写真はブレブレで割愛^^;

10:58 小人の国にいるようですよねー。

11:19 歩き・登り始めて6時間弱。ついに縄文杉に到着!

縄文杉

展望台から、ちょっと遠いんですよねー。展望台も一箇所しか開放していないため、誰がとってもこのショットです。

それでも、ちょびっとウルウルしました(笑

縄文杉

縄文杉は、太さで予測すると7,200年、科学的検査では推定樹齢2170年とされているようです。他の屋久杉(屋久島の標高500mを

超える山地に自生するスギで樹齢1000年以上のものは「屋久杉」、それ以下だと「小杉」と呼ばれます)に比べて表面が白っぽいです。

「老木」!!って感じですねー。

kouchaが高塚小屋方面のトイレに行っている待ち時間に、じっくりと縄文杉を味わいました。縄文杉を囲む歩道はループ・一方通行に

なっています。非常に混んでいるときには、この展望場所に長い渋滞ができるそうです。縄文杉から少し戻った辺りで昼食~。

12:33 なんか耳たぶのようなコブのくっ付いた杉です。

もっと縄文杉でユックリしたかったですが、そろそろ戻らないと18:00最終のバスに間に合いません。この最終バスに間に合わないと、

さらに3キロ下って、そこにある公衆電話でタクシーを呼ぶしか手がないのですわん。。。

12:35

さらに下ります。4人、バラバラのペースで歩いている(その方が疲れないし、自分のペースで歩けるので)ので、行きよりも写真を撮る

時間がとれます。が、後方からガイド付きのパーティにどんどん抜かれます。彼らは、すごいスピードで手を振り上げながら飛ぶように

歩いていきます。たぶん、早めのバスで帰ろうという事なのでしょうね。やっつけ仕事みたいで、パーティの人たちもこの森を堪能でき

ないだろうなあ。団体行動、トイレ休憩などもあるから仕方ないのかもしれないけど。

12:42

私たちも、帰りのバスの時間に束縛されて、急かされているのですけどね。途中で、縄文杉に向かう4人ほどのパーティとすれ違い

ました。ん?こんな時間に?帰ってから調べたら、縄文杉の近くの高塚小屋で一泊して、朝陽の縄文杉を観るツアーがありました。

これなら、ゆっくりと堪能できますね^^

12:43

なんて名前の杉か忘れちゃいました。杉に抱きついているようですよねー。

12:45 どんどん降りていきます。

12:46

こうやってスキンシップできる杉があるのもいいですよね。 

下から見上げて・・・

13:00 夫婦杉

3m程離れた2本の巨木の枝が10m程の高さでつながっている。癒合しやすいスギは根元から合体している例が見られるが、これほど

高い位置でつながっているのは珍しい。夫婦が手をたずさえた姿がたくましい巨木ながらほほえましい。

13:04 大王杉

縄文杉と雰囲気が似ています。老木!って感じですね。写真構図的にも美しいです。

急斜面にあり、根元の上と下で5.3mの落差がある。下部に大きな割れ目があり、中は空洞になっている。縄文杉が知られるまでは、

最大の屋久杉といわれて「大王」の名がつけられた。


13:12 どんどん下ります。

帰りもウィルソン株の中に入って、ゆっくり堪能してきました。

14:48 大株歩道入り口まで戻ってきました。下りで膝裏が痛み出しました(歩き方の工夫、サポータ着用でもいつもと同じ結果でした。

どうしたもんかなあ。。。)が、なんとか無事に。。。トイレに寄って、ここからはひたすらトロッコ軌道を歩いて戻ります。

15:45 だんだん薄暗くなってきました。途中で4匹くらい野犬を見かけました。

16:07 巨木の株の苔にわずかに陽が当たって綺麗でした。

16:11 行きに綺麗な色合いが見えて、時間があれば降りてみたいなあと思っていた川です。多少、寄っても追いつけそうだったので、

わたしだけ降りて写真を撮りました。いや~、綺麗です。ここでもゆっくりしたかったなあ。。。

 

