うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

京都の結婚式

2011年12月31日 | 日記
先日、高校の部活友達の結婚式に出るため【京都】へ行ってきました。
いまでもメンバーのほとんどが京都、滋賀近辺におります。

久々の京都、でもやはり京都の冬は寒い。



  京都五山送り火の一つが見えます


今回行った京都北山は関西チャペルウェディングのメッカ。
あちこちにオシャレな式場が並びます。
どこもこじんまりとして、なかなか良い雰囲気であります。

しかし冬の結婚式のガーデンセレモニーは寒かった。
花嫁さんなんてドレス、肩だし状態で大丈夫か?






「正直なところ」を申し上げますとですね、40前にもなりますと【結婚式】【しかも地方】なーんてことになると
「おめでたい」 よりも 「めんどくさ」 ってヨカラヌことを思ってしまします。(同年代の方々、僕だけじゃないですよね・・・)

しかし!今回はなかなか良い結婚式でありました。


料理も美味しく【完全に完食】です。











食材のほとんどが京都の地産品というフレンチ。
この年になると結婚式の一番の目的は【ゴハン】なのですよ。



  もう何回目?毎回やってるショートコントの準備


皆ともいろんな話が出来ました。

メンバーの一人が半導体開発をやっているのですが、彼の開発した「バッテリー制御チップ」が
なんと全てのi phone4sに入っているとのこと、びっくりしました。

今はi phone5に向けて準備中らしい。
みんな頑張ってるなぁ・・・。


  木屋町 


メンバーは2次会に繰り出していきましたが、翌日の仕事を恨みつつ私だけ東京へとんぼ返りです。
京都駅のおいしい【立ち食いうどん】で締めて、新幹線に駆け込み乗車するのでした・・・。


  これ食べずして 帰ることなかれ


あー、せっかく京都来たのになぁ。
次はゆっくりしたいものです。


今日で今年も終わり。
衝撃的な一年でした。

もう一つの地元、福島があんな状況にあることもあり、なかなか気持ちが落ち着かない日々が続きました。
でも東京にいる限りでは、もう完全に「過去の出来事」となっていますね。

ヒトは「忘れることができる」能力を持っています。
でも今回は「喉元過ぎれば・・・」ではすまされないと思います。

マスコミで散々流れた「頑張ろう、日本」。

結局あのコピーは 人々の心に根付くことはなかった、残念な限りです。
もし直接被災地に関係していなければ、自分だってそうだったと思います。
「自分の人間性」というものを考えさせられた一年でもありました。

【自分たちがしなくてはならないこと】【あるべき姿】
来年もしっかりそのことを考え、日々の生活を送っていきたいと思います。

年末ムード

2011年12月29日 | 日記

大分サボってしまいました・・・。


なんとか、なんとか、今年も無事仕事を納めてきました。
もうちょっと余裕のある時間を過ごしたいものです。

全ては自分のキャパ不足、能力不足によるもの。
来年はもうちょっと涼しい顔して仕事できるよう頑張ります。







そんなこんなしているうちに、クリスマスムードも一気に過ぎ去りました。
みなさまはどのように過ごされましたでしょうか。






2年生の息子は、ことしも「サンタさん宛ての手紙」を窓に貼っておりました。
うっすら「サンタさんの存在」に気づいているようですので、今年で最後かな・・・





とにかく寒くなりました。
銀杏の葉も色づき、歩道に黄金のジュータンを敷き詰めます。

東京はこの季節が一番美しい。

 薄暗い朝の出勤時、目黒通りがキレイです。



街は一気にお正月ムードに突入しましたね。
この雰囲気もまた良いものです。

日本人ならではのこの雰囲気、楽しみたいと思います。


 目黒の駅前で餅つきしていました。


書評 ~ 「ぼくらの頭脳の鍛え方」

2011年12月19日 | 書評


一週サボって 今週の書評です。
今週のチョイスはこちら・・・。





「ぼくらの頭脳の鍛え方」  立花 隆、佐藤 優   対談


二人のノンフィクション作家が、過去に読んできた膨大な書籍の中から「必読の教養書400冊」をピックアップ。
自らの読書体験とともに、教養論を対談形式で議論していくというもの。

今回は「ミスチョイス」な1冊。
自分には難解すぎる内容でした。

ただしジャンルが非常に幅広いのには驚きました。
これほどの書籍をよく読んできたものだなぁ、と感心。

自分の教養レベルの遥か上の議論を眺めている、というのも少々新鮮でした。


読書というのは自身の日常を離れた部分での「疑似体験」が出来る、とても貴重なもの。
そう言った意味では、たまにはこんな難解なものを読んでみるのもよいのかもしれないなぁ。


・対談の中で立花氏が「教養」の意味を

「その人の精神的自己形成に役立つすべてのもの」 と定義していました。

なるほど、なんとなく解る気もします。
自分の幅を広げていく意味でも、読書は続けなくてはなぁ・・・。

そんな感想を持った一冊でした。
こんな難しい本でも、何かしら得るものはあるものです。


以上、かなり短めの今週の書評。
来週はもう少し「まともなもの」を書きます。


電線 考

2011年12月12日 | 日記


日本の街はなぜイマイチ美しくないのか・・・

これはワタクシの持論なのですが、空を這う【電線】と【商業看板】のせいだと思っています。
今日は電線について考えてみます。


 空はこんなに青いのだけれど・・・


海外の都市に行くと、ほとんど電線を見かけません。
地中に埋設されているからですね。

東京でも大きな街では埋設が進んできましたが、住宅地や商店街ではまだまだです。
理由は「イニシャルコスト」と「各家庭への引き込みコスト」。

引き込みコストは道路の掘削を伴うためなのですが、日本では「道路工事」にやたらお金がかかります。
水道の引き込みでも道路掘削が絡むと「目玉が飛び出す」ような見積もりが上がってきます。


石原都知事が東京を「世界一美しい街にする」と公言しています。
その一環として電線埋設化にも力を入れているようですね。

常に強引な石原氏ですが、これに限ってはその強引さ応援しましょうか。
そのついでに看板も取り締まっていただければウレシイですが。


「電線」と「品のない商業看板」のない美しい空がいつか見たいものであります。


鉄道模型の夜

2011年12月07日 | 日記
先週末、職場の「少々早い」忘年会でした。

1次会のあと「もう少し飲みましょうか・・・」と先輩二人と【鉄道模型BAR】なるお店に・・・。



  Nゲージ 


新宿3丁目、靖国通りと明治通りの交差点近くのこのお店。
店内に入ると、大きなカウンターの内側に何本もの鉄道模型【Nゲージ】が走っています。


長い長い夜行列車が、夜のしじまをすべるようにゆっくりと走っていきます。
ヘッドライトはもちろんのこと、赤いテールランプ、そしてすべての車窓から仄かな明かり・・。

「どこへ行くんだろうか」夜汽車に揺られて・・・
実に心が癒されます。


大きな操車場、駅舎、ホーム、そして街路灯の燈る駅前の夜の街・・・




Nゲージというものをはじめてちゃんと見ましたが、これはハマりますよ。

何とも言えないノスタルジア。
そしてどこかに向かう自分がいます、空想の世界の旅。

ふと店内を見回すと、お客さんの多くが「鉄ちゃん」らしき雰囲気の方がた・・・。
一緒に来た先輩も何やら「ずいぶん鉄道に詳しい」。
「先輩も鉄ちゃんでしたか・・・」


  センパイ あなたも「鉄ちゃん」だったのね・・・


実に趣溢れる「新宿の夜」でした。