2014年9月の読書メーター読んだ本の数:14冊
読んだページ数:4163ページ
ナイス数:130ナイス
政と源の
感想【図書館本】おおらかな源と、ちまちまといじましい政。なにか取り立てて大きな事件があるわけではない、日常の話だけれど、流れる時間が穏やかで読んでいて気持ちが和らぐ。最後のほうに政の幸せの光明が見えてなによりでした。
読了日:9月30日 著者:
三浦しをんレキシントンの幽霊 (文春文庫)の
感想昔読んだ村上春樹と違う印象。普通に読める(笑)。ところどころまどろっこしいけど(笑)
読了日:9月28日 著者:
村上春樹サヴァイヴ (新潮文庫)の
感想サクリファイスシリーズのサイドストーリー。『story Seller』に掲載されていたものも。伊庭メインの話は新鮮でした。ドーピングネタはもういい。石尾がいたころの「チーム・オッジ」の話が読んでいて面白いです。
読了日:9月23日 著者:
近藤史恵エデン (新潮文庫)の
感想ツール・ド・フランスの知識なんてないけれども、さまざまな駆け引きややりとり、チーム間の連携などストーリーに合わせて理解できる。でも一番の魅力は人間くささ、登場人物の気持ちの焦燥感や高揚感、とまどいなにからなにまで沁みてきます。次は「サヴァイブ」に続けて挑戦!
読了日:9月23日 著者:
近藤史恵サクリファイス (新潮文庫)の
感想「サバイヴ」を買うつもりがこれを買ってしまった…いいや、三部作を一気に読み切るぞ、と読み始めて、ところどころ思い出しながらだったけれども、ぐいぐい引き込まれて一気に読んでしまった。やはりラストが俊逸。ただ泣ける。さあ、続けて読むぞ!
読了日:9月22日 著者:
近藤史恵空飛ぶ広報室の
感想読む本がなくて本棚を探していたら、そういえば読んでないな、と。いろいろな角度から自衛隊を見るという意味ではよいかもしれませんね。ところどころ泣けました。だからといって、何の考えもなしに好きとはいえない作品。
読了日:9月21日 著者:
有川浩真相―神戸市小学生惨殺遺棄事件の
感想警察が主体的にマスコミを使った情報操作をしているのがよくわかった。報道や検察調書から見られるさまざまな矛盾や、警察が明確に語っていない、いろいろな事実。真相はきっともう明らかにならないだろう。少年Aが真実を語らない限り。
読了日:9月16日 著者:
中学3年生の子をもつ「父親」「母親」として知っておくこと―心をつかむ50のマニュアルの
感想Q&Aの事例形式なので、すんなりと理解しやすかったけれども、まったく当てはまらない場合は微妙…
読了日:9月16日 著者:
富田富士也何者の
感想就活でだんだんと自分が追い込まれていくひりひりした感じが一番、響いてしまった。それぞれの立ち位置と目線、最近のならでは話、痛々しい振る舞い…どれも就活で浮き彫りにされてしまうのが実感として伝わってくる。きっと就活を経験しただれもが、登場人物の誰かに投影しているんだろうな、って思っていたら最後のどんでん返しというかオチはこう来たか!じわじわと責めていたものが一気に刃をむき出す緩急のつけ方に引き込まれました。
読了日:9月13日 著者:
朝井リョウイマドキ男子をタフに育てる本の
感想いやいや、性教育の部分は驚きと納得。そしてどう子どもに伝えればよいのだろうかと考えてしまう。っというかこれを直接読ませたいわ~
読了日:9月10日 著者:
岩室紳也ざけんなよ 非行に走った少年の寂しさをあなたは理解できますか?の
感想子育てって難しいなあと。もちろん、子どもたちの言い分で、あまあますぎるのもあるけれども。与えすぎてもだめ、与えなくてもだめ。親の思いをどれだけ適切に伝えることができるかが大切。そして、子どもが何を望んでいるのかをきちんと受け止めることも大切。ようはいかに丁寧にコミュニケーションをとるかではないだろうか
読了日:9月10日 著者:
東京母の会連合会虹の岬の喫茶店 (幻冬舎文庫)の
感想映画の原作ということで読んでみました。なるほど、吉永小百合が演じたかったのはわかる。おそらくは、原作の設定だけが生かされてストーリーは別物になるんだろうなあと感じた。時間の流れがあまりにもゆったりしすぎていて…う~ん。まあ読みやすい本でした。
読了日:9月8日 著者:
森沢明夫ベンチウォーマーズ (メディアワークス文庫)の
感想登場人物一人ずつにスポットを当ててそれぞれの殻や壁を乗り越えていこうとする話。アホがひとり紛れ込んでいますが、総じて青春してます。甘酸っぱいです。
読了日:9月5日 著者:
成田名璃子明日の子供たちの
感想久しぶりの有川さん。相変わらず言葉の使い方が特徴的なんだけれど、なんていうか、雑になったなあ。視点(語り手)がころころ変わるんだけれどそこがうまくさばききれていない。ほかにもセリフの掛け合いのところも誰のセリフかぱっと分からなかったり。文庫になるときにはもっと整理されるのかな?
読了日:9月4日 著者:
有川浩読書メーター