17:27(娘のiphone撮影)

トロッコ軌道から人工的な灯りが見えてきました。トンネルの灯りです。ここを通過すれば、まもなく出発点の登山口です。クルマの音や、

話し声がわずかに聞こえてきました。

17:29

荒川登山口に戻ってきました。最終一つ前のバスが、ちょうど行った後でした。最後のトロッコ軌道8km(15時~17時半)がとにかく

長かったです。着地足に意識を向けるヴィパサナー瞑想でもしながらと思ったのですが、足が痛くてそれどころではありません。考え事

をしようと思っても足が痛くてNGです。そこで飛び出したのが「アンパンマンのマーチ」歌うしかない!って感じでしたねー(笑)かみさん

は「線路は続くよどこまでも」(大笑) その後、私の応援しているロックバンド、瀬川洋&トラベリン・オーシャン・ブルーバーズの

「Who is Gombe」そして「なぜに生まれて」♪

特に「なぜに生まれて」は、トロッコ道に合ってましたねー。

荒川登山口に戻ると、登山口で働いている方から「ごくろうさま~」「お帰りなさい~」疲れ顔から思わず笑みがもれます。500円の寄付で、

屋久杉の箸置きを頂きました。

一息つくと18時最終のバスがやってきました。おそらくガイド付きだと10時間くらいだと思いますが、われわれは約12時間。まっ、それだけ

森を堪能できたという事で^^ この日は300人ほどが入ったようですが、GWなどでは1000人近く入る日もあるようです。トイレも縄文杉

も大渋滞でしょうね^^;

20~30代の女性が多かったですね。50過ぎ以上の方は、ガイドさんを除いて、ほとんどいませんでした。夏休み過ぎの日程だったから

かもしれませんね。なかなかハードなコースでした。

18:00ジャストに有無を言わさずバスは動き出しました。途中、ガイドさんが無線で連絡を取り合ってるようでしたので、おそらく下山組は

全て把握しているのでしょうね。屋久杉自然館前まで、私の席の前、その前、さらにその前の乗客がカーブを曲がるたびに頭がぶっ飛び

そうなほど左右に揺さぶられていました。よくこんなカーブの中で寝られるなあ。よほど疲れちゃったのでしょうね。

18:40位にバス停に到着。レンタカーに乗り換えて19:30位にホテルへ。長~~~~~~~~~~~~~~~い一日でございました^^

 

PS:ムスメとkouchaが、縄文杉、行きたい~~!と言い出さなければ、私の気質からして、この日帰りツアーには行かなかったでしょう。

調べれば調べるほど、行きたくなくなります。あまりの人と、単調なトロッコ道で(笑) この時間をかけるのであれば、他にもっと屋久島を

楽しむところはいくらでもあります。

何を目的にするのは人によって違います。自己顕示欲は満足されます(笑)このツアーの時間競争を目的とする人もいます。私的には、

縁があったから行けたのだと思っています。行かなければ、きっと行きたかったなあと思うのでしょう。これから縄文杉に行こうかなあと、

思っている人たち(限られた時間内で)は、「どうこの島で過ごすのが自分にとって有益か?」を第一命題にして、じっくり自分と向き合って

考える事もいい時間なのかもしれませんね^^ 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (長安)
2013-09-23 19:04:18
調べれば調べるほど、行きたくなくなる!!
でも行けたのは、地縁ですね。きっと。
あの、気圧の問題は、ないのですか?
屋久杉 デカスギ!! 人が鹿猪を追いかけていた頃から、じっと、見てきたのですね。
大切に守りたい自然です。
Unknown (長安さんへ)
2013-09-24 20:03:59
地縁かあ・・・いい言葉ですね^^

気圧の問題??
何でしょう?海抜ゼロから登るからですか?

屋久杉、確かにスゴイ風貌でした。
幹も白くて、「白髭の長老」って感じでしたね^^


コメントを投稿