おんぶでまた思い出しました。
うちの子たちは3人が3人とも、交通事故にあって跳ね飛ばされて、けがなし!の体験をしています。
そのたびごとに母は呼び出されて肝を冷やしてきました。
さて、例の二男が反抗期真っ盛りの頃です。たしか、高校生だったと思います。
夜の塾の帰りで、軽トラックと衝突!と、連絡が入りました。飛んでいくと、二男はまだ道路に横になって、起き上がろうとしてます。
「大丈夫ね!」ときくと、
「大丈夫。でもまだ立てん・・・」といいます。
救急車を警察の方がよんでいるとのこと。
でも・・・けがはないし、感覚はあるし、大丈夫そうだったので、救急車なんてとんでもない!お断りして、連れて帰ろうとすると、警察の方がどうしても「病院に行ってください。」と言われます。
「いや、もう連れて帰ります。」
「そういっても一応病院にいってもらわんと困る。」・・・といわれるので仕方なしなし、病院に連れて行くことにしました。
二男はまだ歩けないので、私がおんぶして車に乗せて、〇〇〇〇会病院にいきました。
もち、駐車場からは私がおんぶして待合室に行きました。
呼ばれて診療室に入ると・・・・多分、看護師さんから二男がおぶわれてきた様子や、傷が大したことないことなどを聞かれていたのだと思いますが・・・・
私より若い先生が、もう見るからに不機嫌そうな顔で私たち親子を睥睨(へいげい)して診療室に入ってきました。(この先生の表情は今でも忘れられません)[E:annoy]
「何で来たか?」といわんばかりです。
「あの、車にはねられて・・・・」というと、
「これくらいで病院に来て・・・」
私・二男「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
一言もかえせませんでしたぁ・・・ほら、内弁慶の私です。こう見えて、人には何も言えないの。ほんとよ!(警察に言われてって言えばよかった!だめよねぇ!頭が真っ白になるの)
軽い擦り傷にガーゼを当ててもらい、どちらも無言の重い空気の中。悲しい思いで、二男と二人、引き返したのでありました。
今思うに、きっと、大した傷でもないのにおおげさにも、超過保護で心配性な母親があまったれの男子高校生を背負ってきたのだ・・・と、軽蔑してあきれられていたのだと思います。(ま、ある程度は当たってるところもあるわね)[E:coldsweats01]
でも、本当のことは聞いてみなくてはわかりませんよね。
おかげさまで、帰るころには二男も歩けるようになり、また、いつもの不仲の親子に戻っていたのでした。
おんぶ・・・というと、あの、おんぶ(8月2日参照)とこのおんぶを思い出します。
ま、まだまだ人間ができていないとわかっています。いつまでもひっかかっていちゃダメよね。流せ流せ・・・
注)この前のためしてガッテン、みました?ストレス解消法でしたね!川の流れに散る落ち葉の上にいろんなことを乗せて流していきましょうってことでした。私にぴったりかも。[E:coldsweats01]