昨日の宮日の茶の間。
5年前に子供さんをなくされたお母さんの話でした。
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今年の?5月はインフルエンザに感染したり、アレルギーが出たり体調が悪かった。
体調が悪いと気持ちも上がらず落ち込みこむことが多く、人の言葉に過剰に反応してしまい号泣されることもあったそうな。
(私も体調悪かったからわかるわかる!)
あまり親しくない方に
「親より先に逝くなんて、息子さん一番の親不孝をしたね」
といわれたり。
反対にやさしい言葉をかけてくれる方々の思いや、やさしさで癒される・・・
というような内容でした。
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ホントよね~。
逆縁って、これ以上のものはないほどの悲しみかもしれない。
「一番の親不孝」の言葉。言った方も、悪気なく言われたと思う。
でも、それは、親しか言っちゃいけないんじゃないか?
このバー様も、ジー様に、「いらんことを言う!」と、いつも叱られる。
今まで、自分が何気なく言った言葉が、よそ様を傷つけるようなことがあったかもしれない。
いや、あっただろう。いやいや、あった!それもたくさんあったはず。
そうだった時、本当にごめんなさい。許してくださいね。
あの時の私はもういません。今のバー様はあの時よりもほんの少しはましになっているかもです、
で、新聞を読み終えた、午前中。
遠縁の方から電話がありました。
詳しいことは書けませんが、子供さんが明日をも知れない状態だとのこと。
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なんて言ったらいいの?
どうはげましたらいいの?
ご両親の気持ちを思うと、言葉が出てこない。
新聞を読んだ後の悲しいシンクロ。
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この前から書いている「お寺は何のためにあるのですか?」にもありましたが、
それでも人は生きていかねばならない。
神仏を信じていたらご利益がある・・・のではなく、
生老病死、愛別離苦(愛する人と別れる苦しみ)、怨憎会苦(恨み憎しむ者とこの世で会わなければならない苦しみ)、求不得苦(ほしいものが手に入らない苦しみ)、五蘊盛苦(人間の体や心の欲望がかなえられない苦しみ)・・・これらをあわせて四苦八苦という。
人は誰も生きている以上、これらの苦しみから逃れられない。
それでも人は生きていかねばならない。
人間の長い歴史の中。すべての生まれてきた人たちは、この苦しみを通って人生を終えてきた。
時には、人生って非情。なんで?
それでも人は生きていかねばならない。
受け入れ、乗り越えていく。・・・しかない。
そのためにいろんな教えがあるんだろうな。
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な~んて、ない頭で、いろいろと考えました。はい。