うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

凄い ペン

2011年01月31日 | 日記
「お気に入りの道具」というものは、誰にでも何かしらあるものです。

ワタクシの場合はこちら




三菱鉛筆のサインペン 【プロッキー】 。


私の職業柄、とにかく絵や文字を書くことがとても多い。

コンピューターCAD が発達して、手書きの図面を書くことは少なくなったけど
とりあえず「絵をかきながら」物事を検討する、ということは非常に大切なプロセスです。

頭の中だけで考えるのにくらべて、整理整頓でき、スピードも速い。


サインペンというのはボールペンに比べて、書き味が滑らかなのだけど
すぐにペン先がつぶれてしまい 「線が太くなってしまう」のが難点でした。

ただしこのプロッキーは違う。
滑らかなのに、堅くてつぶれない。
しかも反対側に「細字書き」もついていて、これがまた絶妙な太さなのです。




さらにペン関係でもう一つ。



トンボ鉛筆の着色ペン 【ブラッシュ ペン】


こちらのペンはご存知の方も多いかもしれません。
水彩絵の具がペンになったといえばわかりやすいかも。

住宅やインテリアというのは、茶色、グレー、ベージュといった中間色が多いのですが
その色合いが「絶妙」なのです。

まさしく【スーパーペン】



この二つを使えば、私の非常に稚拙な表現技法でも、なんとか許される程度の絵が描けてしまうのです。





日本の文房具は非常にレベルが高いと思います。
三菱さん、トンボさん、ありがとう。

書評 ~ 頭のいい子が育つ パパの習慣

2011年01月26日 | 書評


近所の公園で梅の木が花をつけました。

今年の冬は寒いので、少し早い早春の花が不思議に感じられます。



本日は久々の書評です。

今週のチョイスは  「頭のいい子が育つ パパの習慣」  清水克彦 著






子育て、教育 というと「お母さん」が中心! というイメージが強い日本だが
「こどもを伸ばすのは お父さん次第!」であるという。

このテーマをさまざまな家庭の調査、専門家の意見を分析しながら
自身の家庭の体験を交えつつ解説した内容だ。

我が家にも小1のこどもがいるので、実に興味津々 じっくり読んでみた。


父親は 母親に比べて、子供と接する時間が短い。
だからこそ 接する時間はとても有意義な意味を持ち、その効果も大きいのだそうだ。

大切なことは、子供の背中をどんどん押してあげること。
【こうあるべき】姿を 自身が示してあげることだという。


特に興味をひかれた内容を いくつかご紹介します。

・ピグマリオン効果を実践
  
 親が子供の可能性に確信を持ち、「この子は伸びる」と確信を持ち接する。
 一貫してプラスで考えると以心伝心で子供に伝わる。


・父親が夢を持ち、チャレンジする姿は子供に良い影響を与える。

 一番身近な社会人が「イキイキと頑張っているか」 「やる気なく 過ごしているか」
 それ次第で 「働く」ということへの意識がずいぶん変わってくる。


・家族で将来の夢について語り合う、短期的な目標も作ってみる。

 子供だけでなく 大人も目標に向かって頑張る。
 ただ「頑張れ」といっても、自主的に頑張れるものではない。


・「あなたはどう思う」と問いかける習慣をもつ。

 能動的ではなく、自分で考える習慣を身に着けさせる。
 一人の人間として 「自ら考え、行動する」ことができるようになる。


・横並びではだめ。競争やルールの厳しさを教えることも大事。
 
  どうしたら勝てるか、一緒になって考える。
  「社会の厳しさ」を日々体験している父親がその姿を見せることでその意識が芽生える。
 

・父親が 一人の人間として「当たり前の生活」を続けてきた家庭の子供は強い。

  
  

これらのことを実践するためには、子供と接する時間を持たなくては難しい。
そのための工夫が必要なのは言わずもがなです。

小さな子供のいるお父さん方、お互い頑張りましょう!


最近のラーメン屋について思うこと

2011年01月24日 | 日記

東京のいいところ。

それは美味いラーメン屋さんが沢山あること。


ただし「不思議に思う」というか、違和感を感じることもある。
それは最近のラーメン屋が 【勘違い】 と思しきサービス提供に走っていること・・・。

それは老舗の名店より、タケノコのように新しくできる新しい店に多く見受けられる。
その代表的なケースをいくつか検証してみましょう・・・



1. まず店員の声がデカい!


「ッシャイマセェェ!!!」

明るく元気が良い接客を通り越し、とにかくうるさい。
お客さんが入ってくるたび、「ッシャイマセェェ!!!」

こっちはビクビク、スープを溢しそうになりながら食するのである。

声がデカければ、ラーメンが美味くなるとでも思っているのかしらん。
とにかく不思議な接客である。



2. 食べ方に関するウンチクをやたら書きたがる。


「こう食すべし」 「このタイミングで○○を投入すべし」 などの文言が 店内各所に見受けられる。

それは「こうした方がおいしいですよ・・・」といった案内ではなく
もはや【強要】といってもよい。



3. 芸能人のサインを店内いっぱいに貼りたがる。


お笑い芸人、タレントなどのサインを自慢げに貼りたがる。
彼らの味覚が優れているのだろうか・・・。

料理人や料理評論家のサインが貼ってあるなら、まだ理解できるが・・・。
「ミシュランの調査員来ました」 とか。




そして ラーメン店の店員に うやうやしく「御馳走様でしたぁ!」と賛辞を述べて帰る客も不思議だなぁ。
(20歳前後の若者たちに多く見受けられる。)
これじゃお客様の方が「食べさせてもらってる」みたいだ。

「おいしかったです、御馳走様っ」 とスマートに言って帰るならまだ分かるが。


こんなこと考えているひねくれ者は私だけかしらん・・・
こんなネタ書いていたら、ラーメン食べたくなってきました。

Yチェア

2011年01月17日 | 日記
実家が新築する際、我々がプレゼントしたのが「Yチェア」。

言わずと知れた「ダイニングチェアの王様」です。






実家ではこれにニュージーランドで買ってきた白いムートンを
敷いて使っているのですが、なかなか良い雰囲気であります。

この椅子、全世界に50万脚以上出荷されているというからすごい・・・。

体をサポートするような座り心地、さっと滑らせられる軽さ
そしてなによりこの秀逸なデザイン・・・。


40年以上たっても愛され続けるウェグナーのデザイン力に脱帽です。

モーターレス な生活

2011年01月14日 | 日記
我が家では 【モーターレス】 な生活をしている。


東京は公共交通が便利なうえ、少し歩けば結構なところまで行ける。
健康的だし、どこでも堂々と飲んで帰ってくることができる!

福島で乗っていたフォルクスワーゲンもバイクも手放してこちらにやってきた。
そもそも東京で車を所有しようとすると、駐車場代だけで30,000円也。

そのほかに、ガス代、保険、車検、車両代などなど・・・、けっこうかかるのです。


それでもクルマが必要なときはある。
そんな時我が家では【レンタカー】の出番となる。


先日の帰郷時に借りたのがこちら・・・

 一世代前のプリウスです


そうトヨタが世界に誇るハイブリットカー 【プリウス】です。

このクルマは半分モーター、半分ガソリンエンジンで動きます。
減速時のエネルギーで発電し、その電気でモーターを回して動くのです。


  エネルギーモニター


スタート時はモーターだけで動くため、「えっ?」と驚くほど静か。

スピードが上がるにつれてエンジンが作動し、モーターは止まります。
減速のためアクセルを緩めると、モーターが逆回転して充電。

信号でストップするとすべての機械が「ストップ」し、全くの無音となるのです。


高速道路でも結構走ります。
しかもまぁまぁ静か・・・。

ちょっとしたショックでした。
こんな車を10年近く前に売り出していたトヨタの【企業としての力】に感動してしまいました。


そして福島県に入ったばかりの、いわき市のパーキングで更にびっくり。

  えっ?

200キロ以上走ったのに、燃料計がまだ【満タン】ラインを指している!


このプリウスなるクルマが あれだけ売れる理由がよーくわかったのでした。


ついでですがこのレンタカー、2日かりて7500円也。
おサイフにも地球にも優しい、【モーターレス】生活 のご紹介でした。