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おにむら歯科の副院長のひとり言

四苦八苦

2019年06月24日 06時17分37秒 | 日記

昨日の宮日の茶の間。

5年前に子供さんをなくされたお母さんの話でした。

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今年の?5月はインフルエンザに感染したり、アレルギーが出たり体調が悪かった。

体調が悪いと気持ちも上がらず落ち込みこむことが多く、人の言葉に過剰に反応してしまい号泣されることもあったそうな。

(私も体調悪かったからわかるわかる!)

あまり親しくない方に

「親より先に逝くなんて、息子さん一番の親不孝をしたね」

といわれたり。

反対にやさしい言葉をかけてくれる方々の思いや、やさしさで癒される・・・

というような内容でした。

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ホントよね~。

逆縁って、これ以上のものはないほどの悲しみかもしれない。

「一番の親不孝」の言葉。言った方も、悪気なく言われたと思う。

でも、それは、親しか言っちゃいけないんじゃないか?

このバー様も、ジー様に、「いらんことを言う!」と、いつも叱られる。

今まで、自分が何気なく言った言葉が、よそ様を傷つけるようなことがあったかもしれない。

いや、あっただろう。いやいや、あった!それもたくさんあったはず。

そうだった時、本当にごめんなさい。許してくださいね。

あの時の私はもういません。今のバー様はあの時よりもほんの少しはましになっているかもです、

で、新聞を読み終えた、午前中。

遠縁の方から電話がありました。

詳しいことは書けませんが、子供さんが明日をも知れない状態だとのこと。

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なんて言ったらいいの?

どうはげましたらいいの?

ご両親の気持ちを思うと、言葉が出てこない。

新聞を読んだ後の悲しいシンクロ。

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この前から書いている「お寺は何のためにあるのですか?」にもありましたが、

それでも人は生きていかねばならない。

神仏を信じていたらご利益がある・・・のではなく、

生老病死、愛別離苦(愛する人と別れる苦しみ)、怨憎会苦(恨み憎しむ者とこの世で会わなければならない苦しみ)、求不得苦(ほしいものが手に入らない苦しみ)、五蘊盛苦(人間の体や心の欲望がかなえられない苦しみ)・・・これらをあわせて四苦八苦という。

人は誰も生きている以上、これらの苦しみから逃れられない。

それでも人は生きていかねばならない。

人間の長い歴史の中。すべての生まれてきた人たちは、この苦しみを通って人生を終えてきた。

時には、人生って非情。なんで?

それでも人は生きていかねばならない。

受け入れ、乗り越えていく。・・・しかない。

そのためにいろんな教えがあるんだろうな。

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な~んて、ない頭で、いろいろと考えました。はい。

 

 

 

 

 

 


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