うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

バジルとトマト

2012年05月21日 | 日記
自宅玄関先のサツキの植込みが満開です。


サツキ


桜と並んで、日本の春を代表する花です。
道路脇の植え込みや、公共施設の植え込みなど、いろんなところで見かける花ですね。


桜と比べるとあまり注目されることがないですが、実はとても華やかな花。
種類もかなりたくさんあり、収集家もいるくらい奥が深いことでも知られています。







今日いつものスーパーからの帰り道。
街の花屋の店先にいろんな苗木が売られていました。


少々迷ったのち、「ミニトマト」と「バジル」を購入。
自宅の「猫の額」ほどの庭に植えます。




トマトは支えを組んだりと育てるのが少々面倒ですが、
こちらはあまり上に伸びない品種で育てるの簡単がらしい。

もう一方のバジルは勝手にどんどん大きくなるので楽です。






2,3週間もすればバジルは食べられるようになります。


以前の住まいはプランターでしたが、今回は地植えです。
他にも何か見つけたら植えてみようと思います。


ミントの花

2012年05月18日 | 日記
我が家の6畳ほどの庭。

そこに今、かわいらしい花が咲いております。





これなんだと思いますか?

ハーブの一種、ミントの花です。
前のオーナーさんが植えていたものを場所移動しました。

しかしミントってこんなに株がデカくなるとは知りませんでした。






赤くて、けなげな感じで、何とも言えない良い雰囲気です。






ごく少数派ですが、白い花も咲いています。



マンションの小さな専用庭ですが、なかなかどうして面白いスペースです。
なるべく早くデッキもくみたいなあと思っています。

追ってご報告します。

書評 ~ 「人生と仕事の段取り術」

2012年05月14日 | 書評
先週の後半は実に気持ちの良い日が続きましたね。

空を見上げれば青い空、1年で間違いなく一番いい季節。
ビューティフル・デイズ! U2の名曲が聞こえてきそうです。


今週の書評です。


今週のチョイスはこちら

「人生と仕事の段取り術」 ~ 小室淑恵 著




著者の小室氏は「ワーク・ライフバランスコンサルタント」

ワーク・ライフバランスとは何ぞや?
なんとなーく意味は推測できますが、ウイキペディアで調べてみると・・・


ワーク・ライフ・バランス(英: work–life balance)とは・・・

1.「仕事と生活の調和」と訳され、

2.「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、

3. 家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す。



すなわち、

・仕事一辺倒では「やりがいや充実感を持ちながら働く」ことは難しくなってくる。
   → ライフ=すなわちプライベートを充実させ、
   → そこからのアウトプットも仕事に活かし
   → 仕事においても更なる高いアウトプットを実現しながら
   → トータルでの生活の充実を図る

というもの。

バリバリの仕事人間の方からは「なーにヤワなこと言ってんだよ・・・」なーんて声が聞こえてきそうですが、
「ライフの時間」を捻出するために【超集中型】で仕事をしなくてはならない。

ワーク・ライフ・バランスの実現には「非常にハードな仕事の仕方」が必要なのです。


自分も「朝2時間早く出社して、定時帰り目標」にトライアルして1年半になりましたが、
ここ半年は仕事量が更に増え、仕事の仕方を見つめなおす必要があると思いこの本を手に取りました。

この本で出会った「実践したいこと」「残ったこと」いくつかご紹介します。


1. タイムリミットある働き方


・  ワーキングマザーの働き方がお手本。
    リスクを予想して、優先順位を考え、対策を練っておく。~ 子供の病気など予想外のリスクが付きまとう
    リミットの時間に向けて無駄を省いた働き方をする。  ~ 保育園お迎え という絶対のタイムリミット


・ 終わりをどこに置くかで、仕事のはかどり方は違ってくる。
   「脳はタイムトライアルの時に一番活性化し、クリエイティビティーが豊かになる。


・ 脳科学者  人間の脳は「30分で」と言われれば30分で結果を出すようにできている。
    大切なのは毎日タイムプレッシャーを脳に与え続けること。
    脳の処理能力を活性化させ高い能力を発揮するトレーニングになる。

・ アポイントを長引かせないコツ。何時から「何時まで」と終わりの時間も決めてアポをとる。
    長引きそうだったら「すいません、おしゃべりが過ぎました・・」とこちらのせいにする。


2. 休むことの大切さ


・ 何かを新しく始めるにはエネルギーがいる。
    週に2日きっちり休んで、すっきりとリフレッシュすることが必要。


・ 夜遅くまで仕事をすることが誠意ではない。本当に価値ある仕事をすることが誠意。

・ 翌日の仕事がしっかり見えているのと 「明日もきっと忙しい」漠然な不安を抱えるのとでは、
    家で過ごすリラックス度合いが違ってくる。 ~仕事量の把握、見える化が大切。



3. 本当に価値ある仕事とは・・・


・ 本当にいい提案とは、「変わりたがっている相手を上手に変えてあげる提案」


・ 自分のキャパは広がってもせいぜい1.5倍。メンバーを育てる方がよほど成長性がある。


・ お客様にとって一番いい仕事ってなにか。
    プロの仕事とは常に勉強し続けることが必要。


ワークライフバランスとは、単純に「遊ぶ時間を増やす」ことなのではない。
目指すところは「よりレベルの高い職業人になる」そのための手段である、そう理解しました。



~外に出て情報や知識をインプットしたり、
    お客様の価値観をもっと勉強することがプロの仕事をするために必要。

【 外 】とは「新しいコミュニティ」だけではないと思います。
目下のところ自分にとっては「家庭」でしょうか・・・。


新しいことをたくさん得た本でした。
今年度1番のおススメ!

ピアノがやってきた

2012年05月07日 | 日記

我が家にグランドピアノがやってきました。


私は全く音楽に縁がなく、当然ピアノなんて弾けませんが、
妻と息子がずーっと欲しがっており、「待望の導入」と至ったわけです。

「ピアノが欲しい」なんて初めは「冗談か!」と思っていましたが、本当に自宅に置くことになるとは・・・。


よって今回の家さがしは「グランドピアノありき」の家さがしでもありました。

それほど大きな家ではありませんが、15帖ほどのリビングにぴたっとピアノのレイアウトが決まったのが決めて。


「普通の家にグランドピアノなんて置けるのか・・・?」
などと思われるところですが、標準的なサイズのものであれば意外と置けます。




今回はピアノ搬入設置の一部始終をご紹介



ピアノはこんな姿でやってきます。
脚を外した状態で、入念に梱包され、立てた状態で運ばれてきます。


  梱包 側面




台車と布団を巧みに使いながら、設置位置まで運んでいきます。

  ピアノ梱包 正面




梱包をときながら、脚を順番に取り付けていきます。

  足 取り付け




最後に位置を調整。
布団で滑らせながら決めていきます。


  位置決め



今回は二人の作業でしたが、階段をあげたりする場合は三人で作業することもあるようです。
あんな重いものを階段をつかって上げていくなんて想像もつきませんね。







こんな感じでぴたっとレイアウトがきまりました。
ピアノそのもののスペースは2帖ほどですので、レイアウトさえ決まればそれほど無理なく置けました。

なかなか美しいものです。

書評 ~ 父の椅子・男の椅子

2012年05月02日 | 書評
久しぶりの書評です。

約一か月ぶりのチョイスはこちら





「父の椅子・男の椅子」  宮脇 彩 著


今は亡き建築家 宮脇壇(ミヤワキマユミ)氏の長女 彩氏。
彼女が父が生前に集めた「名作椅子たち」とそれにまつわるエピソードをつづった内容となっている。


宮脇壇氏は生前、住宅の世界ではトップの建築家。

「美しいモノ」をこよなく愛する彼の世界観は、独特ながらも非常に興味深い。
いろんなモノに興味をもち、豊かな生活を提唱し続け、多くの共感を呼びました。


彼が数ある興味の中で、もっともエネルギーを注いだのが「椅子コレクション」。
生活に密着した、欠かすことの出来ない家具である椅子。

建築家らしいチョイスです。


高くて買えませんが、僕も椅子は大好きであります。
彼のコレクションの好みと、僕の欲しい椅子がほぼ一致していたのは嬉しい限りです。

欲しい椅子を順番にあげていきますと・・・


1. ザ・チェア (ウェグナー)

  Yチェアで有名なウェグナーですが、最も美しいのはこれだと思います。
  シンプルながらも存在感抜群! 上品かつ優美な雰囲気はその名前の通り、椅子の頂点です。
  たまーに家具ショップで見かけますが、50万以上の値札がぶら下がり、
  「お手を触れないでください」のプレートも一緒です。

2. エッグチェア (ヤコブセン)

  こちらも北欧デザインを代表するヤコブセンの代表作のひとつ。
  秀逸な座り心地、包まれる安心感。
  特別な椅子のひとつです。

3. ラウンジチェア (イームズ)

  座り心地、得られるリラクゼーション。
  その秀逸なデザイン、存在感。
  家具ショップにあると思わず近寄ってしまう名作です。
  我が家のインテリアとは合いませんし、高くて買えませんが「気になる逸品」
  
  高ーいマッサージチェアを買うくらいなら、ぜひこちらを置くことをお勧めします。
  得られる満足感、豊かな時間は生活を変えてしまうくらいのインパクトがあります。


4. シューズロング (ル・コルビジェ)

  窓辺に置いて昼寝をしたい。
  サイズも大きすぎす、オブジェのように美しい。
  そしてうっとりするような「寝心地」。
  最強の安楽椅子です。


途中から思いっきり脱線してしまいましたが、彼の椅子とそれにまつわるエピソードは
どれも非常に面白い。

何か面白いことないかなぁ・・・。
そんなモヤモヤをお持ちの方はこの本を読んでみてはいかがでしょうか。

そして自分だけの特別な椅子を一脚。
生活が変わること間違いなしです。


おススメ!