うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

照明について

2012年03月30日 | 日記
ここのところ新しい住まいの「照明やら」「追加の家具やら」あれこれ探しております。

幸いにも今の住まいの近くには家具屋やインテリアショップが
やたらと沢山ありますので、なかなか便利ではあります。


今日は照明編

出会ってしましました。
憧れのポールヘニングセン。

40年以上前のビンテージです。



まずはこちら  


  PH5 白


目黒消防署近くのビンテージ専門店で見つけた「ホワイト」
上品かつ優美。

現行品ほどの艶は無いにしろ、それがまたノスタルジックで良し。



次にこちら

   オレンジ


同じ店内にあった「オレンジ」
かなりインパクトのある色です。

でもそこは北欧デザインのすごいところで、派手さは全くない。
懐かしさとインテリア性が同居しています。

うーむ 良い!



すごーく迷って。
迷って、迷って 「オレンジ」をお買い上げ。



その帰り道のこと・・・

家から歩いて2分ほどのお店に「ブルー」のビンテージを発見。

   ブルー


こちらも40年以上前の品。
紫とブルーとが混じって、若干パステルぽい、絶妙な色。

「うーむ もう買っちゃったしなぁ・・・」

迷って迷って、ここでも迷って。
そして店のオーナーさんに5000円まけてもらって、なんと二つ目をお買い上げ。

こちらはソファーテーブルの上、リビングのメイン照明として使います。


もともと懐かしいものが大好きなので、今度の出会いには大満足。
新しい住まいで「自分より年寄の照明たち」に囲まれて暮らすことになりました。

どんな感じになるのかしらん。






リフォーム現場

2012年03月25日 | 日記
リフォーム中の現場に行ってきました。
今回は水回りは既存を使い、インテリアを一新。

「ローコストで北欧テイストを実現しよう!」


こちらが今回のリフォームのコンセプトです。


流石に古ーいマンションなので、あちこちくたびれています。

本当はスケルトンにしたいところですが、逆立ちしたってそんな予算は出てきません。
ビックリするくらいのローコストです。

ですので基本的には

 ・今の下地、建具は使いながら

 ・照明計画 と 家具レイアウトを一新

 ・安いクロスを使いながら

 (・2重サッシなどで冷暖房効率アップ ハード性能は重視)


どこまでリアルに 「70年代ごろの北欧モダンテイスト」を表現できるかに挑戦しています。
出来上がりに期待大です。


  リビング ダウンライトの穴だらけ

もともとの照明は沢山のダウンライトに 中央の大きなシーリングでした。
今回は照明計画を一新します。


  ダイニング

建具や造作はもともとのオーナーさんのセンスが良く、いい感じです。
使えるところは最大限利用します。


  床下地

床下地は一部腐っているところもあり、やりかえます。



同業者ですので、あれこれ注文したい気持ちを「ぐっとこらえて」
「伝えるところだけは伝えて」

現在現場は進行中でございます。



転居予定

2012年03月21日 | 日記

4月に引っ越しすることになりました。


とはいっても同じ区内でもう少しだけ「広いところへ」。

 ・今の住まいが家族3人で暮らすには少々狭く、
 
 ・そろそろ子供に部屋を作ってあげないと・・・


  今のダイニング


そんなことでここ1年ほどずっと住まいさがしをしておりましたが
ようやく手ごろな物件が見つかりまして・・・。


こんどの住まいは「目黒川の割と近く」。
都会ながらも季節を感じられるところが気に入っております。

現在若干のリフォーム中。
うーむ・・・楽しみであります。


書評 ~ 「論語」 現代語訳

2012年03月20日 | 書評
  目黒川

大分暖かくなってきました。
あと2週間もすれば桜が川辺を彩ります。


今週の書評です。

今週のチョイスはこちら

現代語訳 「論語」   斉藤孝 訳

  


「論語」とは、孔子を中心とする孔子一門の「言行録」。
孔子が書いたものではなく、孔子の弟子、その弟子の弟子が書いたものとされています。

孔子はいまから約2500年前の人物だから、「聖書」と並ぶ書物といっても過言ではないか・・・。


実際に「論語」から影響を受けた日本人は数多い。

もっとも有名なところでいうと「徳川家康」。
家康はこの論語を基準に政治を行い、徳川幕府を作ったといわれ、
徳川幕府が260年続いたのも、この論語の精神によるところが大きいと言われている。


全体を通して「学ぶことの大切さ」が説かれています。
「学び続けることによって、人生が形成される」


それは学問だけではなく、道徳、礼儀、広い意味での「人間としての在り方」です。
非常に高尚で、大切なことを説いています。


読んだ感想としては

・日本人が大切にする感覚 (努力、礼儀、謙虚さ、道徳、勤勉さ)が 孔子の考え方に近いことがわかる。
 日本の歴史上のかなりの人物がこの「論語」から影響を受けてきたのでしょう・・・。

そして

・実は孔子は「俺は!俺は!!」の人だった。のではないか・・・。

 「自分くらいスゴイ人物になると・・・」的な発言が結構見られます。
 うーん、やはり後世に名を残すくらいの偉人は、多少エラそうなところが必要なのでしょう。


・「○○○な人はダメだ!」
 人物や行動に対する全否定も多く見られます。

 ちょっと私には合わない感覚ですね・・・
 孔子にダメ出しするのもすごいことですが・・・ スイマセン。


「数千年前の書物」の現代語訳というだけあって、少々読みにくいのはご愛嬌でしょう。
5年後くらいにまた読んでみようかと思います。


震災から1年

2012年03月12日 | 日記
震災から1年が過ぎました。

この一週間テレビの特番を見ていました。
私は民放局の少し大げさな報道の仕方があまり好きではなく、もっぱらNHKを見ていました。

中でも南相馬市をはじめとする、福島第一原発関連のものを選んでみていました。
その多くは「まだまだ復興には程遠い」、そんなリアルな状況でした。


毎日のように目にしていた場所が、人々が、まだまだ「再出発」どころか
先の見えない不安に苦しんでいました。

「国は自分たちを本当に切り捨てようとしている・・・」

そんな風に思っている方々が数多くいます。
同じ国の中で、非常に悲しいことだと思います。




「頑張ろう日本・・・」

町中で見かけるこの文字も、原発周辺に関しては該当していないのかもしれません。

東京で暮らしていると、それくらいこの問題は遠く離れた外国のことのように扱われているし、
「自分のことで精一杯」、できればか「かわりたくない」、「ちょっと迷惑・・・」。

これが多くの人々の正直な気持ちなんだろうな・・・と思います。
全体の構造としては、「小学生のイジメ」とたいして変わらないレベルの低い話です。


私個人的には、この市民感情を作り出してしまったのはメディアの責任だと思っています。

・事実をなるべく装飾なしで、きちんと伝えようとする良質なメディアがあります。
・必要以上におもしろおかしく、不安を煽るような、質の悪いメディアもあります。

後者が多くの人々に受け入れられている。そして市民感情が出来上がっていってしまう。
とても残念なことだなぁと思います。


とても複雑な気持ちで過ごした一週間。
自分にできることは、4年半過ごした第二の故郷に「思いを寄せる」ことしかありません。

大変な状況にある人々に対して「恥ずかしくないよう」、しっかりと生きていきたいと思います。
自分が現在いかに恵まれた状況にあるかということを忘れずに・・・。