一週間ぶりに子ザルが帰ってくるので、京都駅まで迎えにいかなくちゃ、と電車を待つと、
「前を走る電車が異常音のため停車して点検しています。そのため遅れます」
とアナウンス。
5分遅れが、10分遅れ、正直20分遅れると子ザルの電車に間に合わない。むむむ。車で行くか?とも思ったが
「電車が動き出しました」とアナウンスがあったので、とりあえず電車で、と。
でも、電光掲示板はさらに15分遅れと増えている…。
子ザルの性格上、駅について誰もいないと落ち着いて対処はできない。ましてや、携帯電話は勿論、今回はテレホンカードを持たすのも忘れた…。
仕方がないので、駅員さんに相談しに行った。事情を話して
「サンダーバードの中にいる子どもに伝言をお願いしたいのですが」
「動いているサンダーバードに連絡はとれません」
「はぁ?(うそつけっ)絶対ですか?」
「絶対です」
おいおい、そんなウソ臆面なくつくなよ。手を尽くせばあるだろうが。
手を尽くす気がないだけろうが。で、かなりぶちっとキレそうに。
で、相方と相談して「京都駅に直接電話しよう」という話になり、今度は相方が駅員さんに京都駅の電話番号を聞きに行った。
ホームで待っているが、帰ってこない。
そうこうするうちに、20分以上遅れて電車が入ってきた。
相方は戻ってこない…。う~ん、と思っていたら相方から電話。
「交渉しているから、電車に乗って」
と。
おそらくブチ切れたんだろうな、というのは伝わってくる。
電車に乗ってしばらくしてから電話がかかってきて
「とりあえず、京都駅で駅員さんが子ザルを捕まえて話してくれるようにお願いできたから」と。
あ~、こういうところ相方ってすごいなぁ~って思う。感謝。
で、京都駅前で、子ザルの乗っていたサンダーバードとすれ違い、京都駅でプラットホームに行こうとすると、二階の改札前で子ザルが「おかあさ~ん」と捕まえてくれた。
京都駅の若い駅員さんはさわやかだった。ありがとうございます~。
子ザルに聞いたら
「誰もおらんかったし、俺の乗った電車が間違ったのかと思った。降りてきょろきょろしてたら、駅員さんが声掛けてくれた」
「もし、駅員さんがいなかったらどうした?」と尋ねると
「多分、待ってたと思う」
次回からは、そういったこともきちんと約束しておかねば、と。
一本遅れて電車でやってきた相方とも合流して、無事に帰路につくことができました☆
ちなみに、相方も京都駅の電話番号を教えてくださいと言ったら
「京都駅に電話番号はありませんから」と言われたらしい。
そらぁブチギレますわ